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公開番号2024091440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2023186019
出願日2023-10-30
発明の名称発光表示装置
出願人エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人園田・小林弁理士法人
主分類H10K 59/35 20230101AFI20240627BHJP()
要約【課題】構造を変更して寿命および効率を共に改善する発光表示装置を提供する。
【解決手段】発光表示装置は、基板上に備えられ、第1~第4発光部を露出させるバンクと、第1~第4発光部に備えられた第1~第4アノードと、第1~第4アノード上に備えられた第1発光スタックと、第4発光部に対応して、第1発光スタック上に備えられた電荷生成層および第2発光スタックと、第1~第3発光部の第1発光スタックおよび第4発光部の第2発光スタック上に備えられたカソードとを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板上に備えられ、第1~第4発光部を露出させるバンクと、
前記第1~第4発光部にそれぞれ備えられた第1~第4アノードと、
前記第1~第4アノード上に備えられた第1発光スタックと、
前記第4発光部に対応して、前記第1発光スタック上に備えられた電荷生成層および第2発光スタックと、
前記第1~第3発光部の前記第1発光スタックおよび前記第4発光部の前記第2発光スタック上に備えられたカソードと、を含む、発光表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1~第3発光部はそれぞれ、前記第1発光スタックに、赤色発光層、緑色発光層および青色発光層を含み、
前記第4発光部は、前記第1発光スタックに前記青色発光層と同一層の第1青色発光層を含み、前記第2発光スタックに第2青色発光層を含む、請求項1に記載の発光表示装置。
【請求項3】
前記第3アノードおよび前記第4アノードは横方向に連結されている、請求項2に記載の発光表示装置。
【請求項4】
前記第1発光スタックは、前記第1~第4アノードと、前記赤色発光層、前記緑色発光層、前記青色発光層および前記第1青色発光層との間に位置する第1共通層、並びに、前記赤色発光層、前記緑色発光層、前記青色発光層および前記第1青色発光層上に位置する第2共通層をさらに含み、
前記第2発光スタックは、前記電荷生成層と前記第2青色発光層との間の正孔輸送機能層、および前記第2青色発光層と前記カソードとの間の電子輸送機能層をさらに含む、請求項2に記載の発光表示装置。
【請求項5】
前記電子輸送機能層は、前記第3発光部と前記第4発光部との間の前記バンク上で前記第2共通層と接している、請求項4に記載の発光表示装置。
【請求項6】
前記第1共通層は、正孔注入層、正孔輸送層および電子阻止層を含み、
前記第1発光部および前記第2発光部のそれぞれは、前記正孔輸送層と前記電子阻止層との間に、正孔輸送補助層をさらに含む、請求項4に記載の発光表示装置。
【請求項7】
前記第1発光スタックの厚さは、前記第1発光部の厚さが最も厚く、前記第3発光部および前記第4発光部の厚さが最も薄い、請求項1に記載の発光表示装置。
【請求項8】
前記青色発光層および前記第1青色発光層は蛍光ドーパントを含み、
前記第2青色発光層は非蛍光ドーパントを含む、請求項1に記載の発光表示装置。
【請求項9】
前記非蛍光ドーパントは、リン光ドーパントまたは遅延蛍光(TADF:Thermally Activated Delayed Fluorescent)ドーパントである、請求項8に記載の発光表示装置。
【請求項10】
前記第3発光部および前記第4発光部の合算面積は前記第1発光部および前記第2発光部のそれぞれの面積より大きく、
前記第3発光部と前記第4発光部の面積比は1:10~10:1である、請求項1に記載の発光表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関し、発光素子の構造を変更して寿命を伸ばし、視野角の変化による色座標変化特性を緩和させ、色域を広げることができる発光表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
本格的な情報化時代に入るのに伴って、電気的情報信号を視覚的に表現するディスプレイ(display)分野が急速に発展して来た。これに応えて、薄型化、軽量化、低消費電力化の優れた性能を有する様々な多様な表示装置(Display Device)が開発されている。
【0003】
このうち、別途の光源を要求せず、装置のコンパクト化及び鮮明なカラー表示のために別途の光源を備えず、発光素子を表示パネル内に有する発光表示装置が競争力あるアプリケーション(application)として考慮されている。
【0004】
発光素子は、電極として互いに対向しているアノードおよびカソードを含み、アノードとカソードとの間に発光層を含み、発光層に正孔および電子を伝達する共通層を含むことができる。
【0005】
一方、発光素子は、色表現のための相異なる波長の光を発光する発光材料を用いるが、波長別に発光材料の効率および寿命に差が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発光材料のうち、紫外線波長に近い短波長を発光する発光材料は長波長ドーパントとは寿命および効率が互いに反対の傾向を示している。
【0007】
したがって、本発明の発光表示装置は構造を変更して寿命および効率を共に改善しようとするものであり、長波長発光層を含むサブ画素および短波長発光層を含むサブ画素に互いに異なる構造を適用することで、短波長発光材料を含む発光層を用いた素子の寿命および効率を共に改善しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施例による発光表示装置は、基板上に備えられ、第1~第4発光部を露出させるバンクと、前記第1~第4発光部に備えられた第1~第4アノードと、前記第1~第4アノード上に備えられた第1発光スタックと、前記第4発光部に対応して、前記第1発光スタック上に備えられた電荷生成層および第2発光スタックと、前記第1~第3発光部の前記第1発光スタックおよび前記第4発光部の前記第2発光スタック上に備えられたカソードとを含む。
【0009】
本発明の他の実施例による発光表示装置は、基板上に備えられ、第1~第4発光部を露出させるバンクと、前記第1~第4発光部にそれぞれ備えられた第1~第4アノードと、前記第1アノード上の第1発光層、前記第2アノード上の第2発光層、および前記第3アノードおよび前記第4アノード上の第3発光層と、前記第3発光部と重畳せずに前記第4発光部と重畳し、前記第3発光層上に順に備えられた電荷生成層および第4発光層と、前記第1~第3発光部上の前記第1発光層、前記第2発光層および前記第3発光層および前記第4発光層上のカソードとを含む。
【0010】
本発明の発光表示装置は次のような効果を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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