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公開番号2024065864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174934
出願日2022-10-31
発明の名称光源装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類F21K 9/66 20160101AFI20240508BHJP(照明)
要約【課題】配光角が大きい光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置1は、基台100と、基台100の上面101に配置された発光素子120と、発光素子120の少なくとも上方を覆う透光性の第1グローブ10と、発光素子120と第1グローブ10との間に配置される第2グローブ20と、を備え、第2グローブ20は、中空であり、上壁40及び発光素子120を囲む筒状の側壁30を有し、上壁40及び側壁30の少なくとも一方に、上壁40又は側壁30を貫通して光を透過させる孔50を有し、第2グローブ20の上下方向の断面における側壁30の外表面は、少なくとも1以上の直線部分を含み、直線部分のうち、最も長い直線部分L1と基台100の上面101の法線N1とのなす角θが45度未満である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基台と、
前記基台の上面に配置された発光素子と、
前記発光素子の少なくとも上方を覆う透光性の第1グローブと、
前記発光素子と前記第1グローブとの間に配置される第2グローブと、を備え、
前記第2グローブは、中空であり、上壁及び前記発光素子を囲む筒状の側壁を有し、前記上壁及び前記側壁の少なくとも一方に、前記上壁又は前記側壁を貫通して光を透過させる孔を有し、
前記第2グローブの上下方向の断面における前記側壁の外表面は、少なくとも1以上の直線部分を含み、
前記直線部分のうち、最も長い前記直線部分と前記基台の上面の法線とのなす角が45度未満である、光源装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
基台と、
前記基台の上面に配置された発光素子と、
前記発光素子の少なくとも上方を覆う透光性の第1グローブと、
前記発光素子と前記第1グローブとの間に配置される第2グローブと、を備え、
前記第2グローブは、中空であり、上壁及び前記発光素子を囲む筒状の側壁を有し、前記上壁及び前記側壁の少なくとも一方に、前記上壁又は前記側壁を貫通して光を透過させる孔を有し、
前記側壁の外表面は、前記第2グローブの上下方向の断面において、曲線部分を有し、
前記曲線部分は、前記側壁の最大径または最小径のいずれかとなる部分を含み、
前記側壁の最大径または最小径の一方である前記部分の外表面と、前記側壁の最大径または最小径の他方である前記部分の外表面とを結ぶ直線と、前記基台の上面の法線とのなす角が45度未満である、光源装置。
【請求項3】
前記孔は、前記上壁及び前記側壁に設けられる請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項4】
前記側壁に複数の前記孔が設けられ、前記上壁に1又は複数の前記孔が設けられる請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項5】
前記孔は、円形状である請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項6】
前記側壁に設けられる孔は、短軸方向と長軸方向を含む形状である請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項7】
前記上壁に設けられる前記孔の中心は、前記上壁の中央よりも前記上壁の外縁の近くに位置する請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項8】
前記側壁の前記孔の平均の大きさが、前記上壁の前記孔の平均の大きさよりも大きい請求項3に記載の光源装置。
【請求項9】
前記第2グローブの外表面における前記孔の面積の割合は、25%以上40%以下である請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
【請求項10】
前記第2グローブの外形は、円柱状である請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光源装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(Light Emitting Diode。以下、LEDともいう)は、高い効率性、長寿命などの優れた特性により、様々な分野で従来光源に置き換わって幅広く使われるようになっている。例えば特許文献1には、LEDを覆うようにドーム状の光学部材を配置し、さらにグローブで覆った光源装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2016-526762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態は、配光角が大きい光源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される光源装置は、基台と、前記基台の上面に配置された発光素子と、前記発光素子の少なくとも上方を覆う透光性の第1グローブと、前記発光素子と前記第1グローブとの間に配置される第2グローブと、を備え、前記第2グローブは、中空であり、上壁及び前記発光素子を囲む筒状の側壁を有し、前記上壁及び前記側壁の少なくとも一方に、前記上壁又は前記側壁を貫通して光を透過させる孔を有し、前記第2グローブの上下方向の断面における前記側壁の外表面は、少なくとも1以上の直線部分を含み、前記直線部分のうち、最も長い前記直線部分と前記基台の上面の法線とのなす角が45度未満である。
【0006】
また、実施形態に開示される他の光源装置は、基台と、前記基台の上面に配置された発光素子と、前記発光素子の少なくとも上方を覆う透光性の第1グローブと、前記発光素子と前記第1グローブとの間に配置される第2グローブと、を備え、前記第2グローブは、中空であり、上壁及び前記発光素子を囲む筒状の側壁を有し、前記上壁及び前記側壁の少なくとも一方に、前記上壁又は前記側壁を貫通して光を透過させる孔を有し、前記側壁の外表面は、前記第2グローブの上下方向の断面において、曲線部分を有し、前記曲線部分は、前記側壁の最大径または最小径のいずれかとなる部分を含み、前記側壁の最大径または最小径の一方である前記部分の外表面と、前記側壁の最大径または最小径の他方である前記部分の外表面とを結ぶ直線と、前記基台の上面の法線とのなす角が45度未満である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の実施形態によれば、配光角が大きい光源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る光源装置の概略を例示する側面図である。
実施形態に係る光源装置の一部の概略を例示する断面図である。
発光素子が実装されている基板の概略を例示する平面図である。
図3Aの一部の部材を取り除いて示す平面図である。
図3AのIIIC-IIIC線における断面図である。
実施形態に係る第2グローブの概略を例示する斜視図である。
実施形態に係る第2グローブの孔が設けられていない変形例である第1変形例の概略を例示する斜視図である。
実施形態に係る光源装置の配光特性の一例を示すグラフである。
第2グローブの孔の変形例である第2変形例の概略を例示する斜視図である。
第2グローブの孔の変形例である第3変形例の概略を例示する斜視図である。
第2グローブの孔の変形例である第4変形例の概略を例示する斜視図である。
第2グローブの孔の変形例である第5変形例の概略を例示する斜視図である。
第2グローブの孔の変形例である第6変形例の概略を例示する斜視図である。
第1変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第7変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第8変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第9変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第10変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第11変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第12変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第13変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第14変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第15変形例の概略を例示する断面図である。
第2グローブの形状の変形例である第16変形例の概略を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本開示に係る技術的思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、発明を以下のものに限定しない。一つの実施形態において説明する内容は、他の実施形態及び変形例にも適用可能である。また、図面は実施形態を概略的に示すものであり、説明を明確にするため、各部材のスケールや間隔、位置関係等を誇張し、あるいは、部材の一部の図示を省略している場合がある。各図において示す方向は、構成要素間の相対的な位置を示し、絶対的な位置を示すことを意図したものではない。なお、同一の名称、符号については、原則として、同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。また、実施形態について、「覆う」とは直接接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して覆う場合も含む。
【0010】
<実施形態1>
実施形態1に係る光源装置1を、図1から図5を参照しながら説明する。図1は、光源装置1の概略を例示する側面図である。図2は、光源装置1の一部の概略を例示する断面図である。図3Aは、発光素子120が実装されている基板110の概略を例示する平面図である。図3Bは、図3Aの一部の部材を取り除いて示す平面図である。図3Cは、図3AのIIIC-IIIC線における断面図である。図4は、実施形態1に係る第2グローブ20の概略を例示する斜視図である。図5は、第2グローブ20の孔50が設けられていない変形例である第1変形例200の概略を例示する斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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