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公開番号2024088675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2024051550,2020135826
出願日2024-03-27,2020-08-11
発明の名称エアコンプレッサ、外部端末装置、コンピュータプログラム及びシステム
出願人マックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F04B 49/06 20060101AFI20240625BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】エアコンプレッサの有効活用の促進を可能とするエアコンプレッサ、外部端末装置、コンピュータプログラム及びシステムを提供すること。
【解決手段】モータと、前記モータにより駆動されて圧縮空気を生成するための圧縮機構と、前記圧縮機構によって生成された圧縮空気を貯留するためのタンクと、前記タンクの内部圧力を取得するための圧力取得部と、を備えるエアコンプレッサである。エアコンプレッサを制御する制御部は、前記エアコンプレッサのコンプレッサ本体に設けられる表示装置、または、前記エアコンプレッサと通信可能に設けられた外部端末装置の表示画面の所定領域内に、前記圧力取得部によって取得された前記タンクの内部圧力の大きさに応じて表示形態を変化させる表示体を表示させるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、前記モータにより駆動されて圧縮空気を生成するための圧縮機構と、前記モ
ータを制御するための制御部と、前記圧縮機構によって生成された圧縮空気を貯留するた
めのタンクと、前記タンクの内部圧力を取得するための圧力取得部と、を備えるエアコン
プレッサであって、前記エアコンプレッサを制御するための制御部とを備え、
前記制御部は、前記エアコンプレッサのコンプレッサ本体に設けられる表示装置、また
は、前記エアコンプレッサと通信可能に設けられた外部端末装置の表示画面の所定領域内
に、前記圧力取得部によって取得された前記タンクの内部圧力の大きさに応じて表示形態
を変化させる表示体を表示させるための情報を送信するように構成されていることを特徴
とするエアコンプレッサ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記表示体の表示形態は、前記表示体の表示領域、形状、または、色の何れかである、
請求項1に記載のエアコンプレッサ。
【請求項3】
予め設定された所定圧力値に対する前記タンクの内部圧力の割合を、前記所定領域の面
積に対する前記表示体の面積によって表示させることを特徴とする請求項1または2に記
載のエアコンプレッサ。
【請求項4】
予め設定された所定圧力値に対する前記タンクの内部圧力の割合を、前記表示体の発光
色によって表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のエアコンプ
レッサ。
【請求項5】
前記制御部は、前記モータに供給される電流値に基づいて前記モータの負荷を取得する
負荷取得部を備え、
前記表示画面には、前記負荷取得部により取得される前記モータの負荷を、前記表示体
の発光色によって表示されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何
れか一項に記載のエアコンプレッサ。
【請求項6】
前記制御部は、
前記圧力取得部によって取得された前記タンクの内部圧力及び前記モータを再起動させ
る圧力値である所定のモータ起動圧力値に基づいて前記モータを駆動させ、
前記圧力取得部によって取得された前記タンクの内部圧力及び前記モータを停止させる
圧力値である所定のモータ停止圧力値に基づいて前記モータを停止させるように前記モー
タを制御可能に構成され、
前記表示画面の第2領域には、前記モータ起動圧力値または前記モータ停止圧力値の少
なくとも何れか一方が表示されるように構成されていることを特徴とする、請求項1乃至
5の何れか一項に記載のエアコンプレッサ。
【請求項7】
前記所定圧力値は、前記モータを停止させる圧力値であるモータ停止圧力値であること
を特徴とする請求項3または4に記載のエアコンプレッサ。
【請求項8】
前記表示画面には、前記エアコンプレッサに接続され、前記圧縮空気によって駆動可能
な空圧工具の使用圧力値が表示されるように構成されていることを特徴とする、請求項1
乃至7の何れか一項に記載のエアコンプレッサ。
【請求項9】
前記表示装置、または、前記外部端末装置は、前記モータ起動圧力値および前記モータ
停止圧力値の少なくとも一方を入力するための操作部を備え、
前記表示画面には、前記操作部によって入力された前記モータ起動圧力値、または、前
記モータ停止圧力値の少なくとも何れか一方が表示されるように構成されていることを特
徴とする、請求項6に記載のエアコンプレッサ。
