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公開番号2024104174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008271
出願日2023-01-23
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24H 15/14 20220101AFI20240726BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】使用者が外出先から帰宅する時刻に応じて除菌運転を事前に完了させる上で有利になる給湯システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る給湯システムは、浴槽に接続される風呂循環流路の水を循環させる風呂循環ポンプと、風呂循環流路の水に紫外線を照射するUV照射手段と、風呂循環流路の水を循環させながらUV照射手段による紫外線を照射する除菌運転を実施可能な制御部と、使用者の外出先での滞在場所の情報を取得する滞在場所取得手段と、滞在場所における滞在時間の情報を取得する滞在時間取得手段と、を備える。制御部は、滞在場所と、滞在時間とに応じて、除菌運転の運転様態を決定する位置情報連携制御を実施可能であるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浴槽に接続される風呂循環流路の水を循環させる風呂循環ポンプと、
前記風呂循環流路の水に紫外線を照射するUV照射手段と、
前記風呂循環流路の水を循環させながら前記UV照射手段による紫外線を照射する除菌運転を実施可能な制御部と、
使用者の外出先での滞在場所の情報を取得する滞在場所取得手段と、
前記滞在場所における滞在時間の情報を取得する滞在時間取得手段と、
を備え、
前記制御部は、前記滞在場所と、前記滞在時間とに応じて、前記除菌運転の運転様態を決定する位置情報連携制御を実施可能である給湯システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
入浴人数を検知する入浴人数検知手段を備え、
前記制御部は、前記入浴人数と、使用者の帰宅予測時刻とに応じて、前記除菌運転の運転様態を決定する請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記入浴人数検知手段は、入浴人数と、使用者が入浴する入浴時間と、入浴開始から全員の入浴終了までの入浴期間とを取得でき、
前記制御部は、過去所定期間の、前記滞在場所と、前記滞在時間と、前記入浴人数と、前記入浴時間と、前記入浴期間のデータを学習することにより、次の使用者が入浴する時間を予測し、その予測された入浴時間に応じて、前記除菌運転の開始時刻と前記除菌運転の終了時刻と除菌能力を調整する請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記風呂循環ポンプの回転速度を変えることにより前記除菌運転時の除菌能力を調整可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記UV照射手段の出力を変えることにより除菌能力を調整可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項6】
使用者がユーザーインターフェースを用いて前記除菌運転の終了時刻を設定可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項7】
使用者がユーザーインターフェースを用いて前記位置情報連携制御を有効または無効にできる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項8】
ユーザーインターフェースに前記除菌運転の開始または運転中またはその両方を報知する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。
【請求項9】
ユーザーインターフェースに前記除菌運転が開始するときに使用者に許可を求める報知を実行する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された従来の給湯システムでは、除菌運転以外の他機能運転の実行の有無にかかわらず、終了予定時刻に除菌運転を完了させる上で有利になる給湯装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-114933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で提案された給湯装置は使用者が予め設定した終了予定時刻に除菌運転を完了させる制御であるため、使用者が終了予定時刻とは異なる時刻で外出先から帰宅した場合、除菌運転が完了していないおそれがあるため、利便性を損なうことが課題である。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、使用者が外出先から帰宅する時刻に応じて除菌運転を事前に完了させる上で有利になる給湯システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給湯システムは、浴槽に接続される風呂循環流路の水を循環させる風呂循環ポンプと、風呂循環流路の水に紫外線を照射するUV照射手段と、風呂循環流路の水を循環させながらUV照射手段による紫外線を照射する除菌運転を実施可能な制御部と、使用者の外出先での滞在場所の情報を取得する滞在場所取得手段と、滞在場所における滞在時間の情報を取得する滞在時間取得手段と、を備え、制御部は、滞在場所と、滞在時間とに応じて、除菌運転の運転様態を決定する位置情報連携制御を実施可能であるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、使用者が外出先から帰宅する時刻に応じて除菌運転を事前に完了させる上で有利になる給湯システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る給湯システムを示す図である。
除菌運転のときの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下の説明において、「水」、「湯」、「温水」、「湯水」等の記載は、原則として、液体の水を意味し、冷水から熱湯までもが含まれうるものとする。また、本開示において、「除菌」とは、雑菌の少なくとも一部を不活化して、その繁殖を抑制することに相当する。本開示において「雑菌」とは、ウイルス、原核生物、花粉、カビなどの真菌、原虫のうちの少なくとも一つを含む。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による給湯システム35を示す図である。本実施の形態では、貯湯タンク8を備えた貯湯式の給湯システム35を例に説明するが、本開示による給湯システムは、貯湯式給湯システムに限定されるものではなく、貯湯タンクを備えない瞬間式の給湯システムでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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