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公開番号2024084200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198339
出願日2022-12-13
発明の名称電子制御スロットル装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類F02D 9/10 20060101AFI20240618BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】
本発明の目的は、振動を抑制することができる取付構造を備えた電子制御スロットル装置を提供することにある。
【解決手段】
本発明の電子制御スロットル装置1は、吸気通路11aを有するボディ11と、ボディ11を内燃機関の吸気マニホールドに固定する主固定部12と、を備えた電子制御スロットル装置1であって、ボディ11の吸気通路11aの中心軸線Axに沿う方向と垂直な方向に、ボディ11と一体に成形された補助固定用のボス13を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸気通路を有するボディと、前記ボディを内燃機関の吸気マニホールドに固定する主固定部と、を備えた電子制御スロットル装置であって、
前記ボディの吸気通路の中心軸線に沿う方向と垂直な方向に、前記ボディと一体に成形され、内燃機関側に設けられた補助固定用部材と締結される補助固定用のボスを備えた電子制御スロットル装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子制御スロットル装置において、
前記補助固定用のボスは、当該補助固定用のボスと内燃機関側に設けられた補助固定用部材とを締結するためのねじが螺合する複数のねじ穴を有する電子制御スロットル装置。
【請求項3】
請求項2に記載の電子制御スロットル装置において、
前記複数のねじ穴の方向は、前記ボディの吸気通路の中心軸線に沿う方向と垂直な方向である電子制御スロットル装置。
【請求項4】
請求項3の電子制御スロットル装置において、
前記複数のねじ穴の方向は、前記ボディのスロットル軸穴と平行な方向である電子制御スロットル装置。
【請求項5】
請求項2に記載の電子制御スロットル装置において、
前記補助固定用のボスは、2つの円筒形状部を結合した形状で、2つの円筒形状部の間の中央部がくびれた形状を成し、
前記複数のねじ穴は、2つのねじ穴で構成され、
前記2つのねじ穴のそれぞれは、前記2つの円筒形状部のそれぞれの中心に設けられている電子制御スロットル装置。
【請求項6】
請求項1に記載の電子制御スロットル装置において、
前記ボディは、アルミ製で、当該ボディと一体に形成された温度センサー取付け用ボスを備え、
前記補助固定用のボスは、前記温度センサー取付け用ボスに対して、前記吸気通路の中心軸線を中心として180°反対側、もしくは前記中心軸線を中心として温度センサーの取付け用ボスから90°ずれた位置に設けられた電子制御スロットル装置。
【請求項7】
請求項6に記載の電子制御スロットル装置において、
前記補助固定用のボスと前記温度センサー取付け用ボスとは、前記吸気通路の中心軸線に沿う方向において、少なくとも一部がオーバーラップする範囲に配置されている電子制御スロットル装置。
【請求項8】
請求項1に記載の電子制御スロットル装置において、
前記補助固定用のボスから、前記主固定部が設けられるボディフランジの側へ設けられた1対の補強リブを有する電子制御スロットル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の電子制御スロットル装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、周知の技術として、電子制御スロットル装置を4個の取付け穴により固定する方法が、記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2000/608084号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子制御スロットル装置は、エンジンの吸気マニホールドに直接固定されるのが一般的である。例えば、樹脂製の吸気マニホールドのように剛性に劣る吸気マニホールドの場合、4個の取付け穴による固定では、電子制御スロットル装置の振動が大きくなってしまうという課題がある。
【0005】
本発明の目的は、振動を抑制することができる取付構造を備えた電子制御スロットル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子制御スロットル装置は、
吸気通路を有するボディと、前記ボディを内燃機関の吸気マニホールドに固定する主固定部と、を備えた電子制御スロットル装置であって、
前記ボディの吸気通路の中心軸線に沿う方向と垂直な方向に、前記ボディと一体に成形された補助固定用のボスを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電子制御スロットル装置に、補助固定用のボスを設けることで、エンジンあるいは、エンジンに固定された部材に電子制御スロットル装置を補助的に固定することができ、電子制御スロットル装置の振動を抑制して、電子制御スロットル装置の耐振性を向上することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る電子制御スロットル装置の斜視図である。
図1の電子制御スロットル装置の主要断面図である。
図1の電子制御スロットル装置を異なる方向から見た斜視図である。
図2の電子制御スロットル装置をIV方向から見た背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
電子制御スロットル装置は、エンジンの吸気マニホールドに直接固定されるのが一般的である。近年軽量化を目的として、樹脂製の吸気マニホールドを採用するエンジンも増えてきている。樹脂製の吸気マニホールドは、従来のアルミ製吸気マニホールドと比較して、軽量化の点では優れているが、剛性においてはアルミ製の吸気マニホールドに劣る。
このように、剛性の低い吸気マニホールドに対して、4個の取付け穴のみで電子制御スロットル装置の吸気マニホールドへの固定を行った場合、吸気マニホールド自体が振動することにより、電子制御スロットル装置の振動も大きくなってしまうという課題がある。
【0010】
このような課題に対して、主となる4個の取付け穴による固定の他に、補助固定用の取付け部(固定部)を電子制御スロットル装置に設け、これをエンジンあるいは、エンジンに固定された部材と固定する方法が考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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