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公開番号2024070638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181257
出願日2022-11-11
発明の名称プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置
出願人東京電力ホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02B 9/02 20060101AFI20240516BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】効率よく取水するように制水門を操作することが可能なプログラム等を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係るプログラムは、ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、
前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
実測水路水位の時系列データに基づいて、前記調整前水路水位を推測する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記実測水路水位の時系列データを入力した場合に、前記調整前水路水位を出力する第2学習モデルに、前記実測水路水位の時系列データを入力して前記調整前水路水位を出力する
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記開度情報は、前記制水門を操作する際の前記制水門の動作量を示す
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記調整前水路水位が許容上限水位を上回っているか否かを判定し、
前記調整前水路水位が前記許容上限水位を上回っていると判定した場合、前記第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記調整前水路水位が許容下限水位を下回っているか否かを判定し、
前記調整前水路水位が前記許容下限水位を下回っていると判定した場合、前記第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項7】
前記ダム水位、前記調整前水路水位、前記目標水路水位、または前記制水門を操作後の調整後水路水位、及び前記制水門開度を表示部に出力する
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項8】
前記開度情報に基づいて前記制水門が操作された後、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記制水門を操作後の調整後水路水位に基づく訓練データを取得し、
取得した訓練データに基づき、前記第1学習モデルを学習する
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項9】
前記開度情報に基づいて前記制水門が操作された後、前記目標水路水位と前記制水門を操作後の調整後水路水位との誤差に応じた報酬に基づいて、前記第1学習モデルを学習する
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項10】
ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、
前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、河川をせき止めたダムから取水し、配管(水路)に水を流す際の水圧を利用して発電を行う水路式発電施設が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の発電施設は河川の水を落下させることにより、電力を得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2681429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ダムから取水された水が流れる水路には、水路自体、または発電設備の破損を防ぐため、許容上限水位が設定されている。ダムから取水され、水路に流される水の水量は、制水門が操作されることによって制御される。水路に流される水の水量は、水路水位が許容上限水位を超えないように制御されるが、制水門の操作の結果、水路水位が許容上限水位を大きく下回ることもあり、発電のための取水の効率が悪い。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、効率よく取水するように制水門を操作することが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係るプログラムは、ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
【0007】
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する。
【0008】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、ダム水位、制水門開度、調整前水路水位、及び目標水路水位を取得し、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力した場合に、制水門の開度に関する開度情報を出力する第1学習モデルに、前記ダム水位、前記制水門開度、前記調整前水路水位、及び前記目標水路水位を入力して前記開度情報を出力する処理部を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係るプログラムにあっては、効率よく取水するように制水門を操作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
水力発電所の概要を示す説明図である。
取水システムを示す模式図である。
情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
水位予測モデルの一例を示す説明図である。
開度情報出力モデルの一例を示す説明図である。
履歴テーブルの一例を示す説明図である。
表示部における表示画面の一例を示す説明図である。
情報処理装置の処理部の処理の一例を示すフローチャートである。
開度情報出力モデルの再学習処理を示すフローチャートである。
実施形態2に係る開度情報出力モデルの一例を示す説明図である。
実施形態2に係る開度情報出力モデルの再学習処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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