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公開番号2024102747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006845
出願日2023-01-19
発明の名称出力増幅機構
出願人有限会社ヨシモト機工
代理人個人,個人
主分類F03G 3/06 20060101AFI20240724BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】入力エネルギーをそのまま増幅して出力エネルギーとする発想ではなく入力エネルギーに一定の振り子の自然発生エネルギーを付加して入力エネルギーを増幅した出力エネルギーとして取り出せる出力増幅機構を提供する。
【解決手段】互いに噛合する左側ギア体及び右側ギア体と、左右側ギア軸の一方に一定の回転動力源から回転エネルギーを付与され回転する入力軸と、基端部を左右側ギア軸基部に連設し、先端部に左右側重錘を設けた左右側回動アームと、上部フレームを機枠に枢支し下部フレームを振り子原理で左右揺動自在に構成した揺動フレームと、揺動フレームの下部フレームを左右側ギア体に一体に連設した連動機構とより構成してなることとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに噛合する左側ギア体及び右側ギア体と、
左右側ギア軸の一方に一定の回転動力源から回転エネルギーを付与され回転する入力軸と、
基端部を左右側ギア軸基部に連設し、先端部に左右側重錘を設けた左右側回動アームと、
上部フレームを機枠に枢支し下部フレームを振り子原理で左右揺動自在に構成した揺動フレームと、
揺動フレームの下部フレームに一体に連設した連動機構と、より構成し、
重錘の回転重力に伴う左右側回動アームの回動によって左右側ギア体が振り子状の揺動を行い左右側ギア体に一体に連設した揺動フレームも同期して振り子原理に基づき揺動して左右揺動エネルギーを生起し、
左右揺動エネルギーを出力変換機構を介して取り出すべく構成したことを特徴とする出力増幅機構。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
左右側ギア軸の一方に回転入力する入力軸と左右側の一方のギア軸とはユニバーサルジョイントを介して連動連結することにより、
左右側ギア軸の左右に揺動にかかわらず確実に入力軸から左右側ギア軸の一方に回転動力を伝達することができるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の出力増幅機構。
【請求項3】
左右側ギア軸の後方突出端部は、揺動フレームの下部フレームに回転自在に連設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力増幅機構。
【請求項4】
出力変換機構は、揺動フレームの一部に生起する左右揺動エネルギーを回転動力や水平動力に変換して取り出す機構としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力増幅機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、入力エネルギーを増加して出力することができる出力増幅機構に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、入力エネルギーを数倍に増幅して出力することができる出力増幅機構としては、入力機構と出力変換機構との間に出力速度を増幅するための速度変換機構を介在して、変速目的を達するようにしたメカニズムが一般的な機構として通常用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1には、出力軸と、出力軸に設けられた伝動モジュールと、増速モジュールとを有し、増速モジュールは出力軸に枢設される連結ギアと、出力軸に固設される増速ギアと、連結ギアと増速ギアの間に設けられる回転変速車輪ユニットを備え、増速モジュールを介して速度を変更可能とする技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、車輪のホイールの内径側に組み込まれた電動モータと摩擦ローラ式変速機とを備え、摩擦ローラ式変速機は、車輪と共に回転自在に設けられた外輪と、回転駆動軸と外輪との間に存在しガイドローラ及び可動ローラとで構成され、速度を変更可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3234796号公報
特開2006-117003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これらの機構はいずれも変速するための機構であり、出力エネルギーを入力エネルギーよりも増大するエネルギー増幅を行うものではない。かかるエネルギー増幅技術は人類の宿命的な願望である。
【0007】
一般的にエネルギー不変の法則により入力エネルギーは出力エネルギーと同等となるものであり、旧来永久運動のように一旦入力したエネルギーは永久に出力して運動を行うことができるという理論が議論され、物理的に実現できない技術とされている。その理由は、運動の空気抵抗と摩擦抵抗により時間の経過に伴い運動エネルギーが減衰して永久運動はできないとされている。
【0008】
本発明では、入力エネルギーをそのまま増幅して出力エネルギーとする発想ではなく入力エネルギーに一定の振り子の自然発生エネルギーを付加して入力エネルギーを増幅した出力エネルギーとして取り出せるように構成した出力増幅機構を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、この発明の要旨は、互いに噛合する左側ギア体及び右側ギア体と、左右側ギア軸の一方に一定の回転動力源から回転エネルギーを付与され回転する入力軸と、基端部を左右側ギア軸基部に連設し、先端部に左右側重錘を設けた左右側回動アームと、上部フレームを機枠に枢支し下部フレームを振り子原理で左右揺動自在に構成した揺動フレームと、揺動フレームの下部フレームを左右側ギア体に一体に連設した連動機構とより構成し、重錘の回転重力に伴う左右側回動アームの回動によって左右側ギア体が振り子状の揺動を行い左右側ギア体に一体に連設した揺動フレームも同期して振り子原理に基づき揺動して左右揺動エネルギーを生起し、左右揺動エネルギーを出力変換機構を介して取り出すべく構成したことを特徴とする。
【0010】
また、左右側ギア軸の一方に回転入力する入力軸と左右側の一方のギア軸とはユニバーサルジョイントを介して連動連結することにより、左右側ギア軸の左右揺動にかかわらず確実に入力軸から左右側ギア軸の一方に回転動力を伝達することができるように構成したことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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