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公開番号2024049695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156085
出願日2022-09-29
発明の名称熱交換器及びその製造方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類F28F 9/013 20060101AFI20240403BHJP(熱交換一般)
要約【課題】熱交換器のろう付け装置に対する位置合わせ工程を容易に行えるようにする。
【解決手段】熱交換器10は、フィンと、管板14と、フィン及び管板14を貫通した伝熱管12とを備えている。管板14は、第1管板141、第2管板142、第3管板143及び第4管板144を含む。第2管板142に、ろう付け装置100に対する位置合わせ用の開口142xが形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
フィンと、
管板と、
前記フィン及び前記管板を貫通した伝熱管と、を備え、
前記管板は、ろう付け装置に対する位置合わせ用の開口を有する、熱交換器。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記開口は円形である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記管板は複数の前記開口を有する、請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記開口は多角形である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記管板は、第1管板及び第2管板を含み、
前記熱交換器は、前記第1管板と前記第2管板とが角度をなして配置された折り曲げ型である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記第1管板と前記第2管板とが角度をなして配置されたことで、凹部が形成され、
前記第1管板及び前記第2管板は、前記凹部を画定する一端と、他端とを有し、
前記開口は、前記第1管板及び前記第2管板の少なくとも一方における前記一端の近傍に設けられている、請求項5に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記第1管板及び前記第2管板の少なくとも一方は、当該管板の長手方向に沿って配列された複数の前記開口を有する、請求項5に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記第2管板の長手方向に沿って配列された前記伝熱管の数は、前記第1管板の長手方向に沿って配列された前記伝熱管の数よりも多く、
前記第2管板が前記開口を有する、請求項5に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記管板は、前記第1管板との間に前記第2管板を挟む第3管板をさらに含み、
前記熱交換器は、前記第1管板と前記第2管板と前記第3管板とが角度をなして配置された折り曲げ型であり、
前記第2管板が前記開口を有する、請求項5に記載の熱交換器。
【請求項10】
前記管板は、前記第1管板との間に前記第2管板を挟む第3管板をさらに含み、
前記熱交換器は、前記第1管板と前記第2管板と前記第3管板とが角度をなして配置された折り曲げ型であり、
前記第1管板、前記第2管板及び前記第3管板が前記開口を有する、請求項5に記載の熱交換器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、U字状パイプの開口部(ろう付け部)が上端に位置するようにコンベア上に搭載された熱交換器が、搬送方向に沿って延びた一対のガイドに案内されつつ、U字状パイプの開口部にベンドパイプが自動ろう付けされることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-039164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、熱交換器(熱交換器前駆体)がガイドに案内されることが開示されている。しかしながら、特許文献1には、熱交換器前駆体をろう付け装置に対して位置合わせすることは開示されていない。そのため、特許文献1に開示された技術では、熱交換器前駆体のろう付け装置に対する位置合わせ工程が繁雑となり得る。
【0005】
本開示の目的は、熱交換器前駆体のろう付け装置に対する位置合わせ工程を容易に行うことができる熱交換器及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1観点に係る熱交換器は、フィンと、管板と、前記フィン及び前記管板を貫通した伝熱管と、を備え、前記管板は、ろう付け装置に対する位置合わせ用の開口を有する。
【0007】
本開示の第1観点によると、管板の開口にろう付け装置のピンを挿入することで、熱交換器前駆体のろう付け装置に対する位置合わせ工程を容易に行うことができる。
【0008】
本開示の第2観点に係る熱交換器は、上記第1観点において、前記開口は円形であってよい。この場合、開口にピンを差し込み易い。
【0009】
本開示の第3観点に係る熱交換器は、上記第2観点において、前記管板は複数の前記開口を有してよい。この場合、ピンが差し込まれた後における熱交換器前駆体のろう付け装置に対する回転を抑制できる。
【0010】
本開示の第4観点に係る熱交換器は、上記第1観点において、前記開口は多角形であってよい。この場合、ピンが差し込まれた後における熱交換器前駆体のろう付け装置に対する回転を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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