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公開番号2024051647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157927
出願日2022-09-30
発明の名称光源装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21V 29/90 20150101AFI20240404BHJP(照明)
要約【課題】発光素子を所定の温度に安定して維持できるとともに短時間で所定の温度に調整できる光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置100は、発光素子10、基台20、第1温度調整部31、及び第2温度調整部32を備える。基台20は、載置部21、放熱部22、及び伝達部23を有する。載置部21には、発光素子10が載置される。放熱部22は、載置部21から離れた位置に設けられ、載置部21からの熱を放出する。伝達部23は、載置部21と放熱部22とを接続し、載置部21からの熱を放熱部22に伝達する。第1温度調整部31及び第2温度調整部32は、基台20の温度を調整する。載置部21、伝達部23、及び放熱部22は、一体である。伝達部23の水平方向の幅W3は、放熱部22の水平方向の幅W2より小さい。第1温度調整部31及び第2温度調整部32は、それぞれ、載置部21、伝達部23、及び放熱部22のいずれかと接触する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子が載置される載置部と、前記載置部から離れた位置に設けられ前記載置部からの熱を放出する放熱部と、前記載置部と前記放熱部とを接続し前記載置部からの熱を前記放熱部に伝達する伝達部と、を有する基台と、
前記基台の温度を調整する第1温度調整部と、
前記基台の温度を調整する第2温度調整部と、
を備え、
前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部は、一体であり、
前記伝達部の水平方向の幅は、前記載置部と、前記伝達部と、前記放熱部と、前記第1温度調整部と、前記第2温度調整部とを含む断面において、前記放熱部の水平方向の幅より小さく、
前記第1温度調整部及び前記第2温度調整部は、それぞれ、前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部のいずれかと接触する、光源装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記基台は、金属を含む、請求項1記載の光源装置。
【請求項3】
前記第1温度調整部は、ペルチェ素子である、請求項1記載の光源装置。
【請求項4】
前記基台は、前記載置部と前記放熱部との間に位置し、前記載置部、前記放熱部、及び前記伝達部と分離可能な分離部をさらに有し、
前記第1温度調整部は、第1面と、前記第1面とは反対側を向く第2面と、を有し、
前記第1面は、前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部のいずれかと接触し、
前記第2面は、前記分離部と接触する、請求項3記載の光源装置。
【請求項5】
前記第2温度調整部は、ペルチェ素子であり、
前記第2温度調整部は、第3面と、前記第3面とは反対側を向く第4面と、を有し、
前記第3面は、前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部のいずれかと接触し、
前記第4面は、前記分離部と接触する、請求項4記載の光源装置。
【請求項6】
前記分離部は、第1分離部及び第2分離部を有し、
前記伝達部は、前記第1分離部と前記第2分離部との間に位置し、
前記第2面は、前記第1分離部と接触し、
前記第4面は、前記第2分離部と接触する、請求項5記載の光源装置。
【請求項7】
前記第1温度調整部は、前記載置部と接触し、
前記第2温度調整部は、前記伝達部と接触する、請求項1記載の光源装置。
【請求項8】
前記第1面は、前記載置部と接触し、
前記第3面は、前記伝達部と接触する、請求項5記載の光源装置。
【請求項9】
前記第1温度調整部及び前記第2温度調整部は、それぞれ、前記伝達部と接触する、請求項1記載の光源装置。
【請求項10】
前記第1面及び前記第3面は、それぞれ、前記伝達部と接触する、請求項6記載の光源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、光源装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)の発光効率の低下を抑制するためにLED光源の温度調整がなされることがある。特許文献1では、放熱経路の一部をペルチェ素子が担う、LED光源が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-119521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、発光素子を所定の温度に安定して維持できるとともに、発光素子を短時間で所定の温度に調整できる光源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係る光源装置は、発光素子と、基台と、第1温度調整部と、第2温度調整部と、を備える。前記基台は、載置部と、放熱部と、伝達部と、を有する。前記載置部には、前記発光素子が載置される。前記放熱部は、前記載置部から離れた位置に設けられ、前記載置部からの熱を放出する。前記伝達部は、前記載置部と前記放熱部とを接続し、前記載置部からの熱を前記放熱部に伝達する。前記第1温度調整部及び前記第2温度調整部は、前記基台の温度を調整する。前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部は、一体である。前記伝達部の水平方向の幅は、前記載置部と、前記伝達部と、前記放熱部と、前記第1温度調整部と、前記第2温度調整部とを含む断面において、前記放熱部の水平方向の幅より小さい。前記第1温度調整部及び前記第2温度調整部は、それぞれ、前記載置部、前記伝達部、及び前記放熱部のいずれかと接触する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、発光素子を所定の温度に安定して維持できるとともに、発光素子を短時間で所定の温度に調整できる光源装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。
第1実施形態に係る光源装置を示す斜視断面図である。
第1実施形態に係る光源装置を示す断面図である。
第1実施形態の変形例に係る光源装置を示す断面図である。
第2実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。
第2実施形態に係る光源装置を示す斜視断面図である。
第2実施形態に係る光源装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る光源装置を示す斜視断面図である。
図3Aは、第1実施形態に係る光源装置を示す断面図である。
図1~図3Aに示すように、第1実施形態に係る光源装置100は、発光素子10と、基台20と、第1温度調整部31と、第2温度調整部32と、カバー40と、を備えている。なお、発光素子10は発光装置15であってもよい。図2及び図3Aでは、カバー40を取り外した状態を示している。以下、図3Aを用いて第1実施形態に係る光源装置100について説明する。
【0009】
(発光装置15)
発光装置15は、例えば、基板12と、基板12上に配置される発光素子10と、を含む。発光装置15は、発光素子10を封止する封止樹脂と、封止樹脂内に分散される波長変換部材と、をさらに含んでもよい。発光装置15から発せられる光は、白色であってよい。
【0010】
(発光素子10)
発光素子10は、例えば、LEDである。発光素子10は、例えば、LD(Laser Diode:レーザーダイオード)であってもよい。発光素子10がLDである場合、LDは気密封止される。発光素子は、例えば、ピーク波長が350nm以上450nm以下の光を発する。光源装置100は、少なくとも1つの発光素子10を含む。光源装置100は、2つ以上の発光素子10を含んでいてもよい。また、光源装置100は、1つ以上の発光素子10と、波長変換部材を備える発光装置を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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