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公開番号2024103650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024088165,2021504760
出願日2024-05-30,2019-07-26
発明の名称近視の進行を減少させるための電子コンタクトレンズの光学設計
出願人アキュセラ インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02C 7/04 20060101AFI20240725BHJP(光学)
要約【課題】近視の進行を減少させるための電子コンタクトレンズの光学設計の提供。
【解決手段】ソフトコンタクトレンズは、複数の光学要素に結合される複数の光源を備える。複数の光源および複数の光学要素は、ソフトコンタクトレンズ材料に埋め込まれる。該複数の光学要素はそれぞれ、着用者の周辺網膜の前に合焦される画像を発生させる。いくつかの実施形態では、画像はそれぞれ、ある場所における周辺網膜の前に距離を置いて合焦され、画像はそれぞれ、焦点深度と、空間分解能とを備える。焦点深度は、距離未満であり得、空間分解能は、場所における周辺網膜の空間分解能を上回り得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連技術の相互参照)
本願は、その開示が本参照によってそれらの全体として組み込まれる、2018年7月30日に出願され、「ELECTRONIC CONTACT LENS TO DECREASE MYOPIA PROGRESSION」と題された、米国仮特許出願第62/711,909号、および2019年5月4日に出願され、「OPTICAL DESIGNS OF ELECTRONIC CONTACT LENS TO DECREASE MYOPIA PROGRESSION」と題された、米国仮特許出願第62/843,426号の35 U.S.C. § 119(e)の下の利益を主張する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近視または近眼は、遠方の物体が網膜の前方に合焦される屈折異常である。これは、眼の軸長に関連し得る。一般に、眼の軸長の1.0mmの増加は、2.5ジオプタ(「D」)の近視の増加に対応する。
【0003】
眼鏡のレンズ、コンタクトレンズ、および屈折矯正手術が、近視等の眼の屈折異常を治療するために使用されることができる。これらのアプローチは、近視を治療することに効果的であり得るが、眼は、近視の量が増加し続けるように、軸方向に成長し続け得る。近視の比較的に高い有病率は、軸方向成長の発症機序および軸方向成長を対象とした可能性として考えられる治療の開発を理解するように研究を促してきた。
【0004】
近視は、遺伝的原因を有することが公知であるが、近視の発生率の劇的増加は、遺伝的要因のみによって解説されることができず、むしろ、それらは、単に、改変した環境条件、具体的には、長距離から短距離および開放空間から封入空間への視覚習慣の偏移に適応する視覚系の優れた能力として解釈されなければならない。
【0005】
医薬品治療が、軸長成長と関連付けられる近視を治療するために提案されているが、これらの治療は、少なくともいくつかの事例では、準理想的結果を有し得る。アトロピンおよび他のムスカリン様作用薬が、近視の進行を減速し得るが、治療後のリバウンド効果および長期的治療と関連付けられる短期ならびに長期副作用についての可能性として考えられる懸念が、これらの薬物の広範な使用を妨げている場合がある。
【0006】
いくつかの研究は、近視の進行における網膜の焦点ぼけの役割を示唆している。動物実験は、屈折の発達および軸方向成長が、眼の有効屈折ステータスと関連付けられる視覚フィードバックによって調整され得ることを実証した。本開示に関連する研究は、網膜の周辺における視覚信号が、中心視から独立した様式で眼の形状および軸長に影響を及ぼし得ることを示唆している。
【0007】
本開示に関連する研究は、眼がより近視になるにつれて、網膜の外郭がより非球面になることを示唆している。近視の眼および従来的補正を用いた網膜上の画像シェルの実施例が、Eye & Contact Lens, 2018; 44: pp 231内のCooper, J, “A Review of Current Concepts of the Etiology and Treatment of Myopia”に説明されている。従来的球面レンズを用いると、近視の眼の周辺非球面網膜が、網膜の後ろに集束される光を受光する一方で、光は、網膜の中心において集束され、十分な軸長を伴う眼と同様に、周辺光が網膜の後ろに集束されるため、成長信号をトリガし得る。従来の球面または円環体レンズ(例えば、コンタクトレンズもしくは眼鏡のレンズ)は、概して、さらに近視になる網膜への成長信号を停止するであろう、屈折補正のために要求される最適な形状に合致する、画像シェルを発生させることができない。1つのアプローチは、非球面網膜の周辺領域上に光を集束させる、非球面レンズを提供することになっている。
【0008】
近視の進行を防止するための以前の屈折補正デバイスは、少なくともいくつかの事例では、準理想的結果を生成し得る。周辺網膜において適切な焦点を提供するための屈折補正は、極めて非球面の光学系によって作成され得る、極めて非球面の画像シェルを要求し得る。残念ながら、そのような非球面光学系は、実質的な収差を伴う中心画像を発生させ、少なくともいくつかの事例では、遠方視力を損ない、着用者の視覚の質を低減させ得る。1つのアプローチは、中心視への有意な収差を伴わずに遠視力を提供するために、非球面性の量を約2Dまたはそれ未満に限定することになっているが、非球面性の量への本限定はまた、網膜の周辺部分への補正の量も限定し得、いくつかの事例では、準理想的治療につながり得る。
【0009】
動物モデルにおける研究ならびに臨床研究は、画像のぼやけが遠視または近視であるかどうかに応じて、縦方向色収差の符号が反対であろうため、可能性として、縦方向色収差をガイドとして利用することによって、網膜が、「プラスぼやけ」と「マイナスぼやけ」を、または近視焦点ぼけによって引き起こされる画像のぼやけと遠視焦点ぼけを区別し得ることを示唆した。しかしながら、以前の臨床アプローチは、少なくともいくつかの事例では、近視の進行を減少させるために、色収差に十分に対処している場合とそうではない場合がある。
【0010】
したがって、近視の進行を減少させるために、効果的な周辺遠視焦点ぼけを提供しながら、若年着用者による快適性および性能の期待を満たし得る、新しいアプローチが必要とされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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