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公開番号2024086798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024061324,2020198735
出願日2024-04-05,2020-11-30
発明の名称現地操作ユニットおよび消火システム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類A62C 37/00 20060101AFI20240621BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】現地制御盤の設置の自由度を向上させる。
【解決手段】消火システム1は、ノズルユニット4、現地制御盤5および可搬型の現地操作ユニット6を備える。ノズルユニット4は、放水部と感知部を備える。現地制御盤5は、ノズルユニット4の状態情報を取得するとともに、現地操作ユニット6から出力される操作信号に応じてノズルユニット4を制御する。現地操作ユニット6は、現地制御盤5と通信可能なように接続自在であり、表示部と操作部を備える。この現地操作ユニット6は、現地制御盤5から状態情報を取得して表示部に表示させるとともに、利用者が操作部を操作すると、当該操作を示す操作信号を現地制御盤5に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中央操作盤に接続された消火装置からの放水を指示するための現地制御盤と通信する通信部と、
前記通信部を介して取得した前記消火装置の状態情報を記憶する記憶部と、
利用者からの操作入力を受け付ける操作部と、
前記状態情報を含む画面を表示する表示部と、
前記通信部、前記操作部、及び前記表示部を収容する可搬型の筐体と
を有し、
前記画面は、前記消火装置に関し前記中央操作盤及び前記現地制御盤が有する操作権に係る情報を示す第1画像オブジェクトを含む
現地操作ユニット。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1画像オブジェクトにより前記現地制御盤に前記操作権があることが示される場合において、前記消火装置からの放水を制御するための操作を、前記利用者が前記操作部を介して入力したときは、前記通信部は、当該操作を表す操作信号を前記現地制御盤に出力する
請求項1に記載の現地操作ユニット。
【請求項3】
前記画面が、前記現地制御盤に前記操作権を取得させるための第2画像オブジェクトを含む
請求項1に記載の現地操作ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の現地操作ユニット、
前記現地制御盤、及び
前記消火装置
を有する消火システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、アトリウムや展示場などの高天井部分に設置されるスプリンクラ設備として、放水型ヘッド等スプリンクラ設備が知られている。例えば、特許文献1には、防護区画に設置される複数の可動式ヘッドと、火災信号に連動して可動式ヘッドを起動して、火源探査や放水を指示する中央操作盤と、可動式ヘッドを手動で遠隔操作するための現地操作盤とを備える放水型ヘッド等スプリンクラ設備が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-230409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の現地操作盤は、操作対象である可動式ヘッドが見える位置に設置される必要があった。なぜなら、現地操作盤の利用者は、操作対象である可動式ヘッドを見ながら現地操作盤を操作する必要があるからである。そのため、従来の現地操作盤には、設置位置が制限されてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、現地制御盤の設置の自由度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る消火システムは、消火装置と、前記消火装置からの放水を指示するための現地制御盤と、前記現地制御盤と通信可能なように接続自在であり、表示部と操作部を備える可搬型の現地操作ユニットとを備える消火システムであって、前記現地制御盤は、前記消火装置の状態情報を取得し、前記現地操作ユニットは、前記現地制御盤から前記状態情報を取得して前記表示部に表示させ、前記現地操作ユニットは、前記消火装置からの放水を制御するために利用者が前記操作部を操作すると、当該操作を表す操作信号を前記現地制御盤に出力し、前記現地制御盤は、前記出力された操作信号に応じて前記消火装置からの放水を指示することを特徴とする。
【0007】
好ましい態様において、前記消火装置と通信可能に接続された中央操作盤をさらに備え、前記現地操作ユニットは、前記中央操作盤と通信可能なように接続自在であり、前記中央操作盤は、前記現地操作ユニットが自機に接続されている間に、前記現地操作ユニットの動作試験を行い、当該動作試験の結果を自機の表示部に表示させる。
【0008】
さらに好ましい態様において、前記中央操作盤は、前記消火装置と、前記消火装置が設定された区画とを対応付けてなる区画情報を記憶し、前記現地操作ユニットが自機に接続されている間に、当該区画情報を前記現地操作ユニットに出力して記憶させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、現地制御盤の設置の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
消火システム1の構成を示すブロック図
中央操作盤3の内部構成の一例を示すブロック図
点検画面の一例を示す図
ノズルユニット4の火災発生時の動作を示す図
現地制御盤5の内部構成の一例を示すブロック図
現地操作ユニット6の外観の一例を示す図
現地操作ユニット6の内部構成の一例を示すブロック図
ノズル選択画面の一例を示す図
ノズルユニット4の状態表示画面の一例を示す図
操作画面の一例を示す図
操作画面の別の例を示す図
復旧画面の一例を示す図
試験画面の一例を示す図
第1送信モードを示す図
第2送信モードを示す図
自動消火モードを示すシーケンス図
手動消火モードを示すシーケンス図
手動消火モードを示す別のシーケンス図
放水停止・復旧動作を示すシーケンス図
放水停止・復旧動作を示す別のシーケンス図
消火システム10の構成を示す図
散水制御盤14の内部構成の一例を示すブロック図
表示操作パネル143の一例を示す図
現地制御盤15の内部構成の一例を示すブロック図
現地操作ユニット16の内部構成の一例を示すブロック図
表示操作パネル163の一例を示す図
自動放水モードを示すシーケンス図
自動放水モードを示すシーケンス図
手動放水モードを示すシーケンス図
手動放水モードを示すシーケンス図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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