TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024118281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024632
出願日
2023-02-20
発明の名称
フィルタ部材、レンズ及び作業システム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
5/22 20060101AFI20240823BHJP(光学)
要約
【課題】ディスプレイの見え方を改善する。
【解決手段】ディスプレイを見る場合に使用されるレンズが備えるフィルタ部材は、基材と、基材に分散された1種類以上の吸収色素と、を含む。1種類以上の吸収色素の吸収スペクトルは、460nm以上530nm以下の範囲にピーク波長λ1が位置する第1吸収ピークと、650nm以上780nm以下の範囲にピーク波長λ2が位置する第2吸収ピークと、を有する。ピーク波長λ1及びλ2の各々におけるフィルタ部材の透過率は、40%以下である。フィルタ部材の透過スペクトルにおいて、ピーク波長λ1を含む透過率の谷の半値幅は、60nm以下である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ディスプレイを見る場合に使用されるレンズが備えるフィルタ部材であって、
基材と、
前記基材に分散された1種類以上の吸収色素と、を含み、
前記1種類以上の吸収色素の吸収スペクトルは、
460nm以上530nm以下の範囲に第1ピーク波長が位置する第1吸収ピークと、
650nm以上780nm以下の範囲に第2ピーク波長が位置する第2吸収ピークと、を有し、
前記第1ピーク波長及び前記第2ピーク波長の各々における前記フィルタ部材の透過率は、40%以下であり、
前記フィルタ部材の透過スペクトルにおいて、前記第1ピーク波長を含む透過率の谷の半値幅は、60nm以下である、
フィルタ部材。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との間隔は、120nm以上300nm以下であり、
前記第1ピーク波長以上、前記第2ピーク波長以下の範囲における前記フィルタ部材の透過率の最大値は、80%以上である、
請求項1に記載のフィルタ部材。
【請求項3】
530nm以上650nm以下の範囲における前記フィルタ部材の透過率の最小値は、50%以上である、
請求項1又は2に記載のフィルタ部材。
【請求項4】
380nm以上460nm以下の範囲における前記フィルタ部材の透過率の最小値は、50%以上である、
請求項1又は2に記載のフィルタ部材。
【請求項5】
前記フィルタ部材の透過色は、相関色温度が4000K以上7500K以下の範囲で、かつ、色偏差duvが±0.02以内の範囲である白色点からの距離Δu’v’の絶対値が0.02未満である、
請求項1又は2に記載のフィルタ部材。
【請求項6】
前記フィルタ部材の視感透過率は、65%以上である、
請求項1又は2に記載のフィルタ部材。
【請求項7】
前記基材は、樹脂基材である、
請求項1又は2に記載のフィルタ部材。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のフィルタ部材を備えるレンズであって、
メガネ、サングラス又はゴーグル用のレンズ。
【請求項9】
請求項8に記載のレンズと、
ディスプレイと、を備える、
作業システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルタ部材、レンズ及び作業システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ディスプレイの表面に色再現改良のために取り付けられる光学フィルタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-203436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ディスプレイの見え方を改善することができるフィルタ部材、レンズ及び作業システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るフィルタ部材は、ディスプレイを見る場合に使用されるレンズが備えるフィルタ部材であって、基材と、前記基材に分散された1種類以上の吸収色素と、を含み、前記1種類以上の吸収色素の吸収スペクトルは、460nm以上530nm以下の範囲に第1ピーク波長が位置する第1吸収ピークと、650nm以上780nm以下の範囲に第2ピーク波長が位置する第2吸収ピークと、を有し、前記第1ピーク波長及び前記第2ピーク波長の各々における前記フィルタ部材の透過率は、40%以下であり、前記フィルタ部材の透過スペクトルにおいて、前記第1ピーク波長を含む透過率の谷の半値幅は、60nm以下である。
【0006】
本発明の一態様に係るレンズは、上記一態様に係るフィルタ部材を備えるレンズであって、メガネ、サングラス又はゴーグル用のレンズである。
【0007】
本発明の一態様に係る作業システムは、上記一態様に係るレンズと、ディスプレイと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ディスプレイの見え方を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係るフィルタ部材を備えるレンズ、及び、当該レンズを備えるメガネの外観斜視図である。
図2は、実施の形態に係るレンズを備える作業システムの構成を示す図である。
図3は、実施例に係るフィルタ部材が含む吸収色素の吸収特性を示す図である。
図4は、実施例に係るレンズの透過特性を示す図である。
図5は、ディスプレイ及び太陽光の波長特性を示す図である。
図6は、実施例に係るフィルタ部材を介してディスプレイを見たときのディスプレイ及び太陽光の反射光の波長特性を示す図である。
図7は、実施例に係るフィルタ部材の有無によるディスプレイの色域の違いを説明するためのxy色度図である。
図8は、実施例に係るフィルタ部材によるディスプレイの色域改善率を説明するための図である。
図9は、実施例に係るフィルタ部材の外観色を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本発明の実施の形態に係るフィルタ部材、レンズ及び作業システムについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
カンタツ株式会社
撮像レンズ
24日前
キヤノン株式会社
鏡筒
24日前
古河電気工業株式会社
融着機
3日前
有限会社宮城運輸機工
管内検査カメラ
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
光学装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
3日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
19日前
株式会社ジュン
メガネ型の拡大鏡又は望遠鏡
24日前
古河電気工業株式会社
光ファイバテープ心線
17日前
株式会社タケダ企画
補聴器機能を有する眼鏡
13日前
日東電工株式会社
光通信ケーブル
3日前
東海光学株式会社
バンドパスフィルター
5日前
株式会社海野技研
光吸収体およびその製造方法
3日前
株式会社トライ-アングル
レンズ組立体
24日前
キヤノン株式会社
光走査装置
17日前
マレリ株式会社
表示装置
11日前
アンリツ株式会社
光学素子の姿勢調整装置
11日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
18日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光装置
18日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光装置
18日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
18日前
株式会社アイシン
調光装置、及び調光方法
3日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
4日前
TOPPANホールディングス株式会社
調光装置
18日前
住友電気工業株式会社
光変調器
11日前
有限会社金栄堂
レンズ組立品、及びアイウェア
11日前
キヤノン株式会社
光学走査装置
24日前
スタンレー電気株式会社
光走査装置
5日前
株式会社エンプラス
照射ユニット
5日前
新光電気工業株式会社
光導波路装置及びその製造方法
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
5日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
24日前
続きを見る
他の特許を見る