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公開番号2024092473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208418
出願日2022-12-26
発明の名称コンクリート函体推進におけるフリクションカットプレートの固定装置
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類E21D 9/06 20060101AFI20240701BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】発進立坑坑口部分に負担を掛けることなく、発進立坑からコンクリート函体を前方へ推進させる場合に生じるフリクションカットプレートの移動などを防止し、かつ構造簡易なので立坑内作業にも支障をきたさないコンクリート函体推進におけるフリクションカットプレートの固定装置を提供する。
【解決手段】コンクリート函体4の上面に並列で敷設する前記フリクションカットプレート23の端部の上に掛止桁25を横架し、この掛止桁25はその端部を発進立坑8の前面の坑口部両端の鏡土留矢板11に係合させる場合において、発進立坑8の形成の左右土留鋼矢板10の内側に発進立坑8の後端に向けて反力伝達部材29を取付け、この反力伝達部材29と掛止桁25の端部とを固定した。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
コンクリート函体の上面に並列で敷設する前記フリクションカットプレートの端部の上に掛止桁を横架し、この掛止桁はその端部を発進立坑前面の坑口部両端の鏡土留矢板に係合させる場合において、発進立坑形成の左右土留鋼矢板の内側に発進立坑の後端に向けて反力伝達部材を取付け、この反力伝達部材と掛止桁端部とを固定したことを特徴とするコンクリート函体推進におけるフリクションカットプレートの固定装置。
続きを表示(約 93 文字)【請求項2】
反力伝達部材と掛止桁とで平面コの字状の枠をその開放端を後方に向けて形成する請求項1記載のコンクリート函体推進におけるフリクションカットプレートの固定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート函体推進におけるフリクションカットプレートの固定装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
家屋が両側に密着したような狭隘な施工箇所や、既設橋下を横断しての函渠敷設、鉄道などの高架橋下の横断施工等、架空制限がある場合などでは、左右の側壁板とこれら側壁板に連結する底板とからなる前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機を使用したオープンシールド工法が採用されることがあり、オープンシールド工法の一つとして、オープンシールド機をコンクリート函体を反力にシールドジャッキにより推進し、一方コンクリート函体を発進立坑内に設置した元押しジャッキにより順次推進・敷設するものがある。
【0003】
前記オープンシールド工法でのオープンシールド機1は布設するコンクリート函体の幅とシールド機の幅が同一で、前記側壁板1aと底板の先端を刃口として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くにシールドジャッキ3を後方に向け上下に並べて配設する。前記刃口のうち、側壁部分はスライド式土留17として分割して可動に形成されている(図11参照)。
【0004】
図8~図10に示すように、発進立坑8にはジャッキ架台27(図8では省略)に配置する元押しジャッキ14、および前記元押しジャッキ14の伸長によるコンクリート函体4の推進反力を支持するための支圧壁9を設置する。支圧壁9は鋼材を井桁状に組み、または無筋コンクリートを打設するものとし必要に応じ鉄筋コンクリートとする。支圧壁9の前面には鋼板による支圧板を配置している。
【0005】
また、発進立坑8にH鋼をレール状に並べその上の全面に鉄板を設置してシールド機の据付及び発進のための受台18を形成する。
【0006】
発進立坑8内にオープンシールド機1を設置し、推進させ、オープンシールド機1と元押しジャッキ14との間にコンクリート函体4を設置し、元押しジャッキ14で推進させる。コンクリート函体4の上部に砂等の埋戻土5を施す。
【0007】
図中23は函体と埋戻土の縁を切り、函体のみを推進させるために設置するフリクションカットプレートで、帯状の薄鉄板等からなり、コンクリート函体4の上に並列に敷設して、一枚一枚は順次短尺のものを溶接等で繋げることで長く形成し、発進立坑8から外に出た所から設置していく。
【0008】
オープンシールド機1の推進は、布設したコンクリート函体4を反力にシールド機内部に装置したシールドジャッキ3により推進させる。
【0009】
その次に、支圧壁9を反力に元押しジャッキ14を前方へ伸長し、発進立坑8内に布設した全てのコンクリート函体4を推進させる函体推進工程に移行する。
【0010】
コンクリート函体4の上面に並列で敷設する前記フリクションカットプレート23はその端部の上に掛止桁25を横架し、フリクションカットプレート23に突設した三角形状の係止フランジ24でこの掛止桁25にフリクションカットプレート23を固定する。
(【0011】以降は省略されています)

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