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公開番号2024087454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202282
出願日2022-12-19
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240624BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】横からブースターケーブのクリップを救護端子に挟んだ場合であっても、救護端子からブースターケーブルが外れるのを抑制することができる。
【解決手段】フレーム6には、電子部品2、ボルト端子3及び救護端子7が収容される。アッパカバーが、フレーム6の上側開口を覆う。ボルト端子3は、先端が上側に向かって延びる。保護壁62は、ボルト端子3の軸回りを囲み、ボルト端子3よりも上側に突出して設けられた。救護端子7は、保護壁62のボルト端子3から離れた側に隣接して設けられ、保護壁62よりも上側に突出して設けられた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品と、
電線の端末に設けた端子が取り付けられるボルト端子と、
バッテリに電気的に接続された救護端子と、
前記電子部品、前記ボルト端子及び前記救護端子を収容するフレームと、
前記フレームの開口を覆うカバーと、を備えた
電気接続箱であって、
前記ボルト端子は、先端が前記カバーに向けて配置され、
前記ボルト端子の軸回りを囲み、前記ボルト端子よりも前記カバー側に突出して設けられた保護壁をさらに備え、
前記救護端子は、前記保護壁の前記ボルト端子から離れた側に隣接して設けられ、前記保護壁よりも前記カバー側に突出して設けられた、
電気接続箱。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記ボルト端子は、複数並べて設けられ、
前記保護壁は、複数の前記ボルト端子を各々囲むように複数設けられ、
前記救護端子は、複数の前記ボルト端子のうち前記ボルト端子の並び方向一端に位置する前記ボルト端子との距離が、他の前記ボルト端子との距離よりも近くなるように設けられている、
電気接続箱。
【請求項3】
請求項2に記載の電気接続箱であって、
前記救護端子は、板状の救護端子本体を有し、
前記救護端子は、前記救護端子本体の板厚方向が、前記並び方向及び前記救護端子の突出方向と交差する交差方向に沿うように配置された、
電気接続箱。
【請求項4】
請求項3に記載の電気接続箱であって、
前記救護端子は、前記救護端子本体の前記板厚方向一方側を覆う壁部を有し、
前記壁部には、前記突出方向に沿った複数のリブが前記並び方向に並んで設けられている、
電気接続箱。
【請求項5】
請求項4に記載の電気接続箱であって、
前記救護端子を覆うキャップと、
前記壁部から前記並び方向に突出し、前記交差方向に沿った軸回りに前記キャップを回転自在に支持する支持部と、を備えた、
電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱、に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のバッテリが過放電状態となってしまった場合、他の自動車(以下、救護車)のバッテリから電源供給を受けてエンジンを始動させる場合がある。この場合、故障車のバッテリと救護車のバッテリとをブースターケーブルで接続する。
【0003】
一般的には、救護端子の上からブースターケーブルのクリップを近づけて挟んで接続している。しかしながら、この場合、救護端子の上からクリップを挟める十分なスペースがない場合、救護端子とブースターケーブルとを接続することができない。そこで、救護端子の軸直角方向(横方向)からブースターケーブルを近づけてクリップを挟んで接続するものも提案されている(特許文献1)。しかしながら、この場合、ブースターケーブルが救護端子から外れやすい、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-60758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、横からブースターケーブのクリップを近づけて救護端子に挟んだ場合であっても、救護端子からブースターケーブルが外れるのを抑制することができる電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記を特徴としている。
電子部品と、
電線の端末に設けた端子が取り付けられるボルト端子と、
バッテリに電気的に接続された救護端子と、
前記電子部品、前記ボルト端子及び前記救護端子を収容するフレームと、
前記フレームの開口を覆うカバーと、を備えた
電気接続箱であって、
前記ボルト端子は、先端が前記カバーに向けて配置され、
前記ボルト端子の軸回りを囲み、前記ボルト端子よりも前記カバー側に突出して設けられた保護壁をさらに備え、
前記救護端子は、前記保護壁の前記ボルト端子から離れた側に隣接して設けられ、前記保護壁よりも前記カバー側に突出して設けられた、
電気接続箱であること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、横からブースターケーブのクリップを近づけて救護端子に挟んだ場合であっても、救護端子からブースターケーブルが外れるのを抑制することができる電気接続箱を提供することができる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の電気接続箱にクリップを接続する前の斜視図である。
図2は、図1に示す電気接続箱にクリップを接続した後の斜視図である。
図3は、図1に示す電気接続箱の部分上面図である。
図4は、図1に示す救護端子付近の拡大斜視図である。
図5は、図2に示す電気接続箱の部分上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。電気接続箱は、ヒューズやリレーなどの電子部品が搭載され、車両のエンジンルームに配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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