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公開番号2024092565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208599
出願日2022-12-26
発明の名称外観検査システム
出願人株式会社日立国際電気
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 21/88 20060101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】カメラで撮影した製品の画像に基づく製品の外観の検査に関し、複数の方向についての検査を簡易に実現できるようにする。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る外観検査システムは、外観検査の対象となる製品10が載置される載置ユニット20と、載置ユニット20に載置された製品10を特定の方向から撮像するカメラ30と、カメラ30で撮影された画像に基づいて、製品10の外観検査処理を実行する外観検査装置40とを備え、載置ユニット20は、載置された製品10を特定の方向とは別の方向から見た像をカメラ30に向けて反射するように配置されたミラー23をし、カメラ30は、特定の方向から見た製品10を映した画像部分と、ミラー23を介して別の方向から見た製品10を映した画像部分とを含む画像を撮影する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
外観検査の対象となる製品が載置される載置ユニットと、
前記載置ユニットに載置された前記製品を第1の方向から撮像するカメラと、
前記カメラで撮影された画像に基づいて、前記製品の外観検査処理を実行する外観検査装置とを備え、
前記載置ユニットは、載置された前記製品を前記第1の方向とは別の第2の方向から見た像を前記カメラに向けて反射するように配置されたミラーを有し、
前記カメラは、前記第1の方向から見た前記製品を映した第1の画像部分と、前記ミラーを介して前記第2の方向から見た前記製品を映した第2の画像部分とを含む画像を撮影することを特徴とする外観検査システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の外観検査システムにおいて、
前記載置ユニットに前記製品が載置されたことを検知する第1の検知部と、
前記載置ユニットに対する前記製品の載置操作を行う操作体が前記カメラの撮影範囲から外れたことを検知する第2の検知部とを更に備え、
前記外観検査装置は、前記第1の検知部により前記載置ユニットに前記製品が載置されたことが検知された状態で、且つ、前記第2の検知部により前記操作体が前記カメラの撮影範囲から外れたことが検知された状態で前記カメラにより撮影された画像に基づいて、前記外観検査処理を実行することを特徴とする外観検査システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の外観検査システムにおいて、
前記第1の画像部分の領域と前記第2の画像部分の領域のそれぞれに対する検査枠が予め定められており、
前記外観検査装置は、前記カメラにより撮影された画像について、前記第1の画像部分の検査枠に対する前記外観検査処理と、前記第2の画像部分の検査枠に対する前記外観検査処理とをそれぞれ実行することを特徴とする外観検査システム。
【請求項4】
請求項3に記載の外観検査システムにおいて、
前記外観検査装置は、前記載置ユニットにおける前記製品の位置を判定し、前記製品の位置に応じて前記画像または前記検査枠を調整した後に、前記外観検査処理を実行することを特徴とする外観検査システム。
【請求項5】
請求項3に記載の外観検査システムにおいて、
前記外観検査装置は、前記載置ユニットにおける前記製品の向きを判定し、前記製品の向きに応じて前記画像または前記検査枠を調整した後に、前記外観検査処理を実行することを特徴とする外観検査システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラで撮影した製品の画像に基づいて製品の外観を検査する外観検査システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製造した製品にキズや歪み等の欠陥が生じていないかを確認するために、製品の外観検査が行われている。製品の外観検査は、例えば、専用の置台に検査対象の製品を載置してカメラで撮影し、その画像を分析することで実現される。従来の置台は、製品を固定するだけの機能しか持っていないものが一般的である。また、製品を撮影するためのカメラも、置台上の製品を特定の位置方向から撮影するように固定される場合が多い。
【0003】
上記のような方式で製品の外観検査を行う場合、製品の外観を複数の方向について検査するためには、置台に載せる製品の向きを変えて撮影する作業を複数回行う必要があり、検査に時間がかかっていた。また、複数の方向から撮影するためにカメラの台数を増やしてもよいが、設備コストが増加する上、それぞれのカメラを適切な位置に設置する作業を行う必要もあり、面倒であった。また、複数の方向から製品を撮影した各画像を個別に分析し、それらの分析結果を統合して最終的な検査結果を得る必要があるため、処理が複雑化するという懸念もあった。
【0004】
本発明に係る技術分野の従来技術としては、以下のようなものがある。例えば、特許文献1には、食品工場等の生産ラインを移動する物体をカメラで撮影して検査する画像解析システムにおいて、GUI解析画面上で、検査したい項目を操作者が任意に設定し、設定した項目について自動で情報を読み取って比較し、結果を画像と共に記録する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-205182
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、カメラで撮影した製品の画像に基づく製品の外観の検査に関し、複数の方向についての検査を簡易に実現できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に係る外観検査システムは、以下のように構成される。
すなわち、本発明に係る外観検査システムは、外観検査の対象となる製品が載置される載置ユニットと、載置ユニットに載置された製品を第1の方向から撮像するカメラと、カメラで撮影された画像に基づいて、製品の外観検査処理を実行する外観検査装置とを備え、載置ユニットは、載置された製品を第1の方向とは別の第2の方向から見た像をカメラに向けて反射するように配置されたミラーを有し、カメラは、第1の方向から見た製品を映した第1の画像部分と、ミラーを介して第2の方向から見た製品を映した第2の画像部分とを含む画像を撮影することを特徴とする。
【0008】
ここで、本発明に係る外観検査システムにおいて、載置ユニットに製品が載置されたことを検知する第1の検知部と、載置ユニットに対する製品の載置操作を行う操作体がカメラの撮影範囲から外れたことを検知する第2の検知部とを更に備え、外観検査装置は、第1の検知部により載置ユニットに製品が載置されたことが検知された状態で、且つ、第2の検知部により操作体がカメラの撮影範囲から外れたことが検知された状態でカメラにより撮影された画像に基づいて、外観検査処理を実行するように構成され得る。
【0009】
また、本発明に係る外観検査システムにおいて、第1の画像部分の領域と第2の画像部分の領域のそれぞれに対する検査枠が予め定められており、外観検査装置は、カメラにより撮影された画像について、第1の画像部分の検査枠に対する外観検査処理と、第2の画像部分の検査枠に対する外観検査処理とをそれぞれ実行するように構成され得る。
【0010】
また、本発明に係る外観検査システムにおいて、外観検査装置は、載置ユニットにおける製品の位置を判定し、製品の位置に応じて画像または検査枠を調整した後に、外観検査処理を実行するように構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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