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公開番号2024058624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023175153
出願日2023-10-10
発明の名称化粧用製品塗布器
出願人シャネル・パルファム・ボーテ
代理人個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20240418BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】塗布部位全体のマッサージを可能にしながら、規定された表面部位を有する塗布部位に正確な用量の製品をむらなく連続して塗布可能にする、液体、粘性、またはペースト状のケア製品を含む化粧用製品のための塗布器を提供する。
【解決手段】ユーザが把持するように適合された把持要素と、外包が回転形状を有する塗布先端部と、把持要素に強固に固定された、または把持要素と一体に形成された、長手方向に伸展する剛性の円筒状コアと、コアを中心に自由に回転できるように搭載されるが並進運動に関してはコアに固定された、長手方向に把持要素から塗布先端部まで伸展する中空スティックとを含む化粧用製品塗布器。塗布先端部は、中空スティックに強固に接続され、または中空スティックと一体に形成され、は、任意選択で中空スティックと塗布先端部の間の接続ゾーンを除き、長手方向に測定した中空スティックの全長にわたり中空スティックの中で伸展する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
-ユーザが把持するように適合された把持要素(2)と、
-外部包絡線が回転形状を有する塗布先端部(5)と
を含む化粧用製品塗布器であって、
前記塗布器は、
-前記把持要素(2)に強固に固定された、または前記把持要素(2)と一体に形成された、長手方向に伸展する円筒状剛性コア(3)と、
-長手方向に前記把持要素(2)から前記塗布先端部(5)まで伸展する、コア(3)を中心に自由に回転できるように搭載されるが並進運動に関しては前記コア(3)に固定された中空スティック(4)と
を含み、
前記塗布先端部(5)は、前記中空スティック(4)に強固に接続され、または前記中空スティック(4)と一体に形成され、
前記コア(3)は、任意選択で前記中空スティック(4)と前記塗布先端部(5)の間の接続ゾーン(6)を除いて、前記長手方向に測定した前記中空スティック(4)の全長にわたり前記中空スティック(4)の中で伸展する
ことを特徴とする化粧用製品塗布器。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記コア(3)は、金属製である、請求項1に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項3】
前記塗布先端部(5)は、金属製である、またはセラミックから作られる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項4】
前記中空スティック(4)は、金属製である、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項5】
前記中空スティック(4)および/または前記塗布先端部(5)は、外面にわたり金属被覆で覆われたプラスチック材料から作られる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項6】
前記中空スティック(4)は、プラスチック材料から作られた本体を含み、前記本体は、金属スリーブで覆われる、請求項5に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項7】
前記中空スティック(4)は、前記中空スティック(4)と前記コア(3)の間の接触部位を制限するように、孔の開いた内面を含む、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項8】
前記コア(3)は、把前記持要素(2)の近位端部(31)および反対側の遠位端部(32)を含み、前記中空スティック(4)および前記塗布先端部(5)は、前記コア(3)の前記遠位端部(32)で前記コア(3)に対して回転可能にロックされる、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項9】
前記塗布先端部(5)は、自身の表面上に、優先的にはらせん形状の浮き彫りパターンを含む、請求項1または2に記載の化粧用製品塗布器。
【請求項10】
前記把持要素(2)は、対応する瓶(7)の首(72)を閉めるように適合されたキャップを形成する、請求項1に記載の化粧用製品塗布器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧用製品塗布器の分野に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
本発明は、詳細には皮膚に、たとえば目の輪郭に、詳細には目の下に液体、粘性、またはペースト状の化粧用製品を塗布するように適合された塗布器に関する。一般に本明細書では、化粧用製品を皮膚に塗布することを想定するが、本発明をこの適用分野に限定することはない。
【0003】
本明細書では、化粧用製品は、詳細には皮膚、唇、または角質の付属物を化粧するためのすべての製品を包含する。本発明の目的である塗布器はまた、皮膚、唇、角質の付属器に塗布することを意図したケア製品を塗布するように、詳細には液体または粘性のケア処方を適用するように適合される。簡単にするために、本明細書全体では、化粧用製品について言及するとき、化粧用製品はまたケア製品を含む。
【0004】
本明細書の以降において、「ユーザ」という用語は、明らかにいずれの性のユーザも指す。
【0005】
化粧用製品は、きめ細かくむらのない層で皮膚の上に均一に堆積させなければならない。理想的には塗布器はまた、化粧用製品の塗布部分の軽いマッサージも可能にしなければならない。塗布中の冷たさの感覚もまた追求されてよい。
【0006】
このためにさまざまな塗布器が想定されてきた。
【0007】
その結果、化粧用製品を塗布するように適合された、最もよく使われる塗布器は、「圧縮チューブ(pressed tube)」タイプの塗布器、「塗布器先端部付きスティック」タイプの塗布器、および英語の表現でしばしば「ロールオン(roll-on)」と呼ばれる回転ボール(rotary-ball)塗布器である。
【0008】
「圧縮チューブ」タイプの塗布器は、塗布する製品を含有する可撓性チューブを含む。塗布中に冷たさの感覚を提供するために、チューブを圧縮して、比較的平坦で一般的に金属製部位の上に配置された開口部を介して製品が出るようにしなければならない。このタイプの塗布器を用いて届けられる製品の量は、チューブに加えられる力に依存するので不正確である。さらに、塗布器表面を用いて製品を広げることは、皮膚の上でこすりつけることにより行われ、これにより、製品のむらのない膜を堆積可能にならない。塗布中にこすりつけることはまた、皮膚が荒れる、またはさらには炎症を起すことがある。
【0009】
「塗布器先端部付きスティック」タイプの塗布器は、丸くなった先端部を伴う金属製スティックを含む。先端部が製品で覆われるように、スティックおよびその先端部を化粧用製品の中に浸さなければならない。製品は、ユーザの皮膚の上に先端部をこすりつけることにより、または皮膚の上に塗布器を繰り返し接触させることにより製品のスポットを堆積させることにより、塗布される。圧縮チューブタイプの塗布器と同様に、これにより化粧品をむらなく塗布できるようになるわけではない。塗布中にこすりつけることはまた、皮膚が荒れる、またはさらには炎症を起こすことがある。さらに、製品は、スティックと先端部の間にとどまる傾向があり、塗布されない塊を形成する。
【0010】
最後に、「ロールオン」塗布器は、一般に可撓性チューブと、チューブが圧縮されたときに先端部の内部の表面上に製品を供給された回転可能に搭載されたボールを伴う先端部とを含む。製品を供給されたボールの表面は、次に先端部の外側に向けて向きを変えられ、ユーザの皮膚の上で回転し、製品を塗布可能にする。このタイプの塗布器は、塗布する製品を正確に配分できるようにならず、チューブを押してボールに供給しなければならない。塗布の質は、塗布器の配向に依存し、先端部を下方に配向することで良好な塗布が可能になる。さらに、このタイプの塗布器が汚れる危険性が高く、化粧用製品は、チューブとボールの間の通路で詰まる可能性があり、その結果、ボールが自由に回転するのを妨げる、またはさらにはチューブから製品が出てくるのを妨げる。
(【0011】以降は省略されています)

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