TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024088893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203916
出願日2022-12-21
発明の名称熱交換器および車両用空調装置
出願人サンデン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F28F 9/26 20060101AFI20240626BHJP(熱交換一般)
要約【課題】 高効率の熱交換が可能でありながらも部品点数を削減し、それに伴うコストの削減、また省スペース化が可能な熱交換器およびそれを備えた車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 熱交換器10は、内部に第1熱媒体m1が流れる3以上の熱交換コア11と、3以上の隣り合う収容室30を有し、内部に第2熱媒体m2が流れるケース3と、を有し、熱交換コア11を対とした場合に内部を流れる第1の熱媒体m1の温度差が小さくなる対の熱交換コア11同士を隣り合わせて収容室30のそれぞれに収容し、収容室30のそれぞれの内部に第2熱媒体m2を流し、第2熱媒体m2と第1熱媒体m1との間で熱交換を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部に第1熱媒体が流れる3以上の熱交換コアと、
前記熱交換コアと同数の隣り合う収容室を有し、内部に第2熱媒体が流れるケースと、を有する熱交換器であって、
前記熱交換コアを対とした場合に内部を流れる前記第1熱媒体の温度差が小さくなる対の該熱交換コア同士を隣り合わせて前記収容室のそれぞれに収容し、
前記収容室のそれぞれの内部に第2熱媒体を流し、該第2熱媒体と前記第1熱媒体との間で熱交換を行う、
ことを特徴とする熱交換器。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記熱交換コアの外表面と前記収容室の内面により前記第2熱媒体の流路が形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記熱交換コアは少なくとも、
前記第1熱媒体の放熱器として機能する高温側熱交換コアと、
前記第1熱媒体の吸熱器として機能する低温側熱交換コアと、
前記第1熱媒体の放熱器又は吸熱器として機能する中温熱交換コアを含み、
前記高温側熱交換コアと前記低温側熱交換コアの間に前記中温熱交換コアを配置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記収容室は少なくとも、
前記高温側熱交換コアが収容される高温側収容室と、
前記中温熱交換コアが収容される中温収容室を含み、
前記高温側収容室と前記中温収容室において、前記第2熱媒体は対向する方向に流通する、
ことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記収容室は少なくとも、
前記低温側熱交換コアが収容される低温側収容室と、
前記中温熱交換コアが収容される中温収容室を含み、
前記低温側収容室と前記中温収容室において、前記第2熱媒体は対向する方向に流通する、
ことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
【請求項6】
隣り合う前記収容室の間に断熱部を設けた、
ことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器を有する車両用空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器および車両用空調装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内側を冷媒が流れるように構成された内部部材と、内部部材を収容する容器であって、内部部材の周囲の空間を冷却水が流れるように構成されたケースと、を備える熱交換器が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の熱交換器は、車両に搭載されるものであり、当該車両を循環する冷媒と冷却水との間で熱交換を行うための熱交換器として構成され、一つの直方体のケースに一つの内部部材が収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-85340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えば車両空調装置などにおいては空調回路上、第1熱媒体(例えば、冷媒)と第2熱媒体(例えば、冷却水など)を熱交換する箇所は複数存在する。このため、特許文献1に記載のような熱交換器をそれぞれ必要な複数箇所に配置すると、部品点数(特に、ケース)の増加に伴うコストアップ、およびスペースの増加などの問題が生じる。
【0006】
そこで本発明は、高効率の熱交換が可能でありながらも部品点数を削減し、それに伴うコストの削減、また省スペース化が可能な熱交換器およびそれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内部に第1熱媒体が流れる3以上の熱交換コアと、3以上の隣り合う収容室を有し、内部に第2熱媒体が流れるケースと、を有する熱交換器であって、前記熱交換コアを対とした場合に内部を流れる前記第1の熱媒体の温度差が小さくなる対の該熱交換コア同士を隣り合わせて前記収容室のそれぞれに収容し、前記収容室のそれぞれの内部に第2熱媒体を流し、該第2熱媒体と前記第1熱媒体との間で熱交換を行う、ことを特徴とする熱交換器に係るものである。
【0008】
また、本発明は、上記の熱交換器を備えた車両空調装置に係るものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高効率の熱交換が可能でありながらも部品点数を削減し、それに伴うコストの削減、また省スペース化が可能な熱交換器およびそれを備えた車両用空調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る車両空調装置を示す模式図である。
本実施形態に係る熱交換器を模式的に示す平面図である。
本実施形態に係る熱交換器の斜視図である。
本実施形態に係る熱交換器の分解斜視図である。
本実施形態に係る熱交換プレートを説明するための分解平面図である。
本実施形態に係る熱交換プレートを説明するための図であり、(A)側面図、(B)平面図、(C)側面図である。
本実施形態に係る熱交換器の一部を示す平面図である。
本実施形態に係る熱交換器を模式的に示す平面図である。
本実施形態に係る熱交換器を模式的に示す平面図である。
本実施形態に係る熱交換器を模式的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
熱交換器
8か月前
株式会社ティラド
熱交換器
9か月前
株式会社ティラド
積層型熱交換器
8か月前
株式会社ティラド
熱交換ユニット
9か月前
個人
冷媒液注入及び封止方法
2か月前
株式会社スイシン
熱交換装置
11か月前
個人
放熱ニット網
4か月前
マルヤス工業株式会社
熱交換器
5か月前
株式会社ティラド
熱交換器の補強構造
8か月前
株式会社ティラド
プレート積層型熱交換器
5か月前
株式会社ティラド
熱交換器のヘッダタンク
2か月前
株式会社ティラド
熱交換器の誤組防止構造
5か月前
東京窯業株式会社
蓄熱体構造
3日前
古河電気工業株式会社
構造体
26日前
個人
輻射パネルおよびその製造方法
3日前
住友精密工業株式会社
熱交換器
8か月前
住友精密工業株式会社
熱交換器
2か月前
個人
ウィック付毛細管挿入縦型ヒートパイプ
10か月前
株式会社ティラド
熱交換器のタンク接続構造
12か月前
個人
薄型ウイック及び薄型ヒートパイプ
10か月前
株式会社デンソー
熱交換器
8か月前
株式会社バルテック
プレート式熱交換器
7か月前
株式会社バルテック
プレート式熱交換器
7か月前
株式会社デンソー
熱交換器
8か月前
株式会社デンソー
熱交換器
8か月前
富士電機株式会社
冷却装置および蒸発器
6か月前
株式会社デンソー
熱交換器
5か月前
株式会社カンファクト
熱伝導部材及び冷却器具
10か月前
住友金属鉱山株式会社
煙灰除去装置
10か月前
株式会社デンソー
温度調節器
10か月前
株式会社デンソー
温度調節器
10か月前
株式会社デンソー
温度調節器
10か月前
シャープ株式会社
熱交換器、及び、除湿機
4か月前
新光電気工業株式会社
ヒートパイプ
7か月前
株式会社ティラド
カッププレート積層型熱交換器
2か月前
古河電気工業株式会社
ヒートパイプ
8か月前
続きを見る