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公開番号2024026689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-28
出願番号2024001738,2023131255
出願日2024-01-10,2020-11-05
発明の名称操作装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G10H 1/34 20060101AFI20240220BHJP(楽器;音響)
要約【課題】磁気誘導型センサを用いる操作装置の製造工程を容易化すること。
【解決手段】操作装置は、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための磁気誘導型センサと、操作者によって操作可能な操作子と、前記第1基板の第1面から突出する容量素子と、前記第1基板の前記第1面側に設けられ、前記操作子と一体に移動する第1部材と、を備え、前記第1基板および前記第2基板のそれぞれに配置される導電体のうちの少なくとも一方はコイルを含み、前記第1基板の前記第1面は第1領域及び第2領域に区分され、前記第1領域において、前記第1部材は前記第1基板に接し、前記第2領域において、前記第1部材は前記第1基板から離隔している。
【選択図】図44
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための磁気誘導型センサと、
操作者によって操作可能な操作子と、
前記第1基板の第1面から突出する容量素子と、
前記第1基板の前記第1面側に設けられ、前記操作子と一体に移動する第1部材と、
を備え、
前記第1基板および前記第2基板のそれぞれに配置される導電体のうちの少なくとも一方はコイルを含み、
前記第1基板の前記第1面は第1領域及び第2領域に区分され、
前記第1領域において、前記第1部材は前記第1基板に接し、
前記第2領域において、前記第1部材は前記第1基板から離隔している操作装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するための磁気誘導型センサと、
操作者によって操作可能な操作子と、
前記第1基板の第1面から突出する容量素子と、
前記第1基板の前記第1面側に設けられた第1部材と、
前記操作子に連動する第2部材と、
を備え、
前記第1部材は、前記第2部材と一体に移動し、
前記第1基板および前記第2基板のそれぞれに配置される導電体のうちの少なくとも一方はコイルを含み、
前記第1基板の前記第1面は第1領域及び第2領域に区分され、
前記第1領域において、前記第1部材は前記第1基板に接し、
前記第2領域において、前記第1部材は前記第1基板から離隔している操作装置。
【請求項3】
前記第1基板に前記コイルが設けられ、
前記コイルは前記容量素子に接続されている、請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記第1基板と対向する前記第1部材の面には凹部が設けられており、
前記凹部は前記第2領域と重なる位置に設けられている、請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項5】
前記第1部材には貫通孔が設けられており、
前記貫通孔は前記第2領域と重なる位置に設けられている、請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項6】
前記第1部材は、前記第1基板の第1方向に位置し、
前記第1部材は、
前記第1基板と接する第2面と、
前記第2面から前記第1方向に延びる側壁と、を有し、
前記側壁は、前記第1領域と前記第2領域との間に設けられている、請求項1乃至5のいずれか一に記載の操作装置。
【請求項7】
前記容量素子は、前記側壁によって囲まれている、請求項6に記載の操作装置。
【請求項8】
前記第1基板に対する平面視において、前記コイルの少なくとも一部は前記第2領域と重なっている、請求項1乃至7のいずれか一に記載の操作装置。
【請求項9】
前記第1部材は、第1嵌合部を備え、
前記第1基板は、前記第1嵌合部に嵌め合わされる第2嵌合部を備える、請求項1乃至8のいずれか一に記載の操作装置。
【請求項10】
前記第1基板に対する平面視において、
前記第1基板は基準線に対して線対称な形状を有し、
前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部は、それぞれ複数設けられ、
複数の前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部は、前記基準線に対して線対称ではない位置に設けられている、請求項9に記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、演奏操作装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子鍵盤楽器などにおいては、鍵の押下を検出し、検出結果に基づいて音信号を生成する。押鍵の検出は、接触式のセンサまたは非接触式のセンサによって実現される。このような非接触センサには距離センサとして用いることができるセンサもあるため、鍵の押下量を連続的に測定することができる。これにより、鍵の動きを精度よく発音に反映することができ、また、アフタータッチの検出にも用いることができる。
【0003】
非接触式のセンサには、例えば、光学センサが含まれる。光学センサは磁気誘導型センサに比べて、外部から侵入した光の影響を受けたり、汚れの影響を受けたりする。例えば、電子鍵盤楽器では可動部分においてグリスが用いられている。このグリスが飛散することで、光センサが汚れる場合がある。また、このようなセンサは、音源を搭載したアコースティックピアノなどにおいても用いられる場合がある。アコースティックピアノの場合には、演奏時に筐体の一部(例えば屋根板)を開けることもあり、外光の影響を受ける場合がある。
【0004】
このような影響を受けない非接触式のセンサとして、例えば、磁気誘導型センサがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第4580478号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
磁気誘導型のセンサは非接触式であるため、コイルが配置される基板の一方は、押鍵に伴って移動する部分に取り付ける必要があるため、各鍵に対応して取り付けられる。鍵盤楽器では多くの鍵が用いられるため、鍵盤楽器の製造工程において、各鍵に基板を取り付ける作業の効率化が求められる。
【0007】
本発明の目的の一つは、磁気誘導型センサを用いる演奏操作装置の製造工程を容易化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、距離センサ、操作子および保持部を備える演奏操作装置が提供される。前記距離センサは、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定する。前記操作子は、操作者によって操作可能である。前記保持部は、前記操作子と前記第2基板との間において前記第1基板を保持し、前記操作子と一体に移動する。
【0009】
本発明の一実施形態によれば、距離センサ、操作子および保持部を備える演奏操作装置が提供される。前記距離センサは、それぞれ導電体が配置された第1基板および第2基板を含み、前記第1基板と前記第2基板との距離を測定する。前記操作子は、操作者によって操作可能である。前記第1部材は、前記操作子に連動する。前記保持部は、前記第1部材と前記第2基板との間において前記第1基板を保持し、前記第1部材と一体に移動する

【0010】
前記操作子と前記保持部とは同一材料であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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