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公開番号
2024104548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023008826
出願日
2023-01-24
発明の名称
透過潜像効果を有するセキュリティ媒体
出願人
独立行政法人 国立印刷局
代理人
主分類
B42D
25/333 20140101AFI20240729BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】積層構造を有することなく、暗がりでも適切にすき入れ等の潜像画像が視認可能なセキュリティ製品を提供する。
【解決手段】本発明は、光透過性を有する基材の少なくとも一部に、基材とは光透過性が異なり、かつ、等色で、反射光下では基材とは区別できず、透過光下では基材と区別できる潜像画像と、発光素子及びコイル型アンテナを有するセキュリティ媒体であって、セキュリティ媒体は単層構造から成り、潜像画像は反射光下では視認されず、透過光下では基材とは透過光量の差によって視認され、かつ、発光素子の発光によっても潜像画像が視認されることを特徴とするセキュリティ媒体に関するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光透過性を有する基材の少なくとも一部に、前記基材とは光透過性が異なり、かつ、等色で、反射光下では前記基材とは区別できず、透過光下では前記基材と区別できる潜像画像と、発光素子及びコイル型アンテナを有するセキュリティ媒体であって、
前記セキュリティ媒体は単層構造から成り、
前記潜像画像は反射光下では視認されず、透過光下では前記基材とは透過光量の差によって視認され、かつ、前記発光素子の発光によっても前記潜像画像が視認されることを特徴とするセキュリティ媒体。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記潜像画像は、すかし又は基材のエンボスから成ることを特徴とする請求項1記載のセキュリティ媒体。
【請求項3】
前記潜像画像は、すかしインキ又は光遮断性のインキにより形成されて成ることを特徴とする請求項1記載のセキュリティ媒体。
【請求項4】
前記潜像画像は、基画像を分割及び圧縮のうち少なくとも一方から成る要素を第1のピッチで複数形成されて成り、
前記要素に対応したレンズ要素又は光遮断要素が複数配置された判別部を前記基材に重ねて、前記発光素子が発光すると前記潜像画像が視認され、前記基材に対する観察角度又は前記判別部の位置を変えると前記潜像画像がチェンジ及び動的変化のうち少なくとも一方で視認されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセキュリティ媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子、コイル型アンテナ及び透過光下で視認できるすかしを有するセキュリティ媒体において、積層構造を有することがなく、暗がりでもすかしを視認できる従来にないセキュリティ媒体に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
銀行券、パスポート、印紙、切手、有価証券、身分証明書、各種チケット、セキュリティラベル等をはじめとするセキュリティ媒体は、偽造防止のために、様々な偽造防止技術が付与されている。
【0003】
この偽造防止技術の一つとして、用紙の薄厚又は繊維の粗密によって模様を形成して透過光下で視認させる、いわゆるすかし技術が存在する。このすかし技術は、一定量以上の光さえ存在すれば、あらゆる環境下で真偽判別が可能な技術であり、また、知名度も高いことから、古くから存在する古典的な技術であるにもかかわらず、今なお世界中の銀行券で用いられている。
【0004】
このような環境下において、古くから知名度の高い前述のようなすかし技術に加え、セキュリティ製品のセキュリティレベルを増大させてそれらをより改ざんしにくくするために、超小型集積回路デバイスとして、発光素子やアンテナ、無線ICタグ(RFID)デバイス等をそこに組み込むことは公知である(例えば、特許文献1)。
【0005】
また、意匠性向上の観点からは、非接触ICカードにおいて、発光素子の発光により隠蔽画像が視認できる技術として、ICチップ、アンテナ、発光素子を備えたコアシートと、表裏両側に設けられる外装シートの一方に画像形成領域を有した映写カードが開示されている。(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2011-525672号公報
特開2017-217863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術は、あくまでもセキュリティ製品を光に透かしてすかしを視認する技術であるため、暗がりではすかしを確認することによる真偽判別を行うことができないという課題があった。
【0008】
特許文献2の技術は、少なくともコアシートと保護層(上下)の3層構造にする必要があり、最後に熱プレス等の作業を要するため、製造性が悪いという課題があった。
【0009】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、積層構造を有することなく、太陽光等の所定の光に対して透過光下で視認できる画像が暗がり等の観察条件でも適切に視認可能なセキュリティ媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のセキュリティ媒体は、光透過性を有する基材の少なくとも一部に、基材とは光透過性が異なり、かつ、等色で、反射光下では基材とは区別できず、透過光下では基材と区別できる潜像画像と、発光素子及びコイル型アンテナを有するセキュリティ媒体であって、セキュリティ媒体は単層構造から成り、潜像画像は反射光下では視認されず、透過光下では基材とは透過光量の差によって視認され、かつ、発光素子の発光によっても潜像画像が視認されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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