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公開番号2024077134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022188998
出願日2022-11-28
発明の名称植生マットの施工方法
出願人日本植生株式会社,プリード湯谷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E02D 17/20 20060101AFI20240531BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】越流水による裏法の浸食や洗掘の軽減・防止と、裏法の緑化とを図ることができる植生マットの施工方法を提供すること。
【解決手段】ネット材2に不織布1及び芝3aを一体化して構成した植生マットDを堤防の裏法に複数並べて敷設する。隣接する植生マットDの芝3aどうしが突き合わさるようにする。ネット材2に不織布1及び芝3aが一体化されている主体部4と、主体部4の周縁から張り出し、主体部4より薄い張出部5とを有し、隣接する二つの植生マットDの一方の張出部5が他方の主体部4の下側に敷き込まれるように設置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ネット材に不織布及び芝を一体化して構成した植生マットを堤防の裏法に複数並べて敷設する植生マットの施工方法。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
隣接する植生マットの芝どうしが突き合わさるようにする請求項1に記載の植生マットの施工方法。
【請求項3】
前記植生マットは、ネット材に不織布及び芝が一体化されている主体部と、主体部の周縁から張り出し、主体部よりも薄い張出部とを有し、
隣接する二つの植生マットの一方の張出部が他方の主体部の下側に敷き込まれるように設置する請求項1又は2に記載の植生マットの施工方法。
【請求項4】
法長方向に隣接する二つの植生マットにつき、法尻側の植生マットの張出部が法肩側の植生マットの主体部の下側に敷き込まれた状態となるように設置する請求項3に記載の植生マットの施工方法。
【請求項5】
前記主体部を構成する前記ネット材及び前記不織布は前記張出部へ延在している請求項4に記載の植生マットの施工方法。
【請求項6】
堤防の天端部に差し込み状態で固定した補強用ネットを法肩付近の植生マットに連結する請求項5に記載の植生マットの施工方法。
【請求項7】
補強用ネットを法肩付近の植生マットに対してその上方から被せた状態で連結し、
補強用ネットにおいて、堤防の天端部への差し込み長さを、法肩付近の植生マットへの被せ長さより大きくする請求項6に記載の植生マットの施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、河川堤防の裏法の浸食防止のために行う植生マットの施工方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
河川の増水時に河川水が堤防の天端91を越流した場合、その越流水92により堤防の裏法尻部93が洗掘され(図10(A))、その後、越流水により裏法94の浸食が進むと(図10(B))、破堤する(図10(C))ことが知られている。
【0003】
このようにして生じる破堤の対策としては、越流水92による裏法94(裏法尻部93を含む)の浸食や洗掘の軽減・防止が有効である。例えば、特許文献1の堤防補強装置は、堤内地側法面を合成樹脂製の遮水シートで覆うことにより、上記の浸食や洗掘の軽減・防止を図ろうとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-168571号公報
特開2021-38642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の堤防補強装置では、裏法94の緑化を図ることが困難であり、景観美観性や環境保護等の面で改善の余地がある。
【0006】
一方、本出願人は、特許文献2に示すように、植生マットの施工方法を先に提案している。しかし、この施工方法は、斜面や平地の緑化に広く用いることを想定したものであり、越流水の影響を受ける可能性のある堤防の裏法への適用に特化したものではない。
【0007】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、越流水による裏法の浸食や洗掘の軽減・防止と、裏法の緑化とを図ることができる植生マットの施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る植生マットの施工方法は、ネット材に不織布及び芝を一体化して構成した植生マットを堤防の裏法に複数並べて敷設する(請求項1)。
【0009】
上記植生マットの施工方法において、隣接する植生マットの芝どうしが突き合わさるようにしてもよい(請求項2)。
【0010】
上記植生マットの施工方法において、前記植生マットは、ネット材に不織布及び芝が一体化されている主体部と、主体部の周縁から張り出し、主体部よりも薄い張出部とを有し、隣接する二つの植生マットの一方の張出部が他方の主体部の下側に敷き込まれるように設置してもよい(請求項3)。
(【0011】以降は省略されています)

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