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公開番号2024069992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180314
出願日2022-11-10
発明の名称故障診断支援装置
出願人株式会社クボタ,株式会社中央図研
代理人弁理士法人R&C
主分類G01R 31/00 20060101AFI20240515BHJP(測定;試験)
要約【課題】回路情報および設計情報を、容易かつ効率的に表示させることを目的とする。
【解決手段】対象機器で発生した故障の診断を支援する故障診断支援装置1であって、対象機器の構成部品の電気的接続状況が示される回路図を表示する表示部3と、回路図を表示するための情報に設計情報13が組み込まれた回路図情報11を記憶する記憶部10と、表示部3に表示された回路図におけるコネクタの接続端子または前記構成部品を選択する操作を受け付ける操作受付部5と、選択された構成部品または接続端子の設計情報13を記憶部10の回路図情報11から読み出して、設計情報13に対応する情報を示す診断支援図を表示部3に表示させる表示制御部7とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象機器で発生した故障の診断を支援する故障診断支援装置であって、
前記対象機器の構成部品の電気的接続状況が示される回路図を表示する表示部と、
前記回路図を表示するための情報に設計情報が組み込まれた回路図情報を記憶する記憶部と、
前記表示部に表示された前記回路図におけるコネクタの接続端子または前記構成部品を選択する操作を受け付ける操作受付部と、
選択された前記構成部品または前記接続端子の前記設計情報を前記記憶部の前記回路図情報から読み出して、前記設計情報に対応する情報を示す診断支援図を前記表示部に表示させる表示制御部とを備える故障診断支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記設計情報は前記構成部品および前記接続端子毎に割り振られた要素IDに紐づけられ、
前記表示部は、それぞれの前記要素IDに対応付けられた前記設計情報を前記回路図情報から読み出す請求項1に記載の故障診断支援装置。
【請求項3】
前記設計情報は、前記構成部品毎に、前記構成部品とその周辺に配置される前記構成部品との配置状態を示す艤装図が記憶された艤装図情報を含み、
前記表示制御部は、前記構成部品が選択されると、前記艤装図情報に基づいて、選択された前記構成部品に対応する前記艤装図を前記回路図から遷移させて表示させる請求項1に記載の故障診断支援装置。
【請求項4】
前記設計情報は、前記構成部品である前記コネクタ毎に、前記コネクタのピン配置図が記憶されたコネクタ情報を含み、
前記表示制御部は、前記接続端子が選択されると、前記コネクタ情報に基づいて、選択された前記接続端子に対応する前記コネクタの前記ピン配置図を前記回路図と共に表示させる請求項1に記載の故障診断支援装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記ピン配置図において、選択された前記接続端子を強調表示する請求項4に記載の故障診断支援装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記接続端子を着色することにより強調表示する請求項5に記載の故障診断支援装置。
【請求項7】
前記接続端子を着色する色が任意に切り替え可能である請求項6に記載の故障診断支援装置。
【請求項8】
前記設計情報は、前記構成部品毎に、前記構成部品の故障を検証するための手順を示す整備手順が記憶された整備手順情報を含み、
前記表示制御部は、前記構成部品が選択されると、前記整備手順情報に基づいて、選択された前記構成部品に対応する前記整備手順を示す整備手順書を、前記回路図と共に、または前記回路図から遷移させて表示させる請求項1に記載の故障診断支援装置。
【請求項9】
前記設計情報は、前記構成部品である配線毎に、前記配線の色の情報が記憶された配線情報を含み、
前記表示制御部は、前記構成部品として前記配線が選択されると、前記診断支援図として、前記配線情報に基づいて、前記選択された前記配線に対応する色を前記回路図の選択された前記配線に着色する請求項1に記載の故障診断支援装置。
【請求項10】
前記表示制御部は、所定の操作が行われると、前記配線情報に基づいて、前記回路図の全ての前記配線を着色する請求項9に記載の故障診断支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象機器の回路図および対象機器の設計情報を表示することにより対象機器で発生した故障の診断を支援する故障診断支援装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、対象機器の故障診断を行う際には、回路図を表示させると共に設計情報を表示させて、故障の診断が行われる。設計情報は、部品名等が入力されることにより、入力された部品に対応する設計情報が取得されて表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002―315124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、より簡便に、必要な情報を表示させることにより、容易かつ効率的に故障診断を行うことが求められている。
【0005】
本発明は、回路情報および設計情報を、容易かつ効率的に表示させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る故障診断支援装置は、対象機器で発生した故障の診断を支援する故障診断支援装置であって、前記対象機器の構成部品の電気的接続状況が示される回路図を表示する表示部と、前記回路図を表示するための情報に設計情報が組み込まれた回路図情報を記憶する記憶部と、前記表示部に表示された前記回路図におけるコネクタの接続端子または前記構成部品を選択する操作を受け付ける操作受付部と、選択された前記構成部品または前記接続端子の前記設計情報を前記記憶部の前記回路図情報から読み出して、前記設計情報に対応する情報を示す診断支援図を前記表示部に表示させる表示制御部とを備える。
【0007】
回路図を表示するための回路図情報には、対象機器を設計した際の情報である設計情報が流用されて組み込まれる。そして、作業者が、表示された回路図の構成部品または接続端子を選択することにより、構成部品または接続端子に対応する診断支援図が回路図情報から読み出されて表示される。表示された診断支援図を参照して故障診断が行われることにより、容易かつ効率的に故障診断を行うことができる。
【0008】
さらに、回路図情報に設計情報が組み込まれているため、作業者は、部品名等を入力する必要がなく、構成部品または接続端子の選択操作を行うだけで、診断支援図を表示させることができる。その結果、回路図および診断支援図を、容易かつ効率的に表示させることができ、容易かつ効率的に故障診断を行うことができる。
【0009】
また、前記設計情報は前記構成部品および前記接続端子毎に割り振られた要素IDに紐づけられ、前記表示部は、それぞれの前記要素IDに対応付けられた前記設計情報を前記回路図情報から読み出してもよい。
【0010】
このような構成により、選択された構成部品または接続端子の要素IDを介して、回路図情報から設計情報を読み出すことができる。その結果、回路図情報から容易かつ効率的に設計情報を読み出すことができ、回路図および診断支援図を容易かつ効率的に表示させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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