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公開番号2024103448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023194370
出願日2023-11-15
発明の名称物標探知装置および探知画像処理方法
出願人日本無線株式会社
代理人個人
主分類G01S 7/04 20060101AFI20240725BHJP(測定;試験)
要約【課題】物標探知装置から外部の電子機器へ探知画像を出力する際の画像処理技術に関し、出力する探知画像のデータ量を削減可能な物標探知装置および探知画像処理方法を提供する。
【解決手段】レーダ装置1の第1の探知画像生成部11は、反射波に基づいて、ラスター形式のイメージデータからなる第1の探知画像を生成し、物標検出部12は、第1の探知画像から物標を検出し、エッジ処理部13は、検出された物標のエッジを検出し、第2の探知画像生成部14は、検出されたエッジに基づいて、ベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成し、出力部15は、第2の探知画像を外部の電子機器4へ出力する、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
物標からの反射波に基づいて探知画像を生成する物標探知装置であって、
前記反射波に基づいて、ラスター形式のイメージデータからなる第1の探知画像を生成する第1の探知画像生成手段と、
前記第1の探知画像から物標の像を検出する物標検出手段と、
検出された前記物標の像のエッジを検出するエッジ処理手段と、
検出された前記エッジに基づいて、ベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成する第2の探知画像生成手段と、
前記第2の探知画像を外部の電子機器へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする物標探知装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記エッジ処理手段がエッジの色を所定の色に限定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の物標探知装置。
【請求項3】
前記第1の探知画像から検出された前記物標の像のうち、所望の物標の像をラスター形式のイメージデータのまま抽出した第3の探知画像を生成する第3の探知画像生成手段を備え、
前記第2の探知画像生成手段は、前記所望の物標の像を除いた物標の像についてベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成し、
前記出力手段は、前記所望の物標の像に関する前記第3の探知画像と、前記所望の物標の像を除いた物標の像に関する前記第2の探知画像とを、前記外部の電子機器へ出力する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の物標探知装置。
【請求項4】
前記第1の探知画像から前記物標の像を差し引いたノイズ画像を生成するノイズ画像生成手段を備え、
前記出力手段は、前記第2の探知画像と前記ノイズ画像とを別々に前記外部の電子機器へ出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の物標探知装置。
【請求項5】
物標からの反射波に基づいて探知画像を生成する物標探知装置における探知画像処理方法であって、
前記反射波に基づいて、ラスター形式のイメージデータからなる第1の探知画像を生成し、
前記第1の探知画像から物標の像を検出し、
検出された前記物標の像のエッジを検出し、
検出された前記エッジに基づいて、ベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成し、
前記第2の探知画像を外部の電子機器へ出力する、
ことを特徴とする探知画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、物標探知装置および探知画像処理方法に関し、特に、物標探知装置から外部の電子機器へ探知画像を出力する際の画像処理技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーダアンテナにおいて受信したレーダエコーからなる探知画像(アナログ信号)は、レーダアンテナからインタースイッチへ出力され、インタースイッチを切り替えることで同一船舶内の所望の表示装置に表示されるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、近年のデジタル化の進展により、デジタルデータに変換した探知画像をEthernet(登録商標)などの有線ネットワークや、無線LANなどの無線ネットワークを用いて外部の電子機器(例えば、パーソナルコンピュータやレーダアンテナ、スマートフォンなど)へ送信するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-38998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来アナログで出力していた探知画像のデータを、同じ分解能のままサンプリングしてデジタル化すると、データ量が膨大になるという問題があった。これを解決するために、デジタル化して得られるラスターデータを、圧縮アルゴリズムなどを用いて圧縮して出力していたが、この方法ではまだデータ量が多く、圧縮されたデータを復元する際の負荷が大きいため、スマートフォンなどの低スペックの表示装置では受信し難かった。
【0005】
そこで本発明は、物標探知装置から外部の電子機器へ探知画像を出力する際の画像処理技術に関し、出力する探知画像のデータ量を削減可能な物標探知装置および探知画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、物標からの反射波に基づいて探知画像を生成する物標探知装置であって、前記反射波に基づいて、ラスター形式のイメージデータからなる第1の探知画像を生成する第1の探知画像生成手段と、前記第1の探知画像から物標の像を検出する物標検出手段と、検出された前記物標の像のエッジを検出するエッジ処理手段と、検出された前記エッジに基づいて、ベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成する第2の探知画像生成手段と、前記第2の探知画像を外部の電子機器へ出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物標探知装置において、前記エッジ処理手段がエッジの色を所定の色に限定する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の物標探知装置において、前記第1の探知画像から検出された前記物標の像のうち、所望の物標の像をラスター形式のイメージデータのまま抽出した第3の探知画像を生成する第3の探知画像生成手段を備え、前記第2の探知画像生成手段は、前記所望の物標の像を除いた物標の像についてベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成し、前記出力手段は、前記所望の物標の
像に関する前記第3の探知画像と、前記所望の物標の像を除いた物標の像に関する前記第2の探知画像とを、前記外部の電子機器へ出力する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の物標探知装置において、前記第1の探知画像から前記物標の像を差し引いたノイズ画像を生成するノイズ画像生成手段を備え、前記出力手段は、前記第2の探知画像と前記ノイズ画像とを別々に前記外部の電子機器へ出力する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、物標からの反射波に基づいて探知画像を生成する物標探知装置における探知画像処理方法であって、前記反射波に基づいて、ラスター形式のイメージデータからなる第1の探知画像を生成し、前記第1の探知画像から物標の像を検出し、検出された前記物標の像のエッジを検出し、検出された前記エッジに基づいて、ベクター形式のイメージデータからなる第2の探知画像を生成し、前記第2の探知画像を外部の電子機器へ出力する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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