【請求項10】
ファスナを打ち込むネイラに接続されるエアコンプレッサであって、
前記表示画面には、前記圧力取得部によって取得された前記タンクの内部圧力情報及び
前記エアコンプレッサに接続され、前記圧縮空気によって駆動可能な前記ネイラから取得
する情報に基づいて、前記ネイラが打ち込むことが可能な前記ファスナの数を表示するよ
うに構成されていることを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載のエアコンプ
レッサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアコンプレッサ、外部端末装置、コンピュータプログラム及びシステムに
関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
建築現場等の作業現場においては、切削、釘打ち、ネジ打ちなどの作業を行うために、
圧縮空気を駆動エネルギーとした空圧工具が広く用いられている。空圧工具として、エア
ドライバや、ステープル、ピン、ビス、釘などのファスナを打ち込むネイラが知られてい
る。このような空圧工具に圧縮空気を供給するのが、エアコンプレッサである。
【0003】
一般に、エアコンプレッサは、モータの回転運動が、クランク軸を介してシリンダ内の
ピストンの往復運動に変換され、ピストンの往復運動によってシリンダの吸気弁から吸い
込んだ空気を圧縮するように構成される。シリンダ内で圧縮された圧縮空気はシリンダの
排気弁からパイプを通してタンクに吐出され、タンク内に貯留される。
【0004】
このようなエアコンプレッサは、建築現場に持ち込んで使用されることがある。たとえ
ば、エアコンプレッサを下層階や仮設電源などの近傍に置き、上層階などにて空圧工具を
用いて作業することがある。このような場合、エアコンプレッサは、作業者が実際に作業
を行う場所から数メートル乃至十数メートル離れた場所に設置されることがある。被加工
物によって異なる条件で作業を行う場合やエアコンプレッサの動作モードなどを変える場
合、再起動動作などが必要になった場合、作業者は、現場での作業を中断し、エアコンプ
レッサが設置された場所まで移動しなければエアコンプレッサを操作できないという問題
があった。
【0005】
特許文献1には、このような問題を解決するために、遠隔からエアコンプレッサを操作
可能な操作部を本体部と着脱自在に設ける技術が記載されている。操作部は、本体部から
送信された内部圧力情報を受信し、針により内部圧力を示す空気圧力表示計を表示する。
使用者は、内部圧力が低下した際には、エアコンプレッサのモータを起動させるためのO
Nボタンを押下し、内部圧力が十分に高くなった際には、エアコンプレッサのモータを停
止させるためのOFFボタンを押下する。
【0006】
特許文献2には、複数台のエアコンプレッサを遠隔地にあるコンピュータにより管理す
る管理方法が記載されている。コンピュータは、エアコンプレッサの作動情報を受信し、
これを表示する。
【0007】
特許文献3には、一般的なエアコンプレッサの構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-194005号公報
特開2002-122079号公報
特開2015-17556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、本出願の発明者らは、エアコンプレッサに遠隔操作機能を設けたにもか
かわらず、エアコンプレッサがこれに接続される空圧工具の種類や作業内容など(以下、
空圧工具の種類、作業時間、ファスナ及びねじ並びにこれらが打ち込まれる被加工物の種
類を含む作業の内容を「作業内容など」という。)に応じて有効に活用されていない点に
気が付いた。例えば、エアコンプレッサを複数の動作モードで動作可能に構成し、遠隔操
作機能の一つに動作モードを選択する機能を持たせても、作業内容などにかかわらず、一
様に、高出力モードのみを選択する使用者が少なくない。高出力モードは、作業中のエア
不足が起きにくいが、エアコンプレッサへの負荷が高いので、エアコンプレッサの製品寿
命を悪化させる。また、運転効率も低い。一方で、作業内容などによっては、高出力モー
ドは、必ずしも必要ではない。
【0010】
特許文献1記載のエアコンプレッサは、モータの起動及び停止をするための情報として
内部圧力を表示するものに過ぎない。内部圧力の高低に応じてモータを起動または停止さ
せるために、内部圧力と共に、エアコンプレッサの起動ボタン及び停止ボタンを表示して
いるに過ぎないから、作業内容などに応じてエアコンプレッサの機能を有効に活用させる
ための技術を提供するものではない。特許文献2及び3記載の技術も、エアコンプレッサ
の有効活用を促進させるための技術を提供するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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