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公開番号2024077719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189830
出願日2022-11-29
発明の名称給電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類H02J 1/00 20060101AFI20240603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】スイッチの操作を要することなく、給電する給電制御装置を提供する。
【解決手段】給電システム110において、車両100が備える給電装置の制御を行う給電制御装置は、給電装置が有する出力端子の近傍に設けられた近接センサと、近接センサが反応した場合、給電装置による給電を可能とする給電制御を行う制御部と、を備える。
【効果】この形態の給電制御装置によれば、近接センサが反応した場合に給電制御を行うため、給電開始スイッチの操作を要することなく給電を開始できる。また、常時給電を可能とする場合に比べて、不要な電力消費を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両が備える給電装置の制御を行う給電制御装置であって、
前記給電装置が有する出力端子の近傍に設けられた近接センサと、
前記近接センサが反応した場合、前記給電装置による給電を可能とする給電制御を行う制御部と、を備える、給電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、給電制御装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
車内コンセントを介して、車両外部に給電を行う電源装置を搭載した車両が知られている。特許文献１に記載の技術は、車内コンセントの使用要求を入力するためのスイッチを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１３３７６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車内コンセントの使用要求を入力するためのスイッチが、車内コンセントから離れた位置に設けられている場合、スイッチを操作する作業が煩雑である。また、車内コンセントに被給電機器のプラグを挿入してから、実際に給電が開始するまでに時間を要する場合がある。そのため、スイッチの操作を要することなく、給電ができる技術が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【０００６】
本開示の形態によれば、車両が備える給電装置の制御を行う給電制御装置が提供される。この給電制御装置は、前記給電装置が有する出力端子の近傍に設けられた近接センサと、前記近接センサが反応した場合、前記給電装置による給電を可能とする給電制御を行う制御部と、を備える。
この形態の給電制御装置によれば、近接センサが反応した場合に給電制御を行うため、給電開始スイッチの操作を要することなく給電を開始できる。また、常時給電を可能とする場合に比べて、不要な電力消費を抑制できる。
【０００７】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、給電システムや車両、給電方法等の態様で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
給電システムの概要を示す模式図である。
電力供給制御処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
Ａ．第１実施形態：
図１は、本実施形態における、給電システム１１０の概要を示す模式図である。給電システム１１０は、車両１００が備えるシステムである。給電システム１１０は、外部機器に給電を行う。給電システム１１０は、給電制御装置１０と給電装置２０とを備える。
【００１０】
給電制御装置１０は、中央処理装置（ＣＰＵ）や、ＲＡＭ、ＲＯＭ等により構成されたコンピュータからなり、給電制御装置１０のＲＡＭやＲＯＭに予めインストールされたプログラムをＣＰＵが実行することによって、近接センサ１１や制御部１２の機能を実現する。ただし、これらの各部の機能の一部又は全部をハードウエア回路で実現してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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