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公開番号2024078743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191257
出願日2022-11-30
発明の名称混合装置
出願人株式会社晃伸製機
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B01F 35/88 20220101AFI20240604BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】複数の原料同士の混合を、高効率、かつ高精度で行うことが可能な混合装置の提供。
【解決手段】混合装置1は、各々が所定の含有割合に調整された複数の必要成分を含む原料混合物を得るために、必要成分を少なくとも1つ含む複数の原料同士を、所定の配合割合で混ぜ合わせる混合装置1であって、原料を貯留する複数の貯留部2と、貯留部から排出された複数の原料を1つにまとめて収容する第1収容部31を有する統合装置3と、各貯留部2から排出された各原料を第1収容部31へ搬送する複数の搬送装置4と、第1収容部31から排出された原料からなる複数の原料を収容する第2収容部51、及び第2収容部51内に設けられ複数の原料を攪拌して、原料混合物を得る攪拌部52を有する攪拌装置5とを備え、複数の搬送装置4は、各貯留部2から排出された各原料同士が、配合割合で、第1収容部31に供給されるように、それぞれ所定の搬送速度に設定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々が所定の含有割合に調整された複数の必要成分を含む原料混合物を得るために、各々が前記必要成分を少なくとも1つ含む複数の原料同士を、所定の配合割合で混ぜ合わせる混合装置であって、
各々が、割り当てられた各原料を貯留する複数の貯留部と、
各貯留部から排出された各原料からなる複数の前記原料を1つにまとめて収容する第1収容部を有する統合装置と、
各貯留部から排出された各原料を前記第1収容部へ搬送する複数の搬送装置と、
前記第1収容部から排出された各原料からなる複数の前記原料を収容する第2収容部、及び前記第2収容部内に設けられ前記第2収容部内の複数の前記原料を攪拌して、前記原料混合物を得る攪拌部を有する攪拌装置とを備え、
複数の前記搬送装置は、各貯留部から排出された各原料同士が、前記配合割合で、前記第1収容部に供給されるように、それぞれ所定の搬送速度に設定される混合装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
複数の前記貯留部は、割り当てられた前記原料について、前記配合割合に応じた分量を貯留し、
複数の前記搬送装置同士は、それぞれ対応する前記原料の搬送を同時に開始すると共に、前記原料の搬送を同時に停止する請求項1に記載の混合装置。
【請求項3】
複数の前記搬送装置における各搬送速度は、単位時間当たりの搬送量同士の割合が、前記配合割合となるように設定される請求項2に記載の混合装置。
【請求項4】
複数の前記搬送装置のうち、少なくとも2つ以上の前記搬送装置が、上流側の各貯留部から下流側の前記第1収容部に向かって途中で1つに合流する複合搬送装置をなし、
前記複合搬送装置は、
各々が各貯留部に1つずつ割り当てられると共に、各々が独立して上流側の各貯留部から下流側に向かって、対応する原料を搬送する複数の上流側搬送装置と、
複数の前記上流側搬送装置により搬送される複数の前記原料をまとめて収容する合流収容部、及び前記合流収容部と前記第1収容部との間を繋ぎつつ、前記合流収容部に収容された複数の前記原料を、前記第1収容部へ搬送する搬送本体部を含む下流側搬送装置とを有する請求項1又は請求項2に記載の混合装置。
【請求項5】
複数の前記上流側搬送装置は、複数の前記原料同士が、前記配合割合で、前記合流収容部に進入するように、それぞれ所定の搬送速度に設定される請求項4に記載の混合装置。
【請求項6】
前記原料混合物は、有機肥料と、化成肥料との混合物からなる複合肥料である請求項1又は請求項2に記載の混合装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、混合装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、有機肥料(例えば、醗酵鶏糞、醗酵豚糞)と、化成肥料との混合物からなる複合肥料は、肥料に関する法規制の都合で、畜産農家が行うことが難しかった。そのため、この種の複合肥料の製造は、専ら、大手の肥料メーカーにより、大規模な設備を用いて行われていた。
【0003】
しかしながら、近年、上記法規制の改正が行われたことにより、畜産農家による複合肥料の製造・販売が可能となった。そのため、畜産農家では、有機肥料と化成肥料との混合割合を自由に設定しながら、複合肥料が製造されている。なお、製造された複合肥料は、例えば、畜産農家の近辺の耕種農家に販売されている。
【0004】
耕種農家のような小口向けの場合、複合肥料は、小ロットで製造する必要がある。しかも、複合肥料中の配合成分(例えば、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)等)の種類や割合は、栽培する農作物の種類や、畑の土壌の残存成分の状態等に応じて、適宜、調整する必要がある。
【0005】
なお、従来の混合装置としては、例えば、特許文献1に示されるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-247391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
近年、配合成分の種類や割合の異なる、数多くの種類の複合肥料等を製造するために、原料同士の混合を、高効率、かつ高精度で行うことが求められている。
【0008】
本発明の目的は、複数の原料同士の混合を、高効率、かつ高精度で行うことが可能な混合装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するための手段は、以下の通りである。即ち、
<1> 各々が所定の含有割合に調整された複数の必要成分を含む原料混合物を得るために、各々が前記必要成分を少なくとも1つ含む複数の原料同士を、所定の配合割合で混ぜ合わせる混合装置であって、各々が、割り当てられた各原料を貯留する複数の貯留部と、各貯留部から排出された各原料からなる複数の前記原料を1つにまとめて収容する第1収容部を有する統合装置と、各貯留部から排出された各原料を前記第1収容部へ搬送する複数の搬送装置と、前記第1収容部から排出された各原料からなる複数の前記原料を収容する第2収容部、及び前記第2収容部内に設けられ前記第2収容部内の複数の前記原料を攪拌して、前記原料混合物を得る攪拌部を有する攪拌装置とを備え、複数の前記搬送装置は、各貯留部から排出された各原料同士が、前記配合割合で、前記第1収容部に供給されるように、それぞれ所定の搬送速度に設定される混合装置。
【0010】
<2> 複数の前記貯留部は、割り当てられた前記原料について、前記配合割合に応じた分量を貯留し、複数の前記搬送装置同士は、それぞれ対応する前記原料の搬送を同時に開始すると共に、前記原料の搬送を同時に停止する前記<1>に記載の混合装置。
(【0011】以降は省略されています)

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