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公開番号2024098430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001953
出願日2023-01-10
発明の名称ドライブサングラス
出願人株式会社アイゾーンジャパン
代理人個人
主分類G02C 7/10 20060101AFI20240716BHJP(光学)
要約【課題】普段使いおよび夜間運転の双方に対応したドライブサングラスを提供する。
【解決手段】ドライブサングラス100は、印加された電気信号に応じて視感透過率が変わる調光レンズ10L,10Rと、調光レンズ10L,10Rに電気信号を印加して調光レンズ10L,10Rの視感透過率を制御するマイコン101と、車両200内で該車両200と無線通信する通信モジュール102と、を備えている。マイコン101は、通信モジュール102を介して車両200の運転状況203を取得し、取得した運転状況に応じて調光レンズ10L,10Rの視感透過率を変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
印加された電気信号に応じて視感透過率が変わる調光レンズと、
前記調光レンズに電気信号を印加して前記調光レンズの視感透過率を制御するマイコンと、
車両内で該車両と無線通信する通信モジュールと、を備え、
前記マイコンが、前記通信モジュールを介して前記車両の運転状況を取得し、取得した運転状況に応じて前記調光レンズの視感透過率を変更する
ことを特徴とするドライブサングラス。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記マイコンが、前記車両が前照灯を点灯して運転中であるとき、前記調光レンズの視感透過率を規格で定められた夜間運転時に要求される値以上の所定値にする、請求項1に記載のドライブサングラス。
【請求項3】
前記マイコンが、前記車両が前照灯を点灯して運転中に対向車を検知したとき、前記調光レンズの視感透過率を前記所定値から下げる、請求項2に記載のドライブサングラス。
【請求項4】
前記マイコンが、前記調光レンズの視感透過率を前記所定値から下げている状態で、前記車両が前照灯を点灯して運転中に対向車を検知しなくなったとき、前記調光レンズの透過率を前記所定値に戻す、請求項3に記載のドライブサングラス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転時に着用するタイプのサングラスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
サングラスの主たる目的は直射日光や紫外線から目を保護することにある。このため、サングラスに使用されるレンズは色の濃い、光の透過率が低いものが望ましいと言えるが、透過率が低いレンズのサングラスは薄暮や夜間時に使用したり、室内で使用したりすると逆に視界が暗くなり過ぎるという問題がある。
【0003】
そのような問題を解消するものとして、紫外線の量に応じて色が変わるレンズを備えたサングラスがある。また、センサーで検知した光の強さに応じてレンズの透過率を調整するサングラスが知られている(例えば、特許文献1および非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/024333号
【非特許文献】
【0005】
WICUE 0.1秒瞬間調光サングラススポーツタイプ, [online], インターネット<URL:https://shop.wicue.jp/products/vr-1901>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
自動車などの車両を運転する際、運転者は眩しさを和らげるためにサングラスを着用することがある。そのような運転時に着用するドライブサングラスに採用されるレンズについて規格により視感透過率が定められている。例えば、JIS T 7331(屈折補正用眼鏡レンズの基本的要求事項)において引用されるJIS T7333(屈折補正用眼鏡レンズの透過率の仕様及び試験方法)によると、視感透過率が8%以下のレンズは運転用又は道路での使用を目的としないとされ、さらに、視感透過率が75%未満のレンズは薄暮または夜間における路上および運転に使用してはならないとされている。このため、一般的なサングラスは視感透過率が低すぎて夜間運転に使用できず、逆に、夜間運転用のドライブサングラスは視感透過率が高すぎるため日中の普段使いのサングラスとして使用しにくいという問題がある。
【0007】
上述のセンサーで検知した光の強さに応じてレンズの透過率を調整するサングラスであれば、日中はセンサーが周囲の明るさを検知してレンズの視感透過率を自動的に下げ、夜間運転ではセンサーが周囲の暗さを検知してレンズの視感透過率を自動的に上げる(例えば、75%以上)ことができる。しかし、サングラスの内蔵センサーでは周囲光の明るさは検知できても対向車の前照灯などのスポット光は検知できないおそれがある。このように内蔵センサーが敏感でないため、夜間運転時に対向車から光を浴びてもレンズの透過率を一時的に下げることができないことで、運転者は対向車の前照灯によるグレアを回避できないおそれがある。
【0008】
上記問題に鑑み、本発明は、普段使いおよび夜間運転の双方に対応したドライブサングラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一局面に従うと、印加された電気信号に応じて視感透過率が変わる調光レンズと、前記調光レンズに電気信号を印加して前記調光レンズの視感透過率を制御するマイコンと、車両内で該車両と無線通信する通信モジュールと、を備え、前記マイコンが、前記通信モジュールを介して前記車両の運転状況を取得し、取得した運転状況に応じて前記調光レンズの視感透過率を変更することを特徴とするドライブサングラスが提供される。
【0010】
好ましくは、前記マイコンが、前記車両が前照灯を点灯して運転中であるとき、前記調光レンズの視感透過率を規格で定められた夜間運転時に要求される値以上の所定値にする。
(【0011】以降は省略されています)

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