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公開番号2024076067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187432
出願日2022-11-24
発明の名称ペダル装置およびこれを備えた作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240529BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】コンパクトな構成で、ペダル非操作時にペダル操作を禁止するロック状態を容易に実現することが可能なペダル装置およびこれを備えた作業機械を提供すること。
【解決手段】ペダル装置50は、第1ペダル61に並設されて第1ペダル61の揺動を規制する規制部70と、第1ペダル61の上方に収納される収納位置と第1ペダル61より後方に張り出した張出位置との間で回動するように第1ペダル61の後部位置に支持された第2ペダル62と、を備え、規制部70が第2ペダル62に設けた突設部62dが進退可能な凹設部71を有し、第2ペダル62が収納位置にあるときに、凹設部71に収納された状態となる突設部62dが凹設部71の上面または下面に当接することにより第1ペダル61の揺動を規制している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に揺動操作されるペダルを備える作業機械のペダル装置であって、
ペダルに並設されて前記ペダルの揺動を規制する規制部と、
前記ペダルの上方に収納される収納位置と前記ペダルより後方に張り出した張出位置との間で回動するように前記ペダルの後部位置に支持された他のペダルと、を備え、
前記規制部は、前記他のペダルに設けた突設部が進退可能な凹設部を有し、前記他のペダルが前記収納位置にあるときに、前記凹設部に収納された状態となる前記突設部が前記凹設部の上面または下面に当接することにより前記ペダルの揺動を規制する、
ことを特徴とする作業機械のペダル装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記突設部は、前記他のペダルが前記収納位置にある姿勢において、前記他のペダルの後端部に設けられている、
請求項1に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項3】
前記突設部は、前記他のペダルの側面部から突設されている、
請求項2に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項4】
前記突設部は、前記他のペダルが前記収納位置にある姿勢において、前記他のペダルの下部に設けられている
請求項3に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項5】
前記ペダルと前記他のペダルを連結する軸が前記凹設部の上方にある、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項6】
前記ペダルを前高後低に傾斜させて支持する支持部を有する、
請求項5に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項7】
前記他のペダルは、前記他のペダルの側面部よりも外側に向けて突設され、前記他のペダルを回動させるときに操作される操作片を有する、
請求項6に記載の作業機械のペダル装置。
【請求項8】
PTOサービスポートに接続する油圧アクチュエータを操作する請求項1に記載の作業機械のペダル装置を備えた作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に取り付けられる作業装置を操作するために当該作業機械の運転席前方の床部に設けられるペダル装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の作業機械には、運転席を有する運転部が設けられ、運転席前方の床部には、作業機械を走行させる走行レバーの他に、掘削装置等の作業装置を操作するための操作ペダルが配設されている。
【0003】
例えば特許文献1には、掘削作業機において、運転席の前側に配置されるペダル装置として、ペダルの操作を禁止するロック位置と操作を許すロック解除位置との間で移動するペダルロック装置を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4091510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成において、ペダルロック装置は、左右方向を回転軸方向とするヒンジ部材を用いて回動可能に床板上に支持されたストッパ枠を有する。この長方形の枠体であるストッパ枠は、ヒンジ部材により、ペダルの踏面の周囲を取り囲むロック位置とペダルの踏面よりも前方で直立の姿勢をとるロック解除位置との間で回動するように構成されている。このため、オペレータがペダルの踏面に足を載せていない状態で掘削作業機等の建設機械を前後方向に走行させた場合に、機体の前後の揺れによりストッパ枠が倒れロック位置に戻ってしまう。すなわち、ペダルの操作が必要なときに、オペレータの意図と関係なくペダルの操作が禁止されるという問題が生じる。
【0006】
また、ストッパ枠の内側にペダルの踏面を収める必要があることから、踏面の面積を広げるためにストッパ枠も大きくしなければならない。このため、ペダルロック装置を含めたペダル装置のサイズが大きくなり、他のペダルの配置・大きさの自由度および操作性を損なうことがある。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成で、ペダル非操作時にペダル操作を禁止するロック状態を容易に実現することが可能なペダル装置およびこれを備えた作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る作業機械のペダル装置は、前後方向に揺動操作されるペダルを備える作業機械のペダル装置であって、ペダルに並設されて前記ペダルの揺動を規制する規制部と、前記ペダルの上方に収納される収納位置と前記ペダルより後方に張り出した張出位置との間で回動するように前記ペダルの後部位置に支持された他のペダルと、を備え、前記規制部は、前記他のペダルに設けた突設部が進退可能な凹設部を有し、前記他のペダルが前記収納位置にあるときに、前記凹設部に収納された状態となる前記突設部が前記凹設部の上面または下面に当接することにより前記ペダルの揺動を規制する、ことを特徴とするものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る作業機械のペダル装置は、前記作業機械のペダル装置において、前記突設部は、前記他のペダルが前記収納位置にある姿勢において、前記他のペダルの後端部に設けられている、ものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る作業機械のペダル装置は、前記作業機械のペダル装置において、前記突設部は、前記他のペダルの側面部から突設されている、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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