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公開番号2024037111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141784
出願日2022-09-06
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G10L 17/26 20130101AFI20240311BHJP(楽器;音響)
要約【課題】対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を精度よく評価すること。
【解決手段】情報処理装置100は、対象の期間における対象の人物の会話を示す音声データ101に基づいて、対象の期間のうち、1以上の音声パターンそれぞれに合致する区間を特定する。情報処理装置100は、特定した区間それぞれについて、当該区間における対象の人物の生体データ102を取得する。情報処理装置100は、特定した区間それぞれについて、取得した当該区間における対象の人物の生体データ102に対して、1以上の音声パターンのうち、当該区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施する。情報処理装置100は、特定した区間それぞれにおける、当該区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の対象の人物の生体データ102に基づいて、対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を評価する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ある期間における対象の人物の会話を示す音声データを取得し、
取得した前記音声データに基づいて、前記期間のうち、設定された1以上の音声パターンそれぞれに合致する区間を特定し、
特定した前記区間それぞれについて、前記区間における前記対象の人物の生体データに対して、前記1以上の音声パターンのうち、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施し、
特定した前記区間それぞれにおける、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の前記対象の人物の生体データに基づいて、前記対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記実施する処理は、
前記1以上の音声パターンそれぞれと、生体データからノイズを除去するフィルタとを対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記区間それぞれについて、前記区間における前記対象の人物の生体データに対して、前記1以上の音声パターンのうち、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応付けられたフィルタを用いて、ノイズ除去処理を実施する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記音声データは、電話を介した前記期間における前記対象の人物の会話を示し、
前記評価する処理は、
特定した前記区間それぞれにおける、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の前記対象の人物の生体データに基づいて、電話を介した他の人物による前記対象の人物に対する詐欺行為の発生状況を評価する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
ある期間における対象の人物の会話を示す音声データを取得し、
取得した前記音声データに基づいて、前記期間のうち、設定された1以上の音声パターンそれぞれに合致する区間を特定し、
特定した前記区間それぞれについて、前記区間における前記対象の人物の生体データに対して、前記1以上の音声パターンのうち、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施し、
特定した前記区間それぞれにおける、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の前記対象の人物の生体データに基づいて、前記対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を評価する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項5】
ある期間における対象の人物の会話を示す音声データを取得し、
取得した前記音声データに基づいて、前記期間のうち、設定された1以上の音声パターンそれぞれに合致する区間を特定し、
特定した前記区間それぞれについて、前記区間における前記対象の人物の生体データに対して、前記1以上の音声パターンのうち、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施し、
特定した前記区間それぞれにおける、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の前記対象の人物の生体データに基づいて、前記対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を評価する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電話を介して詐欺被害が発生する場合がある。例えば、詐欺師が、電話を介して、標的とした人物の近親者を騙り、当該人物から金銭を騙し取ろうとする、オレオレ詐欺と呼ばれる詐欺行為による詐欺被害が発生することがある。これに対し、対象の人物の通話時の音声データを解析し、対象の人物に対する詐欺行為の発生を検出しようとする技術が考えられる。
【0003】
先行技術としては、例えば、通話者の生体データに基づいて、通話者の緊張の度合いなどのような通話者の精神状態が平常時の精神状態と異なる度合いを示す、通話者のストレス度合いを判定するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-107769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、対象の人物に対する犯罪行為の発生を精度よく検出することが難しいという問題がある。例えば、対象の人物が、電話を介した詐欺行為の標的となった場合、対象の人物の発話時間または発話回数などが少なくなる傾向があり、対象の人物の通話時の音声データを解析しても、対象の人物に対する詐欺行為の発生を精度よく検出することが難しい。
【0006】
1つの側面では、本発明は、対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を精度よく評価することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様によれば、ある期間における対象の人物の会話を示す音声データを取得し、取得した前記音声データに基づいて、前記期間のうち、設定された1以上の音声パターンそれぞれに合致する区間を特定し、特定した前記区間それぞれについて、前記区間における前記対象の人物の生体データに対して、前記1以上の音声パターンのうち、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施し、特定した前記区間それぞれにおける、前記区間と合致したいずれかの音声パターンに対応するノイズ除去処理を実施した後の前記対象の人物の生体データに基づいて、前記対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を評価する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、対象の人物に対する犯罪行為の発生状況を精度よく評価することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。
図3は、情報処理システム200の第1の適用例を示す説明図である。
図4は、情報処理システム200の第2の適用例を示す説明図である。
図5は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図6は、フィルタ情報管理テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。
図7は、感情パターン情報管理テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。
図8は、生体パターン情報管理テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。
図9は、音声データ取得装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図10は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。
図11は、情報処理装置100の動作例を示す説明図(その1)である。
図12は、情報処理装置100の動作例を示す説明図(その2)である。
図13は、情報処理装置100の動作例を示す説明図(その3)である。
図14は、全体処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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