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公開番号2024058637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023176695
出願日2023-10-12
発明の名称軸対称な本体の全面にわたりらせんを描くビーズを含む化粧用製品塗布先端部
出願人シャネル・パルファム・ボーテ
代理人個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20240418BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】塗布部位全体のマッサージを可能にしながら、規定された表面部位を有する塗布部位に正確な用量の製品をむらなく連続して塗布可能にする、液体、粘性、またはペースト状のケア製品を含む化粧用製品を塗布するための先端部を提供すること。
【解決手段】本発明は、長手方向を画定する主軸(A)を中心に軸対称な一般的形状を有する本体(3)を含む化粧用製品塗布先端部(1)に関する。この塗布先端部では、ビーズ(4)は、前記本体の表面に形成され、前記ビーズの各々は、前記本体から突出し、前記主軸(A)を中心にらせんを描きながら伸展する。
本発明はまた、そのような先端部を含む塗布器、ならびにそのような塗布器および瓶を含むセットを範囲に含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向を画定する主軸(A)を中心に軸対称な一般的形状を有する本体(3)を含む化粧用製品塗布先端部(1)であって、
ビーズ(4)は、前記本体の表面に形成され、前記ビーズの各々は、前記本体から突出し、前記主軸(A)を中心にらせんを描きながら伸展することを特徴とする化粧用製品塗布先端部(1)。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
2つの前記ビーズ(4)の間の各空間(7)内で前記本体の全面にわたり溝(8)が形成される、請求項1に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項3】
前記本体(3)は、金属製である、セラミックから作られる、または木から作られる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項4】
前記本体(3)は、プラスチック材料から作られる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項5】
前記ビーズは、前記本体(3)と統合して一体で形成される、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項6】
前記ビーズ(4)は、エラストマー材料から作られる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項7】
各前記ビーズ(4)は、90°~720°の間に含まれる角度にわたり、好ましくは180°の範囲で前記主軸(A)を中心に回転する、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項8】
前記ビーズ(4)は、各前記ビーズに沿って寸法が可変の断面を有する、請求項7に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項9】
正確に3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、または10の前記ビーズ(4)を含む、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
【請求項10】
各前記ビーズ(4)は、丸みがある断面を有し、鋭い縁部がない、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布先端部(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧用製品塗布器の分野に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
詳細には本発明は、皮膚に、たとえば目の輪郭に、詳細には目の下に液体、粘性、またはペースト状の化粧用製品を塗布するように適合された塗布先端部に関する。一般に本明細書では、化粧用製品を皮膚に塗布することを想定するが、しかしながら本発明をこの適用分野に限定することはない。
【背景技術】
【0003】
本明細書では、塗布先端部は、化粧用製品を塗布するために皮膚との接触が意図される塗布器の一部分を指す。
【0004】
本明細書では、化粧用製品は、詳細には皮膚、唇、または角質の付属物を化粧するためのすべての製品を包含する。本発明の目的である塗布器はまた、皮膚、唇、角質の付属器に塗布することを意図したケア製品を塗布するように、詳細には液体または粘性のケア処方を適用するように適合される。簡単にするために、本明細書全体では、化粧用製品について言及するとき、化粧用製品はまたケア製品を含む。
【0005】
本明細書の残りの部分では、「ユーザ」という用語は、明らかにいずれの性のユーザも指す。
【0006】
化粧用製品は、きめ細かくむらのない層で皮膚の上に均一に堆積させなければならない。理想的には塗布器はまた、化粧用製品の塗布部位の軽いマッサージを可能にしなければならない。塗布中の冷たさの感覚もまた追求されてよい。
【0007】
このためにさまざまな塗布器が想定されてきた。
【0008】
その結果、化粧用製品を塗布するように適合された、最もよく使われる塗布器は、「圧縮チューブ(pressed tube)」タイプの塗布器、「塗布器先端部付きスティック」タイプの塗布器、および英語の表現でしばしば「ロールオン(roll-on)」と呼ばれる回転ボール(rotary-ball)塗布器である。
【0009】
「圧縮チューブ」タイプの塗布器は、塗布すべき製品を含有する可撓性チューブを含む。塗布中に冷たさの感覚を提供するために、チューブを圧縮して、比較的平坦で概して金属製部位の上に配置された開口部を介して製品が出るようにしなければならない。このタイプの塗布器を用いて届けられる製品の量は、チューブに加えられる力に依存するので不正確である。さらに、塗布器表面を用いて製品を広げることは、皮膚の上でこすりつけることにより行われ、これは製品のむらのない膜の堆積を可能にしない。塗布中にこすりつけることはまた、皮膚にとって不快になることがある、またはさらには炎症を起こさせることがある。
【0010】
「塗布器先端部付きスティック」タイプの塗布器は、丸くなった先端部を伴う金属製スティックを含む。先端部が製品で覆われるように、スティックおよびその先端部を化粧用製品の中に浸さなければならない。製品は、ユーザの皮膚の上に先端部をこすりつけることにより、または皮膚の上に塗布器を繰り返し接触させることにより少量の製品を堆積させることにより、塗布される。圧縮チューブタイプの塗布器と同様に、これにより製品をむらなく塗布できるようになるわけではない。塗布中にこすりつけることはまた、皮膚にとって不快になることがある、またはさらには炎症を起こさせることがある。さらに、製品は、スティックと先端部の間にとどまる傾向があり、塗布されない塊を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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