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公開番号2024048854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154986
出願日2022-09-28
発明の名称室内熱交換器
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類F24F 1/0063 20190101AFI20240402BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】アルミ製である管板及び伝熱管が外部からの衝撃によって破損することを抑制する。
【解決手段】室内熱交換器10は、フィン11と、管板14と、フィン11及び管板14を貫通した伝熱管12とを備えている。管板14及び伝熱管12は、アルミ製である。管板14は、第1管板141、第2管板142、第3管板143及び第4管板144を含む。第1管板141、第2管板142及び第3管板143は、連結部材50によって連結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フィンと、
管板と、
前記フィン及び前記管板を貫通した伝熱管と、を備え、
前記管板及び前記伝熱管は、アルミ製であり、
前記管板は、第1管板及び第2管板を含み、
前記第1管板及び前記第2管板が連結部材によって連結されている、室内熱交換器。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記連結部材は、アルミニウムよりも強度の大きい材料からなる、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項3】
前記室内熱交換器は、前記第1管板と前記第2管板とが角度をなして配置された折り曲げ型であり、
前記連結部材は、前記室内熱交換器の折り曲げ個所である前記第1管板と前記第2管板との間に配置された部分を有する、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項4】
前記連結部材は、空気調和機のフレームに対して固定される固定部を有する、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項5】
前記第1管板は、空気調和機のフレームに対して固定される第1固定部を有し、
前記第2管板は、前記フレームに対して固定される第2固定部を有し、
前記連結部材は、前記第1固定部及び前記第2固定部を補強する、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項6】
前記連結部材は、前記伝熱管の下方に配置される、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項7】
前記連結部材は、前記第1管板及び前記第2管板の少なくとも一方と、鋼製の締結部材によって締結されている、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項8】
前記連結部材は、板部材であり、前記板部材の面方向と直交する直交方向に前記第1管板と重なる第1重複領域、及び、前記直交方向に前記第2管板と重なる第2重複領域を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の室内熱交換器。
【請求項9】
前記板部材の厚みは1~2mmである、請求項8に記載の室内熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、室内熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、伝熱管を挿通させる管板をアルミ製とする点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-124952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、伝熱管の材料は特定されていないが、低コスト化の観点から、伝熱管もアルミ製とすることが考えられる。しかしながら、アルミニウムは強度が比較的小さく、管板及び伝熱管をアルミ製とすると、管板及び伝熱管が外部からの衝撃によって破損し易くなる。特に、管板が複数の部材で構成される場合、管板を構成する複数の部材同士の固定位置がずれることで、管板及び伝熱管が外部からの衝撃を受け易くなる。
【0005】
本開示の目的は、アルミ製である管板及び伝熱管が外部からの衝撃によって破損することを抑制できる室内熱交換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1観点に係る室内熱交換器は、フィンと、管板と、前記フィン及び前記管板を貫通した伝熱管と、を備え、前記管板及び前記伝熱管は、アルミ製であり、前記管板は、第1管板及び第2管板を含み、前記第1管板及び前記第2管板が連結部材によって連結されている。
【0007】
本開示の第1観点によると、連結部材によって第1管板及び第2管板が連結されたことで、第1管板及び第2管板が強固に固定され、第1管板及び第2管板同士の固定位置がずれることが抑制される。これにより、アルミ製である管板及び伝熱管が外部からの衝撃によって破損することを抑制できる。
【0008】
本開示の第2観点に係る室内熱交換器は、上記第1観点において、前記連結部材は、アルミニウムよりも強度の大きい材料からなってよい。この場合、アルミニウムよりも強度の大きい材料からなる連結部材によって管板及び伝熱管が補強され、管板及び伝熱管が外部からの衝撃によって破損することをより確実に抑制できる。
【0009】
本開示の第3観点に係る室内熱交換器は、上記第1又は第2観点において、前記室内熱交換器は、前記第1管板と前記第2管板とが角度をなして配置された折り曲げ型であり、前記連結部材は、前記室内熱交換器の折り曲げ個所である前記第1管板と前記第2管板との間に配置された部分を有してよい。この場合、連結部材によって折り曲げ個所が覆われることで、室内熱交換器の破損をより確実に抑制できる。
【0010】
本開示の第4観点に係る室内熱交換器は、上記第1~第3観点のいずれかにおいて、前記連結部材は、空気調和機のフレームに対して固定される固定部を有してよい。この場合、連結部材の固定部を介して、管板及び伝熱管をフレームに固定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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