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公開番号2024092363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208244
出願日2022-12-26
発明の名称シャンプー組成物
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/44 20060101AFI20240701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
アミノ酸系活性剤とカチオン性ポリマーを組み合わせながらも、洗髪時の泡立ちが良く、すすぎ時のなめらかな指通り性に優れたシャンプー組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記(A)~(D)を含有し、(C)と(D)の質量比率((C)/(D)が1~3であることを特徴とするシャンプー組成物により上記課題を解決する。
(A)アシルアミノ酸アニオン性活性剤 全体質量中5~15質量%
(B)両性活性剤 全体質量中5~10質量%
(C)カチオン性合成コンディショニングポリマー
(D)カチオン化セルロース又は/及びカチオン化ガラクトマンナン
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)~(D)を含有し、(C)と(D)の質量比率((C)/(D)が1~3であることを特徴とするシャンプー組成物。
(A)アシルアミノ酸アニオン性活性剤 全体質量中5~15質量%
(B)両性活性剤 全体質量中5~10質量%
(C)カチオン性合成コンディショニングポリマー
(D)カチオン化セルロース又は/及びカチオン化ガラクトマンナン
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記(A)成分がラウロイルメチルアラニンNa及びラウロイルサルコシンTEAから選択される1種以上である請求項1に記載のシャンプー組成物。
【請求項3】
前記(B)成分がラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン及びパーム核脂肪酸アミドプロピルベタインから選択される1種以上である請求項1又は2に記載のシャンプー組成物。
【請求項4】
前記(C)成分がポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム―22及びポリクオタニウム-49から選択される1種以上である請求項1又は2に記載のシャンプー組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗髪時の泡立ちが良く、すすぎ時のなめらかな指通り性に優れたシャンプー組成物を提供する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、世代や性別を問わずヘアカラー、パーマ、ブリーチ等の習慣が浸透し、毛髪は化学的刺激に常に曝されつつある。特に毛髪表面のダメージが顕著であり、洗髪時の摩擦によるダメージを防ぐためきめ細やかな充分な泡で洗髪を行う必要があり、また、すすぎ時のひっかりを防ぐ成分が重要となった。すすぎ時のひっかかりを防ぐために開発されたコンディショニング成分としてはカチオン性ポリマー類、シリコーン類、油剤などがあげられ、これらがコンディショニング剤となり、毛髪表面を覆い毛髪のひっかかりを軽減して洗髪することができる。
【0003】
また、カチオン性ポリマーと組み合わることでよりコンディショニング性を高める活性剤として、アミノ酸系活性剤がある。アミノ酸系活性剤は従来のラウレス硫酸系活性剤と比べて、カチオン性ポリマーとの複合体であるコアセルベートを生成しやすいことから、コンディショニング性が高い活性剤として使用されている。
【0004】
近年では洗髪時にきしみを抑制する効果があるためアミノ酸系活性剤をシャンプー製剤に用いることは広く普及している。そのためアミノ酸系活性剤とカチオン化セルロースやカチオン化グアーガムを組み合わせ、毛髪のコンディショニング性が高いシャンプーが多い(特許文献1)。またアミノ酸系活性剤をシャンプーの主剤とすることで、より洗髪時のコンディショニング性が高まることも報告されている(特許文献2)。
【0005】
しかしながら、アミノ酸系活性剤と過剰量の粉体カチオン性ポリマーを組み合わせることで毛髪へのコンディショニング性は良好である一方で、泡質が重くなり、泡量が充分でないこと、また、コアセルベートが毛髪に付着しすぎてしまい、すすぎ時に毛髪がごわついたり、指通りに硬さを感じることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平4-273811
WO2016/067853
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、アミノ酸系活性剤とカチオン性ポリマーを組み合わせながらも、洗髪時の泡立ちが良く、すすぎ時のなめらかな指通り性に優れたシャンプー組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行い、アミノ酸系活性剤と両性活性剤の配合量、及びカチオン性ポリマー2種以上の配合比率を特定の比率にすることで上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0009】
(A)アシルアミノ酸アニオン性活性剤、(B)両性活性剤、(C)カチオン性合成コンディショニングポリマー及びカチオン性天然由来コンディショニングポリマー(以下、
(D))を配合するだけでは、泡量が良好ですすぎ時の指通りのなめらかさを充分に感じることはできない。
【0010】
そこで、(A)と(B)を特定の配合量とし、さらに(C)と(D)を特定の比率で配合することで、泡立ちが良好で、すすぎ時の毛髪に指通りのなめらかさを与えることができた。
(【0011】以降は省略されています)

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