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公開番号2024092057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024076864,2023004274
出願日2024-05-10,2018-12-26
発明の名称変倍光学系および光学機器
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 15/20 20060101AFI20240628BHJP(光学)
要約【課題】変倍または合焦の際の収差の変動を抑えることが可能な変倍光学系を提供する。
【解決手段】変倍光学系ZLは、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、後続レンズ群GRとを有し、変倍の際に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、後続レンズ群GRは、合焦の際に移動する合焦レンズ群を有し、以下の条件式を満足する。
0.80<f1/f4<5.10
1.20<f4/fw<6.80
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f4:前記第4レンズ群の焦点距離
fw:広角端状態における前記変倍光学系の焦点距離
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、後続レンズ群とを有し、
変倍の際に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、
前記後続レンズ群は、合焦の際に移動する合焦レンズ群を有し、
以下の条件式を満足する変倍光学系。
0.80<f1/f4<5.10
1.20<f4/fw<6.80
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f4:前記第4レンズ群の焦点距離
fw:広角端状態における前記変倍光学系の焦点距離

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、変倍光学系およびこれを用いた光学機器に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、写真用カメラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラ等に適した変倍光学系が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。変倍光学系においては、変倍または合焦の際の収差の変動を抑えることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-160944号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る変倍光学系は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、後続レンズ群とを有し、変倍の際に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、前記後続レンズ群は、合焦の際に移動する合焦レンズ群を有し、以下の条件式を満足する。
0.80<f1/f4<5.10
1.20<f4/fw<6.80
但し、f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f4:前記第4レンズ群の焦点距離
fw:広角端状態における前記変倍光学系の焦点距離
【0005】
第2の態様に係る光学機器は、上記変倍光学系を搭載して構成される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図2(A)、図2(B)、および図2(C)はそれぞれ、第1実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図3(A)、図3(B)、および図3(C)はそれぞれ、第1実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第2実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図5(A)、図5(B)、および図5(C)はそれぞれ、第2実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図6(A)、図6(B)、および図6(C)はそれぞれ、第2実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第3実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図8(A)、図8(B)、および図8(C)はそれぞれ、第3実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図9(A)、図9(B)、および図9(C)はそれぞれ、第3実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第4実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図11(A)、図11(B)、および図11(C)はそれぞれ、第4実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図12(A)、図12(B)、および図12(C)はそれぞれ、第4実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第5実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図14(A)、図14(B)、および図14(C)はそれぞれ、第5実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図15(A)、図15(B)、および図15(C)はそれぞれ、第5実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第6実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図17(A)、図17(B)、および図17(C)はそれぞれ、第6実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図18(A)、図18(B)、および図18(C)はそれぞれ、第6実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
第7実施例に係る変倍光学系のレンズ構成を示す図である。
図20(A)、図20(B)、および図20(C)はそれぞれ、第7実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。
図21(A)、図21(B)、および図21(C)はそれぞれ、第7実施例に係る変倍光学系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態における近距離合焦時の諸収差図である。
本実施形態に係る変倍光学系を備えたカメラの構成を示す図である。
本実施形態に係る変倍光学系の製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本実施形態に係る変倍光学系および光学機器について図を参照して説明する。まず、本実施形態に係る変倍光学系を備えたカメラ(光学機器)を図22に基づいて説明する。このカメラ1は、図22に示すように撮影レンズ2として本実施形態に係る変倍光学系を備えたデジタルカメラである。カメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、撮像素子3へ到達する。これにより被写体からの光は、当該撮像素子3によって撮像されて、被写体画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者はカメラ1による被写体の撮影を行うことができる。なお、このカメラは、ミラーレスカメラでも、クイックリターンミラーを有した一眼レフタイプのカメラであっても良い。
【0008】
次に、本実施形態に係る変倍光学系(撮影レンズ)について説明する。本実施形態に係る変倍光学系(ズームレンズ)ZLの一例としての変倍光学系ZL(1)は、図1に示すように、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、後続レンズ群GRとを有し、変倍の際に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化するように構成される。後続レンズ群GRは、合焦の際に移動する合焦レンズ群を有している。
【0009】
本実施形態に係る変倍光学系ZLは、少なくとも5つのレンズ群を有し、変倍の際に各レンズ群の間隔が変化する。これにより、本実施形態によれば、広角端状態から望遠端状態への変倍の際の収差の変動を抑えることが可能になる。また、後続レンズ群GRに合焦レンズ群を配置することで、合焦レンズ群を小型軽量化することができ、鏡筒が大型化することなく、高速で静粛性の高いオートフォーカスを実現することが可能になる。
【0010】
本実施形態に係る変倍光学系ZLは、図4に示す変倍光学系ZL(2)でもよく、図7に示す変倍光学系ZL(3)でもよく、図10に示す変倍光学系ZL(4)でもよい。また、本実施形態に係る変倍光学系ZLは、図13に示す変倍光学系ZL(5)でもよく、図16に示す変倍光学系ZL(6)でもよく、図19に示す変倍光学系ZL(7)でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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