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公開番号2024113003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2024088491,2021055884
出願日2024-05-31,2021-03-29
発明の名称配線部材
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240814BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】防水部材の大きさをなるべく小さく抑えつつ、ジョイントコネクタを簡易に防水可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、複数の電線20とコネクタ30と防水部材とを備える。前記防水部材は、シート材41が前記コネクタハウジング32において互いに連なる前面32A、上面32C及び側面32Eを含む領域を覆うように曲げられている。曲げられる前の前記シート材41は、前記前面32Aと前記上面32Cとの間の縁部32X、前記前面32Aと前記側面32Eとの間の縁部32Y、及び前記上面32Cと前記側面32Eとの間の縁部32Zのうちのいずれか2つの縁部に対応する部分でつながっており、残りの1つの縁部に対応する部分で分離している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電線と、
前記複数の電線の端部が接続されたコネクタと、
シート材が前記コネクタの周りを覆うように前記コネクタの外形に沿って曲げられて形成された防水部材と、
を備え、
前記コネクタは、複数のキャビティが形成されたコネクタハウジングと、前記複数の電線同士を接続するジョイント端子とを含むジョイントコネクタであり、
前記防水部材は、前記シート材の一部であって前記コネクタハウジングを覆う第1シート部分と、前記シート材の他の一部であって前記複数の電線のうち前記コネクタハウジングの背面から延び出る部分を覆う第2シート部分とを含み、
前記第1シート部分は、前記シート材が前記コネクタハウジングにおいて互いに連なる前面、上面及び側面を含む領域を覆うように曲げられており、
曲げられる前の前記シート材は、前記前面と前記上面との間の縁部、前記前面と前記側面との間の縁部、及び前記上面と前記側面との間の縁部のうちのいずれか2つの縁部に対応する部分でつながっており、残りの1つの縁部に対応する部分で分離している、配線部材。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記コネクタハウジングと前記第1シート部分とが接触部位直接固定された部分を有する、配線部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
前記コネクタハウジングと前記第1シート部分とがテープ巻きされて固定された部分を有する、配線部材。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記防水部材には、前記コネクタハウジングのうち前記上面とは反対側の下面側に開口が形成されている、配線部材。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記複数の電線のうち少なくとも一本と前記第2シート部分とが接触部位固定されている、配線部材。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
曲げられる前の前記シート材は、前記前面と前記上面との間の縁部、及び前記上面と前記側面との間の縁部の2つの縁部に対応する部分でつながっており、前記前面と前記側面との間の縁部に対応する部分で分離している、配線部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、カバー部材を用いて、互いに嵌合する2つのコネクタを簡易に防水できる技術を開示している。カバー部材は、2つのコネクタの嵌合前に一方のコネクタに、縮んだ状態で設けられる。そして、2つのコネクタの嵌合後に、カバー部材が他方のコネクタまで拡張されることによって、2つのコネクタを簡易に防水可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-62675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防水部材の大きさをなるべく小さく抑えつつ、ジョイントコネクタを簡易に防水できることが望まれている。
【0005】
そこで、防水部材の大きさをなるべく小さく抑えつつ、ジョイントコネクタを簡易に防水可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、複数の電線と、前記複数の電線の端部が接続されたコネクタと、シート材が前記コネクタの周りを覆うように前記コネクタの外形に沿って曲げられて形成された防水部材と、を備え、前記コネクタは、複数のキャビティが形成されたコネクタハウジングと、前記複数の電線同士を接続するジョイント端子とを含むジョイントコネクタであり、前記防水部材は、前記シート材の一部であって前記コネクタハウジングを覆う第1シート部分と、前記シート材の他の一部であって前記複数の電線のうち前記コネクタハウジングの背面から延び出る部分を覆う第2シート部分とを含み、前記第1シート部分は、前記シート材が前記コネクタハウジングにおいて互いに連なる前面、上面及び側面を含む領域を覆うように曲げられており、曲げられる前の前記シート材は、前記前面と前記上面との間の縁部、前記前面と前記側面との間の縁部、及び前記上面と前記側面との間の縁部のうちのいずれか2つの縁部に対応する部分でつながっており、残りの1つの縁部に対応する部分で分離している、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、防水部材の大きさをなるべく小さく抑えつつ、ジョイントコネクタを簡易に防水することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。
図2は実施形態1にかかる配線部材を示す底面図である。
図3は実施形態1にかかる配線部材を示す側面図である。
図4は実施形態1にかかる配線部材を示す分解斜視図である。
図5は曲げられる前のシート材をコネクタに取付ける様子を示す底面図である。
図6は変形例にかかる配線部材を示す平面図である。
図7は変形例にかかる配線部材を示す側面図である。
図8は変形例にかかる配線部材を製造する様子を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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