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公開番号2024100473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004496
出願日2023-01-16
発明の名称検体測定装置及び検体測定方法
出願人シスメックス株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 35/02 20060101AFI20240719BHJP(測定;試験)
要約【課題】外光による測定結果への影響を軽減しつつ、装置に対する容器の入れ替えを行うことができる検体測定装置を提供する。
【解決手段】検体測定装置1は、開口部33を有する筐体10と、筐体10内に配置され、検体および試薬の少なくとも一方が収容された容器を収納し、開口部33から筐体10外に引き出し可能に構成された容器収納部65と、筐体10内に配置され、検体及び試薬から調製された測定試料からの光を検出する検出器141を有し、当該検出器141により検出された光に基づいて測定試料の光学的情報を測定する測定部53と、開口部33から検出器141に至る外光の通路を、容器収納部65が開口部33から引き出されたことに応じて遮断する遮光部600と、を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有する筐体と、
前記筐体内に配置され、検体および試薬の少なくとも一方が収容された容器を収納し、前記開口部から前記筐体外に引き出し可能に構成された容器収納部と、
前記筐体内に配置され、検体及び試薬から調製された測定試料からの光を検出する検出器を有し、当該検出器により検出された光に基づいて前記測定試料の光学的情報を測定する測定部と、
前記開口部から前記検出器に至る外光の通路を、前記容器収納部が前記開口部から引き出されたことに応じて遮断する遮光部と、を備える、
検体測定装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記容器収納部は、前記検出器による光の検出中に、前記開口部から前記筐体外に引き出し可能である、請求項1に記載の検体測定装置。
【請求項3】
前記測定部は、前記測定試料を収容した反応容器を保持する保持孔を有し、前記保持孔に保持された前記反応容器内の測定試料の光学的情報を測定するように構成されている、請求項1に記載の検体測定装置。
【請求項4】
前記筐体内に配置され、前記反応容器を保持して移送する容器保持部をさらに備え、
前記容器保持部は、前記反応容器を保持して前記測定部の保持孔に対して上から移送するように構成されている、
請求項3に記載の検体測定装置。
【請求項5】
前記遮光部は、前記容器保持部の移動経路外に設けられている、請求項4に記載の検体測定装置。
【請求項6】
前記測定部は、前記測定試料に光を照射する光源をさらに有する、請求項3に記載の検体測定装置。
【請求項7】
前記容器収納部は、前記遮光部を備え、
前記遮光部は、前記容器収納部が前記開口部から引き出された時に前記開口部を閉鎖するように構成された第1の遮光部材を備える、
請求項1に記載の検体測定装置。
【請求項8】
前記第1の遮光部材は、前記容器収納部の移動に応じて前記開口部を所定位置で閉鎖するように構成されている、
請求項7に記載の検体測定装置。
【請求項9】
前記第1の遮光部材は、前記容器収納部における引き出し方向の後方に位置する後部に設けられている、
請求項8に記載の検体測定装置。
【請求項10】
前記容器収納部は、前記容器収納部が前記筐体内に収納されている時に外光が前記開口部から前記筐体内に入らないように遮光する第2の遮光部材をさらに備える、
請求項7に記載の検体測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検体測定装置及び検体測定方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
筐体内部に載置された検体容器中の検体を、筐体内部に載置された試薬容器中の試薬を用いて測定する検体測定装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、検体を収容する検体容器を載置する検体容器保持部と、試薬を収容する試薬容器を載置する試薬保持部と、検体及び試薬を分注する分注部と、検体及び試薬から調製された測定試料を測定する測定部と、を備えた検体分析装置が開示されている。また、特許文献1には、ユーザが検体容器保持部に複数の検体容器を保持した検体ラックを載置できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-112786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
検査の効率化の観点から、外光の影響を受けることなく検体の測定中に検体容器や試薬容器を入れ替えられることが求められているが、それを可能とする技術は特許文献1には開示されていない。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、外光による測定結果への影響を軽減しつつ、装置に対する容器の入れ替えを行うことができる検体測定装置及び検体測定方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
図1乃至3、図7、図11乃至17に示すように、本発明による検体測定装置(1)は、開口部(33)を有する筐体(10)と、筐体(10)内に配置され、検体および試薬の少なくとも一方が収容された容器を収納し、開口部(33)から筐体(10)外に引き出し可能に構成された容器収納部(65)と、筐体(10)内に配置され、検体及び試薬から調製された測定試料からの光を検出する検出器(141)を有し、当該検出器(141)により検出された光に基づいて測定試料の光学的情報を測定する測定部(53)と、開口部(33)から検出器(141)に至る外光の通路を、容器収納部(65)が開口部(33)から引き出されたことに応じて遮断する遮光部(600)と、を備える。
【0008】
本発明による検体測定装置(1)によれば、外光による測定結果への影響を軽減しつつ、装置に対する容器の入れ替えを行うことができる。
【0009】
図1乃至3、図7、図11乃至17に示すように、本発明による検体測定装置(1)は、開口部(33)を有する筐体(10)と、筐体(10)内に配置され、検体および試薬の少なくとも一方が収容された容器を収納し、開口部(33)から筐体(10)外に引き出し可能に構成された容器収納部(65)と、筐体(10)内に配置され、検体及び試薬から調製された測定試料からの光を検出する検出器(141)を有し、当該検出器(141)により検出された光に基づいて測定試料の光学的情報を測定する測定部(53)と、開口部(33)から検出器(141)に至る外光の通路に出入りする部材(511)と、を備える。
【0010】
本発明による検体測定装置(1)によれば、外光による測定結果への影響を軽減しつつ、装置に対する容器の入れ替えを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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