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公開番号2024044807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150559
出願日2022-09-21
発明の名称作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E01H 3/02 20060101AFI20240326BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】作業現場の生産性の低下を抑制する作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法を提供する。
【解決手段】作業現場の管理システム13において、管制施設16の管理装置14は、入力装置28からの条件入力データを取得する入力データ取得部142と、条件入力データに基づいて、無人運搬車両が走行する作業場における無人散水車両3の散水条件を決定する散水条件決定部148と、散水条件を生成する散水条件生成部149と、を備える。散水条件決定部148は、作業場の第1散水エリアに散水する第1散水条件及び第1散水エリアよりも大きい作業場の第2散水エリアに散水する第2散水条件の少なくとも一方を、散水条件として決定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
入力装置からの条件入力データを取得する入力データ取得部と、
前記条件入力データに基づいて、無人運搬車両が走行する作業場における無人散水車両の散水条件を決定する散水条件決定部と、を備える、
作業現場の管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記散水条件を生成する散水条件生成部を備える、
請求項1に記載の作業現場の管理システム。
【請求項3】
前記散水条件は、前記作業場の第1散水エリアに散水する第1散水条件と、前記第1散水エリアよりも大きい前記作業場の第2散水エリアに散水する第2散水条件と、を含み、
前記散水条件決定部は、前記第1散水条件及び前記第2散水条件の少なくとも一方を、前記散水条件として決定する、
請求項2に記載の作業現場の管理システム。
【請求項4】
前記散水条件は、散水しない第3散水条件を含み、
前記散水条件決定部は、前記第1散水条件、前記第2散水条件、及び前記第3散水条件の少なくとも一つを、前記散水条件として決定する、
請求項3に記載の作業現場の管理システム。
【請求項5】
前記無人運搬車両の目標走行経路を示す運搬パスを含む走行条件を示す運搬走行データを生成する運搬条件生成部を備え、
前記散水条件生成部は、前記運搬パスに基づいて、前記第1散水条件を生成する、
請求項3に記載の作業現場の管理システム。
【請求項6】
無人運搬車両が作業場に到着する予想時刻を算出する予想時刻算出部を備え、
前記散水条件生成部は、前記予想時刻が算出された前記無人運搬車両を示す対象車両の運搬パスに基づいて、前記第1散水条件を生成する、
請求項3に記載の作業現場の管理システム。
【請求項7】
無人運搬車両が作業場に到着する予想時刻を算出する予想時刻算出部を備え、
前記散水条件生成部は、前記予想時刻が算出された前記無人運搬車両よりも過去に前記作業場を走行した無人運搬車両を示す過去車両の運搬パスに基づいて、前記第1散水条件を生成する、
請求項3に記載の作業現場の管理システム。
【請求項8】
前記散水条件は、前記無人散水車両の目標走行経路を示す散水パスを含み、
前記散水条件生成部は、前記運搬パスの少なくとも一部と前記散水パスとが一致するように、前記散水パスを生成する、
請求項5に記載の作業現場の管理システム。
【請求項9】
前記作業場に前記第2散水エリアを指定する目標エリア指定部を備え、
前記散水条件生成部は、前記目標エリア指定部により指定された前記第2散水エリアに基づいて、第2散水条件を生成する、
請求項3に記載の作業現場の管理システム。
【請求項10】
無人運搬車両が作業場に到着する予想時刻を算出する予想時刻算出部を備え、
前記目標エリア指定部は、前記予想時刻が算出された前記無人運搬車両を示す対象車両の運搬パス、及び前記対象車両よりも過去に前記作業場を走行した無人運搬車両を示す過去車両の運搬パスのそれぞれを含むように、前記第2散水エリアを指定する、
請求項9に記載の作業現場の管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、作業現場において散水トラックにより散水が実施される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2015/0233245号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
散水により作業現場において粉塵又は砂埃が拡散することが抑制される。作業現場においては、散水トラック(散水車両)のみならず、ダンプトラック(運搬車両)が稼働する。散水トラックの散水作業により、ダンプトラックの運搬作業が阻害されると、作業現場の生産性が低下する可能性がある。
【0005】
本開示は、作業現場の生産性の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、入力装置からの条件入力データを取得する入力データ取得部と、条件入力データに基づいて、無人運搬車両が走行する作業場における無人散水車両の散水条件を決定する散水条件決定部と、を備える、作業現場の管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、作業現場の生産性の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る無人車両の作業現場を示す模式図である。
図2は、実施形態に係る作業現場の管理システムを示す模式図である。
図3は、実施形態に係る無人運搬車両を示す斜視図である。
図4は、実施形態に係る無人散水車両を示す斜視図である。
図5は、実施形態に係る作業現場の管理システムを示すブロック図である。
図6は、実施形態に係る無人運搬車両の運搬走行データを説明するための図である。
図7は、実施形態に係る無人運搬車両が作業場に到着する予想時刻の算出方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る無人散水車両の散水走行データを説明するための図である。
図9は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を説明するための模式図である。
図10は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を説明するための模式図である。
図11は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を説明するための模式図である。
図12は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を説明するための模式図である。
図13は、実施形態に係る散水パスの生成方法を説明するための模式図である。
図14は、実施形態に係る予想時刻に基づく散水条件の決定方法を説明するための図である。
図15は、実施形態に係る予想時刻に基づく散水条件の決定方法を説明するための図である。
図16は、実施形態に係る作業現場の管理方法を示すフローチャートである。
図17は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を示すフローチャートである。
図18は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を示すフローチャートである。
図19は、実施形態に係る散水条件の入力方法を示す模式図である。
図20は、実施形態に係る無散水条件の生成方法を示す模式図である。
図21は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を示す模式図である。
図22は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を示す模式図である。
図23は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を示す模式図である。
図24は、実施形態に係る簡易散水条件の生成方法を示す模式図である。
図25は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を示す模式図である。
図26は、実施形態に係る広域散水条件の生成方法を示す模式図である。
図27は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[作業現場]
図1は、実施形態に係る無人車両の作業現場1を示す模式図である。実施形態において、作業現場1は、鉱山である。鉱山とは、鉱物を採掘する場所又は事業所をいう。鉱山として、金属を採掘する金属鉱山、石灰石を採掘する非金属鉱山、又は石炭を採掘する石炭鉱山が例示される。作業現場1において、複数の無人車両が稼働する。無人車両とは、運転者の運転操作によらずに無人で稼働する作業車両をいう。実施形態において、作業現場1において稼働する無人車両は、無人運搬車両2と無人散水車両3とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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