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公開番号2024052956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024032252,2019194405
出願日2024-03-04,2019-10-25
発明の名称清掃装置
出願人アイリスオーヤマ株式会社,蔵王産業株式会社
代理人個人,個人
主分類B08B 5/00 20060101AFI20240405BHJP(清掃)
要約【課題】構造が簡単な清掃装置を提供する。
【解決手段】清掃装置1は、ハンドツール4から被清掃面に吐出した液体とゴミとを装置本体2内に吸引する清掃装置1において、ハンドツール4は吐出用の液体を貯留するタンク45を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハンドツールから被清掃面に吐出した液体とゴミとを吸引ホースを介して装置本体の汚水タンクへ吸引する清掃装置において、
前記装置本体は、前記汚水タンクと、吸引ユニットと、前記吸引ユニットを収容する本体ケースとを備え、
前記本体ケースは、前記吸引ホースと前記汚水タンクとを接続する上流側吸引路と、前記汚水タンクと前記吸引ユニットとを接続する下流側吸引路とを備え、
前記汚水タンクは、前記上流側吸引路の下流端部に挿抜可能に接続され、前記ハンドツールからの液体とゴミとを吸引する吸引口と、前記下流側吸引路の上流端部に挿抜可能に接続され、吸引された空気を排出する排出口と、吸引した液体と空気との分離を促進する気液分離機構とを備え、前記本体ケースに着脱可能であり、
前記気液分離機構は、前記吸引口と前記排出口との間にラビリンス構造を形成する複数の分離板を有し、
前記複数の分離板は、前後方向、上下方向又は左右方向に交互に配置される
清掃装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記吸引口と前記排出口とは、前記汚水タンクの上部における左右方向の両端部に設けられる
請求項1に記載の清掃装置。
【請求項3】
前記汚水タンク内の液体を利用して前記排出口を塞ぐフロートを備え、
前記吸引口の下端は、前記排出口の下端よりも高い位置に設けられている
請求項1又は2に記載の清掃装置。
【請求項4】
前記汚水タンク内の液体を利用して前記排出口を塞ぐフロートを備え、
前記フロートは、開閉弁と、水より比重の小さい浮玉と、前記開閉弁と前記浮玉とを連結するとともに軸部が前記汚水タンクに回転可能に支持される連結部とを有し、
前記浮玉が貯留されている液体の増加により上昇すると、前記フロートが回転して前記開閉弁が前記排出口を塞ぐ
請求項1~3の何れか1項に記載の清掃装置。
【請求項5】
前記汚水タンクは、前記吸引口から前記汚水タンク内に突出する筒状の吸気側筒部と、前記吸気側筒部に被さる有底筒体とを有し、
前記吸気側筒部の先端は前記有底筒体の底壁部まで達していない
請求項1~4の何れか1項に記載の清掃装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は湿式清掃装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
被洗浄物に洗浄液を噴射しながら、被洗浄物の汚れを水分と空気と共に吸引する湿式電気掃除機として、例えば、装置本体に設けられ且つ洗浄液(水など)を貯留する洗浄液タンク(清水タンク)と、吸引ノズルと、吸引ノズルから吸引される汚れ、水分及び空気の混合流を導通する吸引ホースと、吸引ホースに沿って配設され且つ洗浄液タンクから洗浄液を送液する送液チューブと、混合流から空気を吸引して排気する吸引ユニットと、装置本体に設けられ且つ混合流から分離される汚れと水分(汚水)を貯留する汚水タンクと、を備えるものが提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4540503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記湿式電気掃除機は、送液チューブを洗浄液タンク(清水タンク)から引き出して吸引ホースに沿わせているため、構造が複雑であった。
本発明は、構造が簡単な清掃装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る清掃装置は、ハンドツールから被清掃面に吐出した液体とゴミとを装置本体内に吸引する清掃装置において、前記ハンドツールは吐出用の液体を貯留するタンクを備える。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、装置本体からハンドツールに送液するため送液構造が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る清掃装置の斜視図であり、(a)は前側上方から見た図であり、(b)は後側上方から見た図である。
清掃装置の断面を表側から見た断面図である。
装置本体からハンドツールと汚水タンクとを取り出した状態を示す斜視図である。
前側ケースを外した装置本体の斜視図であり、(a)は上方から見た斜視図であり、(b)は下方から見た斜視図である。
ハンドツールの分解斜視図である。
ハンドツールの断面図である。
汚水タンクの分解斜視図であり、(a)は前側上方から見た斜視図であり、(b)は後側上方から見た斜視図である。
(a)は汚水タンクを前側から見た図であり、(b)は(a)のX-X断面を矢印方向から見た断面図であり、(c)は主タンク体と副タンク体との連結部周辺での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<概要>
実施形態の一態様に係る清掃装置は、ハンドツールから被清掃面に吐出した液体とゴミとを装置本体内に吸引する清掃装置において、前記ハンドツールは吐出用の液体を貯留するタンクを備える。これにより、装置全体の構造を簡単にできる。
実施形態の別態様に係る清掃装置において、前記ハンドツールは、前記液体を吐出するためのトリガスプレーを備える。これにより、液体を吐出するための装置が簡易化できる。特に、手動となるので、電気配線が不要となり、装置全体の構造を簡単にできる。
実施形態の別態様に係る清掃装置において、前記ハンドツールは、前記タンク内の前記液体を前記トリガスプレーに送液する送液チューブを前記タンク内に備える。これにより、送液チューブを、タンクを装置本体側に備える場合に比べて短くできる。
【0009】
<実施形態>
1.全体構成
清掃装置1は、図1~図3に示すように、装置本体2とハンドツール4と吸引ホース8とを備える。吸引ホース8はハンドツール4と装置本体2とを接続する。清掃装置1は、汚水タンク6を着脱可能に装置本体2に備える。
清掃装置1は、ハンドツール4から被清掃面に水を吐出し、吐出した水とゴミとを吸引ホース8を介して装置本体2の汚水タンク6へと吸引する。水は、本発明の「液体」の一例に相当し、吐出する水を、清掃面のゴミを含んだ水と区別するために「清水」とし、清掃面のゴミを含んだ水を、ゴミを含んでいない清水と区別するために「汚水」という。
ここで、図1の(a)において、装置本体2とハンドツール4とが並設する方向を左右方向とし、汚水タンク6と電気コード26とが対向する方向を前後方向とし、左右方向と前後方向とが直交する方向を上下方向とする。前後方向において汚水タンク6がある側を前側とする。
以下、各部について詳細に説明する。
【0010】
2.装置本体
装置本体2は、図4に示すように、本体ケース20内に吸引ユニット21を収容する。
本体ケース20は、図3にも示すように、上下方向に長い箱状をし、前側の上部側に汚水タンク6用の凹入部201を有している。
図4に戻って、吸引ユニット21は本体ケース20の凹入部201の下方に収容される。これにより、装置本体2を小型化できる。重量物である吸引ユニット21を本体ケース20の下部に配することで、設置時の安定性を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)

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