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公開番号2023046658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-05
出願番号2021155368
出願日2021-09-24
発明の名称財布
出願人個人
代理人個人
主分類A45C 1/08 20060101AFI20230329BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】コンパクトで薄い財布を提供する。
【解決手段】カード収納部7と硬貨収納部6とを備える財布である。カード収納部7と硬貨収納部6とは、仕切材10を介して仕切られている。仕切材10は、山形部を有する断面に形成され、山形部の内側となる溝をカード収納部7の側へ開口して配置される一方、山形部の外側となる山を硬貨収納部6の底部に配置される。シート状の第一片と第二片との隙間に仕切材が設けられるが、その各片への仕切材の縫合部10xは、カード収納部7にカード4が収納された状態でカード4の板面と対応する位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
カード収納部と硬貨収納部とを備える財布であって、
前記カード収納部と前記硬貨収納部とは、仕切材を介して仕切られており、
前記仕切材は、山形部を有する断面に形成され、前記山形部の内側となる溝を前記カード収納部の側へ開口して配置される一方、前記山形部の外側となる山を前記硬貨収納部の底部に配置される
ことを特徴とする財布。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
シート状の第一片と第二片とが対面するように配置されると共に、前記各片間の隙間が前記仕切材を介して仕切られるように、前記山形部の開口両端部が前記各片に縫合されており、
前記各片への前記仕切材の縫合部は、前記カード収納部にカードが収納された状態でカードの板面と対応する位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の財布。
【請求項3】
シート状の第一片と第二片とが対面するように配置されて、下端辺部が互いに縫合されると共に、前記各片間の隙間が前記仕切材を介して左右に仕切られることで、前記カード収納部と前記硬貨収納部とが設けられ、
前記各片の上端辺部は、前記カード収納部の側がカードを出し入れするための開口部とされる一方、前記硬貨収納部の側が閉じられており、
前記各片の左右両端辺部の内、前記硬貨収納部の側は、硬貨を出し入れするための開口部とされると共に、この開口部には蓋が開閉可能に設けられており、
前記各片の左右両端辺部の内、前記カード収納部の側は、閉じられるか、他の部材によりカードの移動が規制される
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の財布。
【請求項4】
前記カード収納部は、複数枚のカードを重ねて収納可能な大きさとされている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の財布。
【請求項5】
内面に紙幣を重ねて収納可能とされると共に二つ折り可能な外カバーを備え、
前記外カバーを開いた状態の内側左右いずれかに、前記各収納部が設けられており、
前記外カバーの内面に重ね合わされる紙幣の端部を、前記外カバーの内面と前記各収納部の裏面との間に挟んで保持可能とされた
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の財布。
【請求項6】
前記外カバーを開いた状態の内側左右の内、一方に舌片が設けられ、他方に、前記外カバーを二つ折りして前記舌片が着脱可能に差し込まれる係合穴が形成されており、
前記舌片および前記係合穴は、前記外カバーが二つ折りされた際に内側となる位置に設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の財布。
【請求項7】
前記外カバーが二つ折りされることで、その二つ折りされる屈曲部にて前記硬貨収納部の蓋の開放が規制される
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の財布。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カード収納部と硬貨収納部とを備える財布に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、カード収納部と硬貨収納部とを備える二つ折りの財布が知られている。この種の財布は、コンパクトで薄いものが望まれる。従来技術のように、カード収納部と硬貨収納部とを別個に設けていたのでは、財布をコンパクトで薄く構成することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3201862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、コンパクトで薄い財布を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、カード収納部と硬貨収納部とを備える財布であって、前記カード収納部と前記硬貨収納部とは、仕切材を介して仕切られており、前記仕切材は、山形部を有する断面に形成され、前記山形部の内側となる溝を前記カード収納部の側へ開口して配置される一方、前記山形部の外側となる山を前記硬貨収納部の底部に配置されることを特徴とする財布である。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、カード収納部と硬貨収納部とを仕切材を介して隣接して設けることで、両収納部をコンパクトに構成することができる。また、仕切材は、山形部を有する断面に形成され、山形部の溝をカード収納部の側へ開口して配置される一方、山形部の山を硬貨収納部の底部に配置される。山形部の頂角(開き具合)の調整により、カードの枚数(ひいては全体の厚み)の変更に、容易に対応することができる。さらに、仕切材は、山形部の山を硬貨収納部の底部に配置されるので、硬貨収納部の底部の厚さ方向両端部に溝(隙間)ができることになる。そこで、大きな硬貨でも、一部をその溝に落とし込むことで収納することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、シート状の第一片と第二片とが対面するように配置されると共に、前記各片間の隙間が前記仕切材を介して仕切られるように、前記山形部の開口両端部が前記各片に縫合されており、前記各片への前記仕切材の縫合部は、前記カード収納部にカードが収納された状態でカードの板面と対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の財布である。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、対面するよう配置された第一片と第二片との隙間に仕切材が配置され、その仕切材の山形部の開口両端部が各片に縫合される。そして、この縫合部は、カード収納部にカードが収納された状態でカードの板面と対応する位置に配置されている。仕切材の断面を山形にして各片への縫合部をカードの板面に逃がして、コンパクトな構成とすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、シート状の第一片と第二片とが対面するように配置されて、下端辺部が互いに縫合されると共に、前記各片間の隙間が前記仕切材を介して左右に仕切られることで、前記カード収納部と前記硬貨収納部とが設けられ、前記各片の上端辺部は、前記カード収納部の側がカードを出し入れするための開口部とされる一方、前記硬貨収納部の側が閉じられており、前記各片の左右両端辺部の内、前記硬貨収納部の側は、硬貨を出し入れするための開口部とされると共に、この開口部には蓋が開閉可能に設けられており、前記各片の左右両端辺部の内、前記カード収納部の側は、閉じられるか、他の部材によりカードの移動が規制されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の財布である。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、シート状の第一片と第二片とを用い、所要箇所を閉じると共に、各片間の隙間を仕切材で仕切ることで、袋状(ポケット状)のカード収納部と硬貨収納部とを構成することができる。カード収納部は、上端辺部に開口部を有する構成とされ、この開口部からカードを出し入れすることができる。硬貨収納部は、片方の側端辺部が開口されて蓋で開閉可能とされる一方、もう片方の側端辺部が仕切材による底部とされる。このようにして、簡易な構成で、コンパクトで薄い財布を構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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