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公開番号2024112631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017818
出願日2023-02-08
発明の名称プラズマ処理装置
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H05H 1/46 20060101AFI20240814BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】設置面積に対して多くの被処理物を効率よくプラズマ処理することが求められている。
【解決手段】プラズマ処理装置(1)は、真空容器(10)と、一つの平面内において互いのアンテナに対し平行に配置され、高周波電流が流されてプラズマを発生させる複数本のアンテナ(23)と、真空容器内に、平面を挟んだ2面に被処理物(31)を固定する複数のホルダー(30)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
真空容器と、
互いに平行に配置され、高周波電流が流されてプラズマを発生させる複数のアンテナと、
前記真空容器内に前記複数のアンテナを挟むように配置され、複数の被処理物を固定する複数のホルダーと、を備えた、プラズマ処理装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記複数のアンテナのそれぞれは、第1方向に延伸し、
前記複数のアンテナは、前記第1方向に垂直な第2方向に並んでいる、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項3】
前記第1方向は、水平方向であり、前記第2方向は鉛直方向である、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
【請求項4】
前記複数のホルダーの少なくとも1つには、前記複数のホルダーに挟まれた空間にガスを導入する噴出口が形成されている、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項5】
前記複数のホルダーは、前記第2方向において、前記アンテナ同士の中央に前記複数の被処理物が位置するように、前記複数の被処理物を固定する、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
【請求項6】
前記複数のアンテナが位置する平面と前記被処理物の先端との間隔は、前記アンテナ同士の間隔以下となるように、前記複数のホルダーは、前記複数の被処理物を固定する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項7】
前記被処理物同士の間隔Dは、前記アンテナ同士の間隔をLとした場合において、L/10≦D≦L/2の条件を満たす、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項8】
前記複数のホルダーは、棒状の前記被処理物を、前記複数のアンテナが位置する平面に対して垂直になるように固定する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項9】
前記高周波電流の周波数は、13.56[MHz]またはその倍数である、請求項1から8のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項10】
前記被処理物に対し、ダイアモンドを成膜する、請求項1から8のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマを用いて被処理物を処理するプラズマ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プラズマを用いて被処理物を処理する技術が知られている。特許文献1には、2.45GHzのマイクロ波を用いたプラズマによって、ダイアモンドを成膜するCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相堆積法)装置が開示されている。
【0003】
一般に広く開放されている周波数帯として、マイクロ波以外に13.56MHzのRF帯もある。マイクロ波は、プラズマ密度がRF帯よりも高く、プラズマに対して高い電力を供給することができる。そのため、ダイアモンドの成膜において、マイクロ波のプラズマが広く用いられてきた。
【0004】
ここで、特許文献2には、RF帯のプラズマを用いて、原料ガスをCVDするプラズマ処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-091576号公報
特許第6341329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のような従来技術はRF帯を用いて、ダイアモンドをCVDすることが困難であった。また、特許文献2のようなプラズマ処理装置では、設置面積に対して一度に処理できる被処理物が限られており、スペ-ス効率が悪かった。
【0007】
本発明の一態様は、設置面積に対して多くの被処理物を効率よくプラズマ処理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るプラズマ処理装置は、真空容器と、アンテナであって、一つの平面内において互いの前記アンテナに対し平行に配置され、高周波電流が流されてプラズマを発生させる複数本のアンテナと、前記真空容器内に、前記平面を挟んだ2面に被処理物を固定する複数のホルダーと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、設置面積に対して多くの被処理物を効率よくプラズマ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
プラズマ処理装置の概要を示すモデル図である。
プラズマ処理装置の斜視図である。
プラズマ処理装置の側面図である。
プラズマ処理装置の平面図である。
プラズマ処理装置の前面図である。
図3においてアンテナを表示しなかった場合の側面図である。
噴出口の配置を変更した変形例であるプラズマ処理装置を示す側面図である。
被処理物の配置を変更した変形例であるプラズマ処理装置を示す平面図である。
アンテナの延伸方向を変更した変形例であるプラズマ処理装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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