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公開番号2024083945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022198055
出願日2022-12-12
発明の名称ブロワ装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人
主分類F04D 29/70 20060101AFI20240617BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】車両のシート下方に配置されるブロワ装置において、ブロワ装置の上方から侵入する水などの液体に対する被水対策を施す。
【解決手段】ブロワケーシング2と、ブロワケーシング2の内側に収容されたインペラと、ブロワケーシング2の軸方向一方端側に設けられ、インペラを回転させるモータと、モータに電力を供給する複数のコネクタピンを備えたコネクタハウジング94を備えたブロワ装置である。コネクタハウジング94を覆う被水カバーブラケット11がブロワケーシング2の外周面に固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ブロワケーシングと、
前記ブロワケーシングの内側に収容されたインペラと、
前記ブロワケーシングの軸方向一方端側に設けられ、前記インペラを回転させるモータと、
前記モータに電力を供給する複数のコネクタピンを備えたコネクタハウジングと、
を備え、
前記コネクタハウジングを覆う被水カバーブラケットが、前記ブロワケーシングの前記外周面に固定されたブロワ装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記被水カバーブラケットは、前記コネクタハウジングを覆う被水カバー部と、
前記被水カバー部に連接して前記ブロワケーシングに固定する接続部とを備え、
前記被水カバー部の前記軸方向の高さは前記コネクタハウジングの高さよりも高く、
前記被水カバー部の前記軸方向と直交する方向の幅は、前記コネクタハウジングの幅よりも広い請求項1に記載のブロワ装置。
【請求項3】
前記ブロワケーシングの外周面には前記軸方向に延在する複数の突起部が形成され、
前記突起部の内、選択された前記突起部に固定取付足ブラケットが固定され、
前記被水カバーブラケットの前記接続部は、前記固定取付足ブラケットの固定に選択されなかった前記突起部に固定した請求項2に記載のブロワ装置。
【請求項4】
前記被水カバーブラケットの前記接続部は、前記突起部と摺動可能に嵌合する溝と、複数の貫通孔とを備え、
抜け止めブロックを前記接続部の前記貫通孔に挿入することにより、前記突起部に対する前記被水カバーブラケットの前記軸方向の一方への移動を規制した請求項3に記載のブロワ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はブロワ装置に係り、特に、外部の配線を接続するための電装品に被水対策を施す技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
遠心ファンを用いたブロワ装置は、家電機器、OA機器、産業機器の冷却、換気、空調や、車両用機器、などに広く用いられている。
【0003】
たとえば、ハイブリッド車や電気自動車などの車両では、走行用の駆動源としてのモータや、各種センサに供給される電力を蓄える電池パックが配置され、電池パックを冷却するための送風機が設けられている。この電池パックを搭載する車両において、電池パックをシート下方のフロアパネルに配置する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載された電池パックを冷却するための送風機としては、一般に、遠心送風機であるブロワ装置が用いられており、モータに電力を供給するための電装品として、コネクタを備えたブロワ装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-062256号公報
国際公開2020/255564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2に記載されたブロワ装置を、特許文献1に記載されたような電池パックに設け、この電池パックがシート下方のフロアパネルに配置された車両において、車内の人が容器に入った水や飲み物などをシート上にこぼした場合、ブロワ装置の上方から水などの液体が電装品であるコネクタの電極部に付着してモータが故障する虞がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両のシート下方に配置されるブロワ装置において、ブロワ装置の上方から侵入する水などの液体に対する被水対策を施すことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ブロワケーシングと、前記ブロワケーシングの内側に収容されたインペラと、前記ブロワケーシングの軸方向一方端側に設けられ、前記インペラを回転させるモータと、前記モータに電力を供給する複数のコネクタピンを備えたコネクタハウジングと、を備え、前記コネクタハウジングを覆う被水カバーブラケットが、前記ブロワケーシングの前記外周面に固定されたブロワ装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シートから落下する水滴がコネクタハウジングを覆う被水カバーブラケットに落下し、被水カバーブラケットの両端部から落下するので、コネクタハウジングの電極部に水滴が付着してモータが故障するといった不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態のブロワ装置の分解斜視図である。
(A)は実施形態のブロワ装置の側面図、(B)は(A)のB-B線断面拡大図である。
(A)は実施形態のブロワ装置の斜視図、(B)は(A)の矢印Bで示す部分の拡大図である。
(A)は実施形態のブロワ装置から固定取付足ブラケットを取り外した斜視図、(B)は(A)の矢印Bで示す部分の拡大図である。
図4の視る角度を変えた斜視図である。
実施形態における突起部と溝との嵌合状態を示す断面図である。
実施形態におけるブロワ下ケーシングを示す斜視図である。
実施形態におけるインペラを示す斜視図である。
実施形態におけるモータを示す斜視図である。
実施形態におけるエンドキャップを示す斜視図である。
実施形態におけるカバーを示す斜視図である。
実施形態における被水カバーブラケットを示す斜視図である。
実施形態における抜け止めブロックを示す斜視図である。
図13の視る角度を変えた斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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