TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024101564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-29
出願番号2024005367
出願日2024-01-17
発明の名称サイロ測温ケーブル
出願人古河電工産業電線株式会社
代理人個人,個人
主分類G01K 1/14 20210101AFI20240722BHJP(測定;試験)
要約【課題】単純な構造で樹脂シースの破断を抑制できるサイロ測温ケーブルを提供する。
【解決手段】サイロ測温ケーブルは、ワイヤーロープと、前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されているセンシング部と、前記センシング部の外側に設けられ、前記ワイヤーロープおよび前記センシング部を覆う樹脂シースとを備え、前記樹脂シースはポリプロピレン樹脂から構成されること、および前記樹脂シースの抗張力は25.0MPa以上であることの少なくともいずれか1つの要件を満たす。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤーロープと、
前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されているセンシング部と、
前記センシング部の外側に設けられ、前記ワイヤーロープおよび前記センシング部を覆う樹脂シースと
を備え、
前記樹脂シースは、ポリプロピレン樹脂から構成される、サイロ測温ケーブル。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
ワイヤーロープと、
前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されているセンシング部と、
前記センシング部の外側に設けられ、前記ワイヤーロープおよび前記センシング部を覆う樹脂シースと
を備え、
前記樹脂シースの抗張力は25.0MPa以上である、サイロ測温ケーブル。
【請求項3】
前記センシング部は、前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されている複数本の導線と、前記複数本の導線の各々に組み込まれている複数個の測温抵抗体と、を有する、請求項1または2に記載のサイロ測温ケーブル。
【請求項4】
前記樹脂シースの内面は、前記センシング部における前記導線よりも外側に出ている前記測温抵抗体に引っ掛かっている、請求項3に記載のサイロ測温ケーブル。
【請求項5】
前記樹脂シースは、ブロックポリプロピレン樹脂から構成される、請求項1または2に記載のサイロ測温ケーブル。
【請求項6】
前記樹脂シースの伸張力は700%以上である、請求項1または2に記載のサイロ測温ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サイロ測温ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、サイロ内の温度を測定して監視し、所定の温度状態に維持することが求められている。サイロ内の温度を測定する手段として、例えばサイロ内の温度を測定するためのサイロ測温ケーブルが用いられている。サイロ測温ケーブルは、サイロの上部に設けられている吊下部に取り付けられてサイロ内で支持されることで、サイロ内の温度を測定することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数本の温度信号伝送導線を中心部に有し、複数本の導線に対してワイヤーロープを含む周囲の補強部を長手方向に摺動自在とした、温度信号伝達用導線ケーブルが記載されている。また、補強部は、ポリエチレン樹脂内に複数本のワイヤーロープを埋め込んで構成されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1の導線ケーブルでは断線を抑制することは十分ではなく、さらには特許文献1の導線ケーブルは構造が複雑であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実全平01-089416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の目的は、単純な構造で樹脂シースの破断を抑制できるサイロ測温ケーブルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1] ワイヤーロープと、前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されているセンシング部と、前記センシング部の外側に設けられ、前記ワイヤーロープおよび前記センシング部を覆う樹脂シースとを備え、前記樹脂シースは、ポリプロピレン樹脂から構成される、サイロ測温ケーブル。
[2] ワイヤーロープと、前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されているセンシング部と、前記センシング部の外側に設けられ、前記ワイヤーロープおよび前記センシング部を覆う樹脂シースとを備え、前記樹脂シースの抗張力は25.0MPa以上である、サイロ測温ケーブル。
[3] 前記センシング部は、前記ワイヤーロープの外周に沿って巻回されている複数本の導線と、前記複数本の導線の各々に組み込まれている複数個の測温抵抗体と、を有する、上記[1]または[2]に記載のサイロ測温ケーブル。
[4] 前記樹脂シースの内面は、前記センシング部における前記導線よりも外側に出ている前記測温抵抗体に引っ掛かっている、上記[3]に記載のサイロ測温ケーブル。
[5] 前記樹脂シースは、ブロックポリプロピレン樹脂から構成される、上記[1]~[4]のいずれか1つに記載のサイロ測温ケーブル。
[6] 前記樹脂シースの伸張力は700%以上である、上記[1]~[5]のいずれか1つに記載のサイロ測温ケーブル。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、単純な構造で樹脂シースの破断を抑制できるサイロ測温ケーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態のサイロ測温ケーブルの一例を示す概略図である。
図2は、図1のA領域の拡大図である。
図3は、実施形態のサイロ測温ケーブルがサイロに吊り下げられている状態の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に基づき詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社IFG
単板試験器
21日前
株式会社トプコン
測量装置
12日前
太陽誘電株式会社
検出装置
今日
株式会社トプコン
測量装置
12日前
エイブリック株式会社
半導体装置
14日前
太陽誘電株式会社
検出装置
17日前
新光電子株式会社
検知装置
20日前
CKD株式会社
錠剤検査装置
4日前
スガ試験機株式会社
ガス腐食試験機
17日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
10日前
株式会社東芝
センサ
今日
株式会社日立国際電気
試験装置
14日前
株式会社キーエンス
超音波流量センサ
今日
TDK株式会社
ガスセンサ
19日前
栗田工業株式会社
pH電極
19日前
株式会社タムラ製作所
電流検出器
20日前
ミツミ電機株式会社
測距装置
19日前
株式会社イシダ
電子秤
17日前
大陽日酸株式会社
液面センサ
10日前
愛知製鋼株式会社
位置推定システム
3日前
株式会社チノー
放射光導光型温度計
今日
中国電力株式会社
経路案内システム
18日前
株式会社ジークエスト
感温センサー
今日
株式会社チノー
走査放射温度計
21日前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
3日前
株式会社トクヤマ
全固体型イオン選択性電極
10日前
中央精機株式会社
変角平行光投光装置
10日前
株式会社ヒロハマ
包装用容器の気密検査治具
6日前
TDK株式会社
センサモジュール
6日前
トヨタ自動車株式会社
電力供給システム
17日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
24日前
TDK株式会社
磁気検出システム
6日前
ミネベアミツミ株式会社
測距装置
19日前
THKプレシジョン株式会社
荷重測定器
21日前
コムスキャンテクノ株式会社
X線CT装置
12日前
株式会社イシダ
計量装置
12日前
続きを見る