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公開番号2024086895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024065007,2020062006
出願日2024-04-12,2020-03-31
発明の名称不純物除去方法及びこれに用いられるバネ状フィルターシステム
出願人株式会社モノベエンジニアリング
代理人個人
主分類B01D 29/48 20060101AFI20240621BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】
溶解物が存在してもより効率的に流体に溶解せず混在している物質を除去することのできる不純物除去方法及びこれに用いられるバネ状フィルターシステムを提供する。
【解決手段】
本発明の一観点に係るバネ状フィルターシステムSは、一次バネ状フィルター装置1と、一次バネ状フィルター装置1に接続され、一次ろ過液を収容する一次ろ過液槽2と、一次ろ過液をろ過する二次バネ状フィルター装置3と、を備える。また、本発明の他の一観点に係る不純物除去方法は、原液に対し、一次ろ過を行うステップ、一次ろ過によって得られた一次ろ過液に、一次ろ過液内に溶解した溶解不純物を吸着可能なろ過助剤を混合するステップ、ろ過助剤が混合された一次ろ過液に対し、二次ろ過を行うステップ、を備える。

【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
一次バネ状フィルター装置と、
前記一次バネ状フィルター装置に接続され、一次ろ過液を収容する一次ろ過液槽と、
前記一次ろ過液をろ過する二次バネ状フィルター装置と、を備えるバネ状フィルターシステム。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記一次ろ過液槽は、前記一次ろ過液に投入されるろ過助剤を攪拌するための攪拌装置を備える請求項1記載のバネ状フィルターシステム。
【請求項3】
前記一次バネ状フィルター装置は、原液から不溶解不純物を除去するものであって、
前記二次バネ状フィルター装置は、一次ろ過液から溶解不純物を除去するものである請求項1記載のバネ状フィルターシステム。
【請求項4】
原液に対し、一次ろ過を行うステップ、
前記一次ろ過によって得られた一次ろ過液に、前記一次ろ過液内に溶解した溶解不純物を吸着可能なろ過助剤を混合するステップ、
前記ろ過助剤が混合された一次ろ過液に対し、二次ろ過を行うステップ、を備える不純物除去方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、不純物除去方法及びこれに用いられるバネ状フィルターシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
川や海における水中、又事業会社の排水中には、様々な物質(不純物)が混在しており、例えば、微小な砂や泥等、溶解せずに水中に浮遊する物質だけでなく、鉄等の金属やホウ素等の非金属等、溶解して存在する物質が含まれている。
【0003】
水中に溶解して存在する物質には、ホウ素、フッ素、カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、セレン、各種のレアメタル等様々な金属や半金属等のイオン化物質を例示することができる。これらは除去が困難であり、そのままでは人体及び環境に悪影響を及ぼすおそれが高いものである一方、除去及び回収し、適切な処理を施すことで、資源として利用することができるものも少なくない。
【0004】
例えば上記の例のうち、ホウ素は、人間にとって必須の元素であるが、過剰量のホウ素を継続的に摂取することにより、生殖機能の低下などの健康障害が生じる可能性が指摘されている。例えば、温泉排水等は昆虫や微生物に甚大な被害を与えているといわれている。そのため、ホウ素排水に対する規制として、排水基準は水質汚濁防止法により10mg/Lに、環境基準値ではその10分の1の値である1mg/L以下に制定されている。
【0005】
しかしながら、一方でホウ素は、耐熱ガラス、ガラス繊維、ニューセラミックス、アモルファス合金、うわ薬、肥料、原子力分野、パソコンTFTディスプレイなどさまざまな用途で利用されており、産業上非常に重要なものともなっている。
【0006】
ところで、上記物質の一般的な処理としては凝集沈殿法やイオン交換樹脂による吸着法が知られている。しかしながら、これらの方法は処理速度が遅く、また処理過程で大量のスラッジが出るなどの問題点があり、新しい排水処理技術の開発が強く求められている。
【0007】
しかしながら、この処理法は上記の通り、処理に投入した凝集剤と処理物質がそのまま産業廃棄物となるといった課題がある。
【0008】
上記の問題に対し、例えば、下記特許文献1には、溶解した物質を除去すべくグラフト重合を用いた機能性高分子が開示されている。
【0009】
一方、バネ状のフィルターを用い、水等の流体に混在している物質を除去しようとする技術が、例えば下記特許文献2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2012-214966号公報
特開2013-184151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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