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公開番号
2024111454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023015972
出願日
2023-02-06
発明の名称
カテーテル組立体
出願人
テルモ株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A61M
25/06 20060101AFI20240809BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】一方の手でカテーテル操作部材を操作してカテーテルを所望の長さで生体に挿入する間、他方の手でエコープローブを把持して、エコーを使用することができるカテーテル組立体を提供する。
【解決手段】カテーテル組立体は、カテーテル部材12と、針部材と、カテーテル操作部材30とを備える。カテーテル操作部材30は、ユーザの指によって操作されるために前記カテーテル部材から離れる方向に突出した複数のタブ38を有する。複数のタブ38は、カテーテルハブ16の先端161よりも先端側に配置された先端側タブ381と、カテーテルハブ16の先端161よりも基端側に配置された基端側タブ383とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
カテーテルと、前記カテーテルの基端部に固定されたカテーテルハブとを有するカテーテル部材と、
前記カテーテルに挿通された内針と、前記内針の基端部に固定された針ハブとを有する針部材と、
前記カテーテル部材に設けられ又は前記カテーテル部材に接続され、前記カテーテル部材を先端方向に移動させるためにユーザによって操作されるカテーテル操作部材と、
を備え、
前記カテーテル操作部材は、前記ユーザの指によって操作されるために前記カテーテル部材から離れる方向に突出した複数のタブを有し、
前記複数のタブは、前記カテーテルハブの先端よりも先端側に配置された先端側タブと、前記カテーテルハブの前記先端よりも基端側に配置された基端側タブとを有する、カテーテル組立体。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
請求項1記載のカテーテル組立体において、
前記基端側タブは、前記カテーテルハブの基端よりも基端側に設けられる、カテーテル組立体。
【請求項3】
請求項1記載のカテーテル組立体において、
前記基端側タブの突出高さは、前記先端側タブの突出高さよりも低い、カテーテル組立体。
【請求項4】
請求項3記載のカテーテル組立体において、
前記針ハブは、前記内針の上方で前記内針を覆う上壁を有し、
前記上壁は、前記基端側タブよりも基端側に配置され、
前記基端側タブの上端部は、前記上壁の先端面と向き合う、カテーテル組立体。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のカテーテル組立体において、
前記複数のタブは、前記先端側タブと前記基端側タブとの間に配置された中間タブを有する、カテーテル組立体。
【請求項6】
請求項5記載のカテーテル組立体において、
前記中間タブは、前記カテーテルハブの前記先端と前記基端側タブとの間に配置される、カテーテル組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテル組立体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、患者に対し輸液等を行う際に使用されるカテーテル組立体は公知である。この種のカテーテル組立体は、カテーテルと、カテーテルの基端に固定されたカテーテルハブと、カテーテル内に挿入された内針と、内針の基端に固定された針ハブとを備える(例えば、下記特許文献1、2を参照)。カテーテル組立体を使用する場合、内針及びカテーテルの各先端が生体の皮膚及び血管に穿刺された後、カテーテルが内針に対して進められることで、カテーテルが血管内に所定長さ挿入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再公表WO2019/124422号
米国特許出願公開第2022/0023598号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生体へのカテーテルの挿入を安全且つ確実に行うために、エコーが使用される。ユーザは、一方の手でカテーテル組立体を把持し、他方の手でエコープローブを把持する。特許文献1のカテーテル組立体を使用する場合、カテーテルの先端を生体に挿入する操作までは、カテーテル組立体を片手で操作することができる。しかし、特許文献1のカテーテル組立体では、カテーテルハブの先端よりも先端側にしか操作用のタブが設けられていないため、カテーテルの先端を生体に挿入した後は、もう片方の手でカテーテル操作部材を前進させる必要があり、エコーを使用することができない。特許文献2のカテーテル組立体では、カテーテルハブの先端よりも基端側にしか操作用のタブが設けられていないため、片手だけでカテーテルの略全長を生体に挿入することは困難である。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、カテーテルと、前記カテーテルの基端部に固定されたカテーテルハブとを有するカテーテル部材と、前記カテーテルに挿通された内針と、前記内針の基端部に固定された針ハブとを有する針部材と、前記カテーテル部材に設けられ又は前記カテーテル部材に接続され、前記カテーテル部材を先端方向に移動させるためにユーザによって操作されるカテーテル操作部材と、を備え、前記カテーテル操作部材は、前記ユーザの指によって操作されるために前記カテーテル部材から離れる方向に突出した複数のタブを有し、前記複数のタブは、前記カテーテルハブの先端よりも先端側に配置された先端側タブと、前記カテーテルハブの前記先端よりも基端側に配置された基端側タブとを有する、カテーテル組立体である。
【0007】
上記の構成によれば、カテーテル操作部材が先端側タブと基端側タブとを有するため、ユーザは、片手操作で、カテーテルを所望の挿入長さで生体に挿入することができる。従って、例えば、ユーザは、カテーテルの先端を生体に挿入するときだけでなく、一方の手でカテーテル操作部材を操作してカテーテルを所望の長さで生体に挿入する間、他方の手でエコープローブを把持して、エコーを使用することができる。
【0008】
(2)上記項目(1)記載のカテーテル組立体において、前記基端側タブは、前記カテーテルハブの基端よりも基端側に設けられてもよい。
【0009】
上記の構成により、より基端側に基端側タブが設けられるため、生体内にカテーテルの有効長さの略全長を挿入しやすい。
【0010】
(3)上記項目(1)又は(2)記載のカテーテル組立体において、前記基端側タブの突出高さは、前記先端側タブの突出高さよりも低くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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