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公開番号2024104565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008855
出願日2023-01-24
発明の名称コンデンサ、およびコンデンサの製造方法
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H01G 4/224 20060101AFI20240729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】生産性を向上させたコンデンサを実現する。
【解決手段】コンデンサ(1)であって、一対の電極(12)と、一対の電極間に位置する基材フィルム(11)とを含む容量素子(10)を少なくとも1つと、コンデンサにおいて容量素子をコンデンサの上面から離間させる位置固定部(41)と、容量素子の周囲を覆うように成型された容器(40)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンデンサであって、
一対の電極と、前記一対の電極間に位置する誘電体とを含む容量素子を少なくとも1つと、
前記コンデンサにおいて前記容量素子を前記コンデンサの上面から離間させるスペーサと、
前記容量素子の周囲を覆うように成型された樹脂と、を備えたコンデンサ。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記スペーサは、前記容量素子の前記コンデンサにおける位置を決める、請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項3】
前記容量素子を収容する絶縁体の容器をさらに備える、請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項4】
前記スペーサは、前記容器の一部である、請求項3に記載のコンデンサ。
【請求項5】
前記容器を収容する筐体をさらに備え、
上記樹脂は、前記筐体の内部において前記容器をも覆う、請求項3に記載のコンデンサ。
【請求項6】
前記筐体は、金属である、請求項5に記載のコンデンサ。
【請求項7】
前記容量素子の比重は、前記樹脂の比重よりも小さい、請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項8】
コンデンサの製造方法であって、
一対の電極と、前記一対の電極間に位置する誘電体とを含む容量素子を構成する工程と、
前記コンデンサにおいて、前記容量素子を前記コンデンサの上面から離間させるスペーサを配置する工程と、
前記容量素子の周囲を覆うように樹脂を成型する工程と、を含むコンデンサの製造方法。
【請求項9】
前記容量素子を、絶縁体の容器に挿入する工程をさらに含む、請求項8に記載のコンデンサの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はコンデンサに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
コンデンサは、電極と誘電体とから構成された容量素子を防護する目的で、樹脂によって封止されることが一般的である。容量素子の比重は、樹脂の比重よりも小さいために、一度で樹脂を注型すると樹脂に対し容量素子が浮き上がってしまう。そのために、電極が露出することがあり、コンデンサとしての絶縁性が保てなくなる。
【0003】
また、容量素子が樹脂で覆われていない部分があると、大気中の水分がコンデンサ内部に侵入し、コンデンサとしての特性が低下することが考えられる。
【0004】
そこで、特許文献1には、複数回に分けて注型することで樹脂封止を行い、絶縁性に加え、気泡が入り込まず、耐湿特性の優れたコンデンサを製造する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-116712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のような従来技術は、樹脂封止のための注型を複数回に分けて行うため、生産性が悪い問題がある。
【0007】
本発明の一態様は、生産性を向上させたコンデンサを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンデンサは、コンデンサであって、一対の電極と、前記一対の電極間に位置する誘電体とを含む容量素子を少なくとも1つと、前記コンデンサにおいて前記容量素子を前記コンデンサの上面から離間させるスペーサと、前記容量素子の周囲を覆うように成型された樹脂と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、生産性が高いコンデンサを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係るコンデンサの構造を示す側面断面図である。
実施形態1に係るコンデンサの構造を示す平面図である。
容量素子の構造を示す模式図である。
実施形態1に係るコンデンサ1の製造方法を示す図である。
実施形態2に係るコンデンサの構造を示す側面断面図である。
実施形態2に係るコンデンサの構造を示す平面図である。
実施形態3に係るコンデンサの構造を示す側面断面図である。
実施形態3に係るコンデンサの構造を示す平面図である。
実施形態4に係るコンデンサの構造を示す側面断面図である。
参考例に係るコンデンサの製造方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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