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公開番号2024066048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175268
出願日2022-11-01
発明の名称機器操作盤
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240508BHJP(信号)
要約【課題】動作確認を実施する際に、機器の誤選択により動作確認対象以外の機器を動作させてしまうミスの発生を抑制することのできる機器操作盤を得る。
【解決手段】火災監視モードにおいて火災監視エリアに設置された複数の防災機器を制御するとともに、複数の防災機器の動作確認を行う動作点検モードにおいて所望の防災機器に対して起動指令を出力することで動作確認を行う機器操作盤であって、複数の防災機器の起動順序があらかじめ設定された起動順序プログラムに従って、複数の防災機器のそれぞれに対する起動指令を順次出力する順序制御部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
火災監視モードにおいて火災監視エリアに設置された複数の防災機器を制御するとともに、前記複数の防災機器の動作確認を行う動作点検モードにおいて所望の防災機器に対して起動指令を出力することで前記動作確認を行う機器操作盤であって、
前記複数の防災機器の起動順序があらかじめ設定された起動順序プログラムに従って、前記複数の防災機器のそれぞれに対する前記起動指令を順次出力する順序制御部を有する
機器操作盤。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記順序制御部は、前記複数の防災機器のそれぞれに対する起動指令の出力時刻が個別に設定された前記起動順序プログラムに従って前記起動指令を順次出力する
請求項1に記載の機器操作盤。
【請求項3】
前記順序制御部は、
前記複数の防災機器のそれぞれに対する起動指令の出力順番が前記起動順序プログラムとしてあらかじめ設定されており、
外部から起動許可指令を受信するごとに、前記起動順序プログラムに従って前記起動指令を順次出力する
請求項1に記載の機器操作盤。
【請求項4】
前記順序制御部は、外部から順序制御停止指令を受信することで、前記起動順序プログラムの実行を停止する
請求項1から3のいずれか1項に記載の機器操作盤。
【請求項5】
前記順序制御部は、前記起動指令を出力したことにより機器操作盤側で実施される表示処理内容を外部に出力する
請求項1から3のいずれか1項に記載の機器操作盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防災機器の動作確認に適した機器操作盤に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
火災受信機、発信機、中継器、音響装置、感知器、防排煙機器等を備えて構成され、防火対象である建物内の火災監視エリアで発生する火災を迅速に検知し、消火作業、避難誘導等を行う自動火災報知設備がある(例えば、非特許文献1参照)。自動火災報知設備では、感知器が熱や煙を感知することで、火災受信機に対して火災信号を送信する。
【0003】
火災信号を受信した火災受信機は、火災発生場所に応じて、警報を発し、音響装置を鳴動させ、建物内にいる人に火災の発生を知らせる。さらに、火災信号を受信した火災受信機は、炎あるいは煙の拡大を防ぐために、火災発生場所に応じて、防排煙機器を連動動作させる。
【0004】
このように、火災受信機は、自動火災報知設備に含まれる種々の防災機器に関する集中制御を行う。なお、このような集中制御は、総合操作盤など、その他の設備でも行うことができる。そこで、本開示では、種々の防災機器に関する集中制御を行う火災受信機、総合操作盤などの設備のことを、機器操作盤と総称することとする。
【0005】
種々の防災機器の中には、火災信号を受信した機器操作盤から起動指令を出力することで、火災信号を出力した機器と連動して動く連動機器群が含まれている。定期点検などにおいては、連動機器群に含まれる防災機器に対して機器操作盤から起動指令を出力することで、動作確認が実施される。
【0006】
具体的には、管理室等に設置されている機器操作盤から、点検対象である機器を選択して起動指令を出力する操作が行われることで、所望の機器の動作確認を管理室からの操作に基づいて行うことができる。
【0007】
このような機器操作盤では、操作者が、所望の機器を選択して起動操作をする際に、起動スイッチが配置された画面において「起動してもよいか」といった確認メッセージを表示させ、操作者にリマインドさせる確認機能を備えたものがある。
【0008】
確認メッセージを表示させることで、操作者は、起動させるべき本来の機器を正しく選択することができたかを確認でき、管理室において誤って間違った機器を選択し起動させてしまうミスが発生することを防止している(例えば、非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0009】
能美防災株式会社 ホームページ、自動火災報知設備(URL:https://www.nohmi.co.jp/product/materiel/fid.html)
能美防災株式会社 ホームページ、総合操作盤(URL:https://www.nohmi.co.jp/product/crt_display_system/c13_001.html)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
起動スイッチを操作すると、選択された機器に対して機器操作盤から起動指令が送信され、点検のための動作を開始する。点検対象となる自動火災報知設備では、同一フロアの異なる場所に同じタイプの機器が設置されている場合、あるいは複数のフロアで機器の配置が類似している場合が考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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