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公開番号2024094661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211352
出願日2022-12-28
発明の名称測色装置
出願人北川工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類G01J 3/50 20060101AFI20240703BHJP(測定;試験)
要約【課題】検体の色を複数回にわたって測定する際に同一箇所の色を適正に測定可能な測色装置を提供する。
【解決手段】測色装置は、本体部と、光源と、検出部と、を備える。本体部は、検体を装着可能に構成される。光源は、検体が本体部に装着された際に、検体に対して光を照射可能となる。検出部は、検体が本体部に装着された際に、検体からの反射光を受光可能となり、反射光を受光して検体の色を検出する。検体が本体部に装着された際に、本体部、光源及び検出部に対する検体の相対位置が、同一の相対位置に位置決めされるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検体の色を測定可能な測色装置であって、
前記検体を装着可能に構成される本体部と、
前記検体が前記本体部に装着された際に、前記検体に対して光を照射可能となる光源と、
前記検体が前記本体部に装着された際に、前記検体からの反射光を受光可能となり、前記反射光を受光して前記検体の色を検出する検出部と、
を備え、
前記検体が前記本体部に装着された際に、前記本体部、前記光源及び前記検出部に対する前記検体の相対位置が、同一の相対位置に位置決めされるように構成されている、
測色装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測色装置であって、
前記検出部は、複数のカラーセンサを備え、
前記複数のカラーセンサは、前記検体の表面にある複数の被測定箇所それぞれからの反射光を受光し、前記複数の被測定箇所それぞれの色を検出するように構成されている、
測色装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の測色装置であって、
前記本体部は、前記検体が前記本体部に装着された際に、前記測色装置の外部から到来する光から前記検体を遮蔽するように構成されている、
測色装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の測色装置であって、
前記光源は、1以上の発光素子と、前記1以上の発光素子が発する光を散乱させる散光板と、を備え、前記散光板が散乱させた光を前記検体に対して照射するように構成されている、
測色装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の測色装置であって、
前記検体を保持可能なホルダを備え、
前記本体部は、前記ホルダを挿し込み可能なスロットを有し、前記検体を保持する状態にある前記ホルダが前記スロットに挿し込まれた際に、前記検体及び前記ホルダが前記本体部に装着されるように構成されている、
測色装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、測色装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ボタン操作で色を測定可能な測色器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。下記特許文献1に開示されている測色器は、下面に測色部を備え、上面にある測色ボタンをユーザーが押下すると、測色部によって検体の色が測定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-127869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1に記載の測色器は、検体と測色部との相対位置を正確に位置決めできるような仕組みを備えていない。そのため、検体の色を複数回にわたって測定するような場合に、各回の測定における検体上の測定対象箇所が厳密に同一箇所となるように位置決めすることは困難である。したがって、例えば、経時的に色が変化する検体の色を複数回にわたって測定するような場合に、色の変化が検出されたとしても、同一箇所における色の変化を検出したのか、異なる箇所を測定したことに起因する色の変化を検出したのかは不明となる。
【0005】
本開示の一局面においては、検体の色を複数回にわたって測定する際に同一箇所の色を適正に測定可能な測色装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、本開示の一態様について説明する。
(1)本開示の一態様は、検体の色を測定可能な測色装置であって、本体部と、光源と、検出部と、を備える。本体部は、検体を装着可能に構成される。光源は、検体が本体部に装着された際に、検体に対して光を照射可能となる。検出部は、検体が本体部に装着された際に、検体からの反射光を受光可能となり、反射光を受光して検体の色を検出する。検体が本体部に装着された際に、本体部、光源及び検出部に対する検体の相対位置が、同一の相対位置に位置決めされるように構成されている。
【0007】
このように構成された測色装置によれば、本体部に検体を装着することにより、本体部、光源及び検出部に対する検体の相対位置を、同一の相対位置に位置決めすることができる。そのため、検体の色を複数回にわたって測定するような場合に、各回の測定における検体上の測定対象箇所が厳密に同一箇所となるように位置決めすることができる。したがって、例えば、経時的に色が変化する検体の色を複数回にわたって測定するような場合に、同一箇所における色の変化を検出することができる。
【0008】
(2)本開示の一態様では、検出部は、複数のカラーセンサを備えてもよい。複数のカラーセンサは、検体の表面にある複数の被測定箇所それぞれからの反射光を受光し、複数の被測定箇所それぞれの色を検出するように構成されていてもよい。
【0009】
このように構成された測色装置によれば、複数の被測定箇所それぞれの色を検出することができる。したがって、例えば、検体の色が一端から他端へ向かって徐々に変化するような場合には、変色領域がどの程度まで進行したのかを検出することができる。
【0010】
(3)本開示の一態様では、本体部は、検体が本体部に装着された際に、測色装置の外部から到来する光から検体を遮蔽するように構成されていてもよい。
このように構成された測色装置によれば、検体の色を測定する際に、測色装置の外部から到来する光の影響を排除することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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