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公開番号2024082227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2023136069
出願日2023-08-24
発明の名称除菌装置および空調システム
出願人株式会社大気社
代理人弁理士法人R&C
主分類F24F 8/22 20210101AFI20240612BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】短波長の紫外光を効率よく利用できる除菌装置を実現する。
【解決手段】筐体10内に空気が流入する空気流入口2と、筐体10から空気が流出する空気流出口3と、を有する筐体10と、空気流出口3の近傍に設けられた光触媒フィルタ5と、筐体10内であって空気の流れ方向において光触媒フィルタ5の上流側に配され、光触媒フィルタ5に向けてUV-Cを照射する発光ダイオード7と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体内に空気が流入する空気流入口と、前記筐体から空気が流出する空気流出口と、を有する前記筐体と、
前記空気流出口の近傍に設けられた光触媒フィルタと、
前記筐体内であって空気の流れ方向において前記光触媒フィルタの上流側に配され、前記光触媒フィルタに向けてUV-Cを照射する発光ダイオードと、を備えることを特徴とする除菌装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記空気流入口の近傍に配され、前記筐体内からUV-Cが漏洩することを防止する遮光部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。
【請求項3】
前記空気流入口の近傍に配される除塵フィルタを備えることを特徴とする請求項2に記載の除菌装置。
【請求項4】
前記除塵フィルタの厚みは3mm以上であることを特徴とする請求項3に記載の除菌装置。
【請求項5】
前記除塵フィルタが、JIS B 9908:2011に従って測定される0.4μmの粒子に対する初期捕集率が60%以上のフィルタエレメントを含むことを特徴とする請求項4に記載の除菌装置。
【請求項6】
前記光触媒フィルタが、セラミックフィルタ、アルミナフィルタ、チタンフィルタ、シリカフィルタ、銅フィルタ、ステンレスフィルタ、およびニッケルフィルタ、からなる群から選択される少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。
【請求項7】
前記光触媒フィルタに対してUV-Aを照射する第二の発光ダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。
【請求項8】
空調対象室に供給する空気を空調する空調機と、前記空調機に空気が供給される吸気口に接続される除菌装置と、を備える空調システムにおいて、
前記除菌装置は、
筐体内に空気が流入する空気流入口と、前記筐体から空気が流出する空気流出口と、を有する前記筐体と、
前記空気流出口の近傍に設けられた光触媒フィルタと、
前記筐体内であって空気の流れ方向において前記光触媒フィルタの上流側に配され、前記光触媒フィルタに向けてUV-Cを照射する発光ダイオードと、を有することを特徴とする空調システム。
【請求項9】
前記除菌装置は、前記空気流入口の近傍に配され、前記筐体内からUV-Cが漏洩することを防止する遮光部材を有することを特徴とする請求項8に記載の空調システム。
【請求項10】
前記除菌装置は、前記空気流入口の近傍に配される除塵フィルタを有することを特徴とする請求項8に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、除菌装置および空調システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
空気などの流体を除菌する除菌装置において、紫外線を照射して除菌を行う手法が汎用されている。たとえば特開2004-108685号公報(特許文献1)には、空調装置の筐体内に紫外線灯を設け、筐体内を流通する空気に紫外線を照射して除菌を行う装置が開示されている。また、特開2022-126294号公報(特許文献2)には、紫外線を照射する照射ユニットを有する空気調和機において、吹出口に遮光グリルを設けた発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-108685号公報
特開2022-126294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および特許文献2の技術では、空気に対する直接照射による除菌効果のみを紫外光に期待するものであり、除菌能力を向上するためには紫外光の出力を上げるか、または紫外光の中でも殺菌能力の高い短波長の紫外光を用いる必要があった。しかし、前者の方法には消費エネルギーの増大を招くという課題があり、後者の方法には特許文献2に見られるような遮光部材を設ける必要が生じてスペース利用効率の低下を招くという課題があった。
【0005】
そこで、短波長の紫外光を効率よく利用できる除菌装置および空調システムの実現が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る除菌装置は、筐体内に空気が流入する空気流入口と、前記筐体から空気が流出する空気流出口と、を有する前記筐体と、前記空気流出口の近傍に設けられた光触媒フィルタと、前記筐体内であって空気の流れ方向において前記光触媒フィルタの上流側に配され、前記光触媒フィルタに向けてUV-Cを照射する発光ダイオードと、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る空調システムは、空調対象室に供給する空気を空調する空調機と、前記空調機に空気が供給される吸気口に接続される除菌装置と、を備える空調システムにおいて、前記除菌装置は、筐体内に空気が流入する空気流入口と、前記筐体から空気が流出する空気流出口と、を有する前記筐体と、前記空気流出口の近傍に設けられた光触媒フィルタと、前記筐体内であって空気の流れ方向において前記光触媒フィルタの上流側に配され、前記光触媒フィルタに向けてUV-Cを照射する発光ダイオードと、を有することを特徴とする。
【0008】
これらの構成によれば、空気に対する紫外光の直接照射による除菌効果に加えて、紫外光によって励起された光触媒による除菌効果も期待できるので、紫外光を効率よく利用できる。
【0009】
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第一の実施形態に係る除菌装置の使用状態を示す図である。
第二の実施形態に係る除菌装置の使用状態を示す図である。
第三の実施形態に係る除菌装置の使用状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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