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公開番号2024106707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023011112
出願日2023-01-27
発明の名称インダクタ及び電力変換回路
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類H01F 37/00 20060101AFI20240801BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化が可能なインダクタ及び電力変換回路の提供。
【解決手段】インダクタは、第1コアと、第2コアと、第3コアと、第1コア、第2コア、及び第3コアを互いに接続し、第1コアと第3コアとの間を周回する磁束、第2コアと第3コアとの間を周回する磁束、及び第1コアと第2コアとの間を周回する磁束を形成可能な接続部とを有する磁性部材と、第1コアに巻回された第1巻線と、第2コアに巻回された第2巻線と、第3コアに巻回され、第1巻線と第2巻線との間に接続された第3巻線とを備え、第1巻線を流れる電流によって第3コアに発生する磁束の方向と、第2巻線を流れる電流によって第3コアに発生する磁束の方向とが逆方向である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1コアと、第2コアと、第3コアと、前記第1コア、前記第2コア、及び前記第3コアを互いに接続し、前記第1コアと前記第3コアとの間を周回する磁束、前記第2コアと前記第3コアとの間を周回する磁束、及び前記第1コアと前記第2コアとの間を周回する磁束を形成可能な接続部と、を有する磁性部材と、
前記第1コアに巻回された第1巻線と、
前記第2コアに巻回された第2巻線と、
前記第3コアに巻回され、前記第1巻線と前記第2巻線との間に接続された第3巻線と、
を備え、
前記第1巻線を流れる電流によって前記第3コアに発生する磁束の方向と、前記第2巻線を流れる電流によって前記第3コアに発生する磁束の方向とが逆方向であるインダクタ。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第1コアと前記第2コアとは、第1方向において離れて位置し、
前記第3コアは、前記第1方向において前記第1コアと前記第2コアとの間に位置し、
前記第1コアと前記第3コアとの間の距離と、前記第2コアと前記第3コアとの間の距離とは等しい請求項1に記載のインダクタ。
【請求項3】
前記第1コア、前記第2コア、及び前記第3コアは、平面視において三角形の頂点に位置し、
前記第1コアと前記第3コアとの間の距離と、前記第2コアと前記第3コアとの間の距離とは等しい請求項1に記載のインダクタ。
【請求項4】
インバータ回路と、
出力回路と、
前記インバータ回路と前記出力回路との間に接続された請求項1~3のいずれか1つに記載のインダクタと、
前記インバータ回路の出力ノードと、前記第1巻線及び前記第2巻線のうちの少なくともいずれか一方との間に接続されたキャパシタと、
を備える電力変換回路。
【請求項5】
前記キャパシタは、前記第1巻線と接続された第1キャパシタと、前記第2巻線と接続された第2キャパシタとを含む請求項4に記載の電力変換回路。
【請求項6】
前記インダクタと前記出力回路との間に接続された絶縁型トランスをさらに備える請求項5に記載の電力変換回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、インダクタ及び電力変換回路に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、電界結合型のLLC共振コンバータが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-133822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、小型化が可能なインダクタ及び電力変換回路の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、インダクタは、第1コアと、第2コアと、第3コアと、前記第1コア、前記第2コア、及び前記第3コアを互いに接続し、前記第1コアと前記第3コアとの間を周回する磁束、前記第2コアと前記第3コアとの間を周回する磁束、及び前記第1コアと前記第2コアとの間を周回する磁束を形成可能な接続部と、を有する磁性部材と、前記第1コアに巻回された第1巻線と、前記第2コアに巻回された第2巻線と、前記第3コアに巻回され、前記第1巻線と前記第2巻線との間に接続された第3巻線と、を備え、前記第1巻線を流れる電流によって前記第3コアに発生する磁束の方向と、前記第2巻線を流れる電流によって前記第3コアに発生する磁束の方向とが逆方向である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
(a)は実施形態のインダクタの模式図であり、(b)は実施形態のインダクタの等価回路図である。
実施形態の電力変換回路の回路図である。
実施形態の変形例によるインダクタの模式図である。
実施形態の電力変換装置の回路図である。
図4の実施形態の電流経路を表した模式図である。
図4の実施形態の電流経路を表した模式図である。
実施形態のインダクタのコモンモード電流に対する等価回路図である。
実施形態の変形例による電力変換回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ構成には同じ符号を付している。
【0008】
図1(a)は実施形態のインダクタLcoの模式図であり、図1(b)は実施形態のインダクタLcoの等価回路図である。
【0009】
実施形態のインダクタLcoは、磁性部材10と、第1巻線W1と、第2巻線W2と、第3巻線W3とを備える。
【0010】
磁性部材10は、第1コア11と、第2コア12と、第3コア13と、第1接続部14aと、第2接続部14bとを有する。磁性部材10の材料として、例えば、MnZn系フェライトを用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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