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公開番号2024069051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179827
出願日2022-11-09
発明の名称凍結管用継手及び凍結管
出願人株式会社精研,大東工機株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類E02D 3/115 20060101AFI20240514BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業員の技りょうによらず液密性を確保しつつ、凍結管の施工性を向上させること。
【解決手段】凍結管用継手4は、ケーシングチューブ1内に挿入される凍結管2を構成するために、複数の凍結管本体3の端部同士を、ねじ部44によって接続する凍結管用継手4である。凍結管用継手4の最も外径が大きい部分の外径が、凍結管本体3の外径以下となるように形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケーシングチューブ内に挿入される凍結管を構成するために、複数の凍結管本体の端部同士を、ねじ部によって接続する凍結管用継手であって、
前記凍結管用継手の最も外径が大きい部分の外径が、前記凍結管本体の外径以下となるように形成されている、凍結管用継手。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記凍結管本体の一方の端部に接続される外筒体と、
前記凍結管本体の他方の端部に接続され、前記外筒体内に嵌め込まれて前記ねじ部で接続されることで前記凍結管本体の端部同士を接続する内筒体と、
を備え、
前記外筒体が前記凍結管用継手における最も外径が大きい部分を有する、
請求項1に記載の凍結管用継手。
【請求項3】
前記凍結管本体の中心軸方向において、前記ねじ部に並ぶようにして配置された液密部を更に備える、
請求項1に記載の凍結管用継手。
【請求項4】
前記最も外径が大きい部分の外面は、前記凍結管本体の径方向において、前記凍結管本体の肉厚内に位置している、
請求項1に記載の凍結管用継手。
【請求項5】
前記外筒体は、
前記凍結管本体の一方の端部に接続される内嵌め部と、
前記内嵌め部から中心軸に沿って延びて前記凍結管本体の対向する端部の間に位置し、前記内筒体の外周面と対向する被接続部と、
を有し、
前記被接続部が、前記外筒体のうちの最も外径が大きい部分を含む、
請求項2に記載の凍結管用継手。
【請求項6】
中心軸が一直線上に配置された複数の凍結管本体と、
前記複数の凍結管本体の隣り合う端部同士をねじ部によって接続する凍結管用継手と、
を備え、
前記凍結管用継手の最も外径が大きい部分の外径が、前記凍結管本体の外径以下となるように形成されている、
凍結管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、凍結管用継手及び凍結管に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の凍結管が開示されている。特許文献1に記載の凍結管は、掘削用ケーシングの内部に挿入される。掘削用ケーシングの下端には、ビットが設けられており、地中に建て込まれている。凍結管は、ケーシング内に挿入された状態で、凍結管の内部をブラインが循環することで、ケーシングに冷熱を伝導し、ケーシングの周囲の土を冷却することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-224521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の凍結管は、長尺であるため、1つの凍結管を用いて、ケーシング内に挿入することは難しい。このため、実際には、現場での作業によって、複数の凍結管を溶接し、中心軸方向に継ぎながら、ケーシング内に挿入してゆく作業が行われる。
【0005】
しかし、複数の凍結管を現場での作業で溶接する場合、作業性が悪いだけでなく、作業者の技りょうによっては溶接不良が生じ得るため、液密性が保てない可能性がある。
【0006】
本発明の目的は、作業者の技りょうに関係なく液密性を確保しつつ、凍結管の施工性を向上させることができる凍結管用継手及び凍結管を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一態様の凍結管用継手は、ケーシングチューブ内に挿入される凍結管を構成するために、複数の凍結管本体の端部同士を、ねじ部によって接続する凍結管用継手であって、前記凍結管用継手の最も外径が大きい部分の外径が、前記凍結管本体の外径以下となるように形成されている。
【0008】
本発明に係る一態様の凍結管は、中心軸が一直線上に配置された複数の凍結管本体と、前記複数の凍結管本体の隣り合う端部同士を接続する凍結管用継手と、を備え、前記凍結管用継手の最も外径が大きい部分の外径が、前記凍結管本体の外径以下となるように形成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る上記態様の凍結管用継手及び凍結管は、作業者の技りょうに関係なく液密性を確保しつつ、凍結管の施工性を向上させることができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る凍結管をケーシングチューブ内に挿入した使用態様の模式断面図である。
図1のA部分の拡大図である。
変形例1に係る凍結管継手の模式断面図である。
変形例2に係る凍結管継手の模式断面図である。
変形例3に係る凍結管継手の模式断面図である。
変形例4に係る凍結管継手の模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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