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公開番号2024093737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210298
出願日2022-12-27
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20240702BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置を大型化することなく、撮像素子に対向する光透過部材への結露の発生を抑制できる撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子と熱的に接続された熱電素子と、前記撮像素子と前記熱電素子を収容し、前記撮像素子と対向する位置に開口を有し、前記熱伝素子と熱的に接続された筐体と、前記筐体の開口に設けられて前記筐体の開口を塞ぐ光透過部材と、前記光透過部材を前記筐体に固定し、前記光透過部材を前記筐体に取り付ける取り付け手段と、前記取り付け手段と前記光透過部材の間または前記筐体と前記光透過部材の間に設けられ、前記熱電素子から前記筐体へ伝わる熱を前記光透過部材に伝える伝熱部材と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子と、
前記撮像素子と熱的に接続された熱電素子と、
前記撮像素子と前記熱電素子を収容し、前記撮像素子と対向する位置に開口を有し、前記熱伝素子と熱的に接続された筐体と、
前記筐体の開口に設けられて前記筐体の開口を塞ぐ光透過部材と、
前記光透過部材を前記筐体に固定し、前記光透過部材を前記筐体に取り付ける取り付け手段と、
前記取り付け手段と前記光透過部材の間または前記筐体と前記光透過部材の間に設けられ、前記熱電素子から前記筐体へ伝わる熱を前記光透過部材に伝える伝熱部材と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記伝熱部材はグラファイトシートであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像装置は、筐体の内部に設けられて、前記光透過部材を支持する弾性部材をさらに備え、
前記光透過部材は、前記取り付け手段と前記弾性部材の間に位置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記伝熱部材は前記取り付け手段と前記光透過部材の間に設けられており、
前記取り付け手段は前記伝熱部材と接する接触部を有し、
前記接触部は前記光透過部材に対して、前記弾性部材が配置された箇所の反対面側に位置することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記伝熱部材は、前記弾性部材よりも前記撮像素子の光軸に近い位置まで延びていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記取り付け手段は前記光透過部材および前記撮像素子への光の入射を許容する入射開口を有し、
前記伝熱部材は前記接触部から前記入射開口まで延びていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記伝熱部材は前記筐体と前記光透過部材の間に設けられており、
前記伝熱部材は放熱グリスを含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記伝熱部材は前記放熱グリスに加え、グラファイトシートを含むことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記伝熱部材は前記筐体と前記光透過部材の間に設けられており、
前記伝熱部材は放熱シートを含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記伝熱部材は前記放熱シートに加え、グラファイトシートを含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な撮像装置の撮像センサは温度上昇に伴って暗電流が発生し、ノイズが増加する。暗電流に起因するノイズは、特に夜間の監視目的や暗所における撮像において、撮像画像の品質を低下させる。こうした撮像画像の品質低下を防ぐために、ペルチェ素子などの冷却部品を用いて撮像センサを冷却して撮像を行う撮像装置がある。
【0003】
また、撮像センサを冷却すると撮像センサの前方に配置された前窓ガラス(光透過部材)の温度が低下するため、前窓ガラスの撮像センサ側、被写体側に結露が発生する場合がある。前窓ガラスに結露が発生すると撮像画像の品質を損なう。
【0004】
特許文献1には、前窓ガラスへの結露発生を防ぐ技術が開示されている。特許文献1では、撮像センサを密閉空間に収めることで、密閉空間内への水分の侵入を防ぎ、前窓ガラスの撮像センサ側における結露を防止している。また、特許文献1では、前窓ガラスを二重窓構造にすることで、断熱性能を高め、前窓ガラスの被写体側温度が低下することを防ぎ、被写体側の結露を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-274288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、撮像センサの被写体側に前窓ガラスが少なくとも2枚必要になり、かつ2枚の前窓ガラスの隙間に断熱層となる隙間が必要となる。すなわち、撮像センサ(撮像素子)の前方に前窓ガラスや隙間のためのスペースが必要となり、撮像装置が大型化する。
【0007】
そこで、本発明は、撮像装置を大型化することなく、撮像素子に対向する光透過部材への結露の発生を抑制することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様による撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子と熱的に接続された熱電素子と、前記撮像素子と前記熱電素子を収容し、前記撮像素子と対向する位置に開口を有し、前記熱伝素子と熱的に接続された筐体と、前記筐体の開口に設けられて前記筐体の開口を塞ぐ光透過部材と、前記光透過部材を前記筐体に固定し、前記光透過部材を前記筐体に取り付ける取り付け手段と、前記取り付け手段と前記光透過部材の間または前記筐体と前記光透過部材の間に設けられ、前記熱電素子から前記筐体へ伝わる熱を前記光透過部材に伝える伝熱部材と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮像装置を大型化することなく、撮像素子に対向する光透過部材への結露の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る撮像装置の外観図。
図1に示す撮像装置におけるカメラユニットの概略構成を示す分解図。
図1に示す撮像装置におけるペルチェユニットの外観斜視図。
図3に示す撮像装置におけるペルチェユニットの正面図。
図4に示すペルチェユニットの概略構成を示す断面図。
図3に示すペルチェユニットの概略構成を示す分解図。
図3に示すペルチェユニットにおける押さえ部材を前方から見た斜視図。
図3に示すペルチェユニットにおける押さえ部材を後方から見た斜視図。
図5に示すペルチェユニットの前窓ガラス付近の断面拡大図。
第二の実施形態におけるペルチェユニットの前窓ガラス付近の断面拡大図。
第三の実施形態におけるペルチェユニットの前窓ガラス付近の断面拡大図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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