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公開番号2024112041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016860
出願日2023-02-07
発明の名称電池システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H01M 10/6551 20140101AFI20240813BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】二次電池の異常発熱を抑制する上で有利になる電池システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る電池システムは、電池パックと、電池パックと接続される製品または充電器とを備えた電池システムである。電池パックは、二次電池と、二次電池の外面に接して二次電池を覆う伝熱層と、を備える。伝熱層の端部は、電極が配置された電極配置面に設置される。製品または充電器は、受熱部を備える。電池パックを製品または充電器に接続すると伝熱層の端部が製品または充電器の受熱部に接触する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電池パックと、前記電池パックと接続される製品または充電器とを備えた電池システムであって、
前記電池パックは、
二次電池と、
前記二次電池の外面に接して前記二次電池を覆う伝熱層と、
を備え、
前記伝熱層の端部は、電極が配置された電極配置面に設置され、
前記製品または前記充電器は、受熱部を備え、
前記電池パックを前記製品または前記充電器に接続すると前記伝熱層の前記端部が前記製品または前記充電器の前記受熱部に接触する電池システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記電池パックは、前記二次電池のセルの外面に接して前記セルを覆う伝熱層を備える請求項1に記載の電池システム。
【請求項3】
前記製品または前記充電器の前記受熱部が凸構造部を有し、
前記電池パックを前記製品または前記充電器に接続すると、前記二次電池の側面を覆う前記伝熱層に前記凸構造部が接触する請求項1または請求項2に記載の電池システム。
【請求項4】
前記伝熱層と前記受熱部との接触面に凹凸が設けられている請求項1または請求項2に記載の電池システム。
【請求項5】
前記電池パックは、前記伝熱層の外側を覆う断熱層を備える請求項1または請求項2に記載の電池システム。
【請求項6】
前記電池パックは、断熱層可動部を備え、
前記断熱層可動部は、前記伝熱層の前記端部及び前記電極を覆う第一位置と、前記伝熱層の前記端部及び前記電極を覆わない第二位置とに移動可能である請求項1または請求項2に記載の電池システム。
【請求項7】
前記製品または前記充電器が突出部を有し、
前記電池パックを前記製品または前記充電器と接続する時に、前記製品または前記充電器の前記突出部と前記断熱層可動部とが係合することで前記断熱層可動部が前記第一位置から前記第二位置へ移動する請求項6に記載の電池システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された従来の電池パックでは、二次電池の外周部を断熱層と放熱層で覆うことで、異常発熱が生じた場合に、電池パックの表面温度が過剰に上昇することを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-62093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充放電可能な二次電池は数多くの製品に使用され、大容量化が進んでいる。製品使用時、または、充電時に大容量の二次電池が発熱した場合、従来技術の放熱構造では、熱が外部へ十分に放出されず、二次電池の異常発熱による変形あるいは寿命の低下が懸念される。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、二次電池の異常発熱を抑制する上で有利になる電池システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池システムは、電池パックと、電池パックと接続される製品または充電器とを備えた電池システムであって、電池パックは、二次電池と、二次電池の外面に接して二次電池を覆う伝熱層と、を備え、伝熱層の端部は、電極が配置された電極配置面に設置され、製品または充電器は、受熱部を備え、電池パックを製品または充電器に接続すると伝熱層の端部が製品または充電器の受熱部に接触するものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、二次電池の異常発熱を抑制する上で有利になる電池システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る電池システムが備える電池パックを示す正面断面図である。
実施の形態1に係る電池システムの正面断面図である。
実施の形態1に係る電池システムの側面断面図である。
伝熱層と受熱部との接触面を拡大した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360度となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180度となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。また、以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電池システム1が備える電池パック2を示す正面断面図である。図2は、実施の形態1に係る電池システム1の正面断面図である。図3は、実施の形態1に係る電池システム1の側面断面図である。図3の断面は、図2の断面に対して90度回転した断面である。図2及び図3中の太い矢印は、熱の流れを表している。
(【0011】以降は省略されています)

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