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公開番号
2024104332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023008475
出願日
2023-01-24
発明の名称
光学系および表示装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
25/00 20060101AFI20240729BHJP(光学)
要約
【課題】画像の高精細化が可能な光学系を提供する。
【解決手段】表示素子の表示面(1400)からの光束を瞳面(SP)に導く光学系(1000)であって、瞳面側から表示面側へ順に、第1光学系(1100)と、曲面の第1透過反射面を有する第1透過反射部材(A)と、第2光学系(1200)と、曲面の第2透過反射面を有する第2透過反射部材(C)と、第3光学系(1300)とを有し、第1光学系のうち最も表示面側のレンズと第2光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、第1透過反射部材を介して接合されており、第2光学系のうち最も表示面側のレンズと第3光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、第2透過反射部材を介して接合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、
瞳面側から表示面側へ順に配置された、第1光学系と、曲面の第1透過反射面を有する第1透過反射部材と、第2光学系と、曲面の第2透過反射面を有する第2透過反射部材と、第3光学系とを有し、
前記第1光学系のうち最も表示面側のレンズと前記第2光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、前記第1透過反射部材を介して接合されており、
前記第2光学系のうち最も表示面側のレンズと前記第3光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、前記第2透過反射部材を介して接合されていることを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1光学系は、第1レンズを有し、
前記第2光学系は、瞳面側から表示面側へ順に配置された、第2レンズと第3レンズとを有し、
前記第3光学系は、第4レンズを有し、
前記第1レンズと前記第2レンズとは、前記第1透過反射部材を介して接合されており、
前記第3レンズと前記第4レンズとは、前記第2透過反射部材を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1光学系は、第1レンズを有し、
前記第2光学系は、第2レンズを有し、
前記第3光学系は、第3レンズを有し、
前記第1レンズと前記第2レンズとは、前記第1透過反射部材を介して接合されており、
前記第2レンズと前記第3レンズとは、前記第2透過反射部材を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第1透過反射面および前記第2透過反射面はそれぞれ、瞳面側に凹の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第2レンズと前記第3レンズとは、互いに離間していることを特徴とする請求項2に記載の光学系。
【請求項6】
前記第2レンズと前記第3レンズとの間の間隔は、視差調整に際して変化することを特徴とする請求項5に記載の光学系。
【請求項7】
前記第2レンズは、一枚のレンズ、または複数のレンズが接合された接合レンズであることを特徴とする請求項3に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1透過反射面の曲率(1/mm)をΦ1a、前記第1光学系のうち最も表示面側の前記レンズまたは前記第2光学系のうち最も瞳面側の前記レンズの少なくとも一つのレンズ面の曲率をΦ1b(1/mm)とするとき、
Φ1a×Φ1b≦0 または |Φ1a|>|Φ1b|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記第2透過反射面の曲率(1/mm)をΦ2a、前記第2光学系のうち最も表示面側の前記レンズまたは前記第3光学系のうち最も瞳面側の前記レンズの少なくとも一つのレンズ面の曲率をΦ2b(1/mm)とするとき、
Φ2a×Φ2b≦0 または |Φ2a|>|Φ2b|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第2レンズのd線を基準としたアッベ数をν1b、前記第3レンズのd線を基準としたアッベ数をν2aとするとき、
7≦|ν1b-ν2a|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系および表示装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示素子を用いて表示された原画像を、観察光学系を介して拡大表示し、大画面画像をユーザに与えることで、臨場感のある体験を提供するヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の表示装置(観察装置)が知られている。表示装置は頭部に装着して用いられるため、表示装置に用いられる観察光学系は、広視野かつ高い光学性能を有しつつ、小型(薄型)であることが求められている。特許文献1には、接合レンズを用いて色収差を低減する光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6984261号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系では、一つの透過反射面が平面であるため、結像性能の向上すなわち画像の高精細化が難しい。
【0005】
そこで本発明は、画像の高精細化が可能な光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、表示素子の表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、瞳面側から表示面側へ順に、第1光学系と、曲面の第1透過反射面を有する第1透過反射部材と、第2光学系と、曲面の第2透過反射面を有する第2透過反射部材と、第3光学系とを有し、前記第1光学系のうち最も表示面側のレンズと前記第2光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、前記第1透過反射部材を介して接合されており、前記第2光学系のうち最も表示面側のレンズと前記第3光学系のうち最も瞳面側のレンズとは、前記第2透過反射部材を介して接合されている。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像の高精細化が可能な光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における光学系の断面図および収差図である。
実施例1における光学系の光路を表す模式図である。
第1透過反射面および第2透過反射面の説明図である。
実施例1における光学系の断面図および収差図である。
実施例1における光学系の断面図および収差図である。
実施例2における光学系の断面図および収差図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